更新日:2024年11月19日
メジャーリーグ、NYメッツのオーナー兼ヘッジファンド経営者のスティーブ・コーエン氏が、米NYクイーンズ区に、大規模なカジノ、ホテル、音楽施設を含む複合施設を建設する80億ドルの計画を発表しました。
このカジノホテルは、ハードロック社が運営予定で、レストラン、バー、カジノ、スポーツブック、ライブハウスに加え、手頃で本格的なダイニングオプション、地元業者による料理、コミュニティ向けのイベントスペースも建設予定です。
ハードロックのCEO、ジム・アレン氏は、ハードロックが1984年の創業以来、NYにコミットしてきたことを強調し、地域の雇用やコミュニティパートナーとして、世界クラスのエンターテインメント企業としての評判を、この地区に広げることへの期待を表明しました。
メトロポリタンパークと名付けられたこの施設は、メッツの60年以上の歴史を持つ球団名に由来し、20エーカーの緑地とフラッシング湾への、好アクセスが特徴です。
また、利便性の高い大量輸送駅、駐車場、近代化された道路や、自転車ネットワークも整備される予定です。
コーエン氏は、「NYがスポーツとエンターテインメントのパークを手に入れる時が来た。メトロポリタンパークは、人々が楽しむだけでなく、誇りに思える共有スペースを提供する。」と語っています。
メトロポリタンパークの開発は、メッツのホーム、クイーンズの活性化と、地域経済に新たな活力をもたらすことになるでしょう。
画像出典:Metropolitan Park公式HP
“https://www.metropolitanpark.com/?itemId=w9xrkb6ds4xj36epg7o8k5o16aveif-cx7sc”
コーエン氏は、メトロポリタンパークの建設にあたり、クイーンズのコミュニティリーダーたちと、500回以上のミーティングを開催し、多くのゲストを招いてセッションを実施しました。
コーエン氏は、15,000人の高賃金の正社員と、建設組合員の雇用を提供することを約束し、地元住民を優先して採用する予定です。
クイーンズ区には、240万人の住民と300万人のメッツファンが存在し、周囲には、全米オープンが開催されるフラッシングメドウズや、計画中のニューヨークシティFCのスタジアムが、隣接します。
その他にも、2200万人が利用するラガーディア空港も至近距離にあり、100万人以上の観光客が訪れるとの予測があります。
さらに、USオープンテニス開催、サッカースタジアム建設も予定されていることから、コーエン氏は、メトロポリタンパークは、今後30年間で1300億ドルの経済効果をもたらすだろうと主張しています。
また、スポーツが地域文化に深く根付いていることから、スポーツベッティングの人気が高まることが、期待されています。
特にメッツのファンにとって、野球の試合へのベッティングは、大きな人気を集める可能性があります。
コーエン氏の構想通り、この大規模カジノ計画が実現すれば、クイーンズは、ニューヨークの新たな観光スポットの目玉となるでしょう。
画像出典:Metropolitan Park公式HP
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メトロポリタンパークは、年間を通じての観光地として機能し、野球のオフシーズンでも、国内外の観光客を呼び込む、重要な機会を強調しています。
しかし、メトロポリタンパークの計画にはまだ確実性が欠けているため、知事とニューヨーク州議会の承認が必要です。
なぜなら、計画されている土地は、公園に指定されているため、商業開発には分類の変更が必要だからです。
ニューヨーク州内でも意見が分散し、上院議員のラモス氏は、この計画の公園指定変更に反対し続けています。
一方で、クイーンズ商工会議所や民主党の区長など、コーエン氏の計画を支持する声も上がっています。
また、クイーンズには既にリゾートワールドニューヨークのIR施設が存在し、これがフルスケールのカジノになる可能性が高いと、見られています。
しかし、ニューヨーク州が、クイーンズ地域に、新たなカジノライセンスをいつ発行するかはまだ未定で、早ければ2024年、遅くとも2025年に、決定される見込みです。
ニューヨーク市内でも、タイムズスクエア、ハドソンヤード、コニーアイランドなどで別のカジノプロジェクトが検討中で、バリーズ社がブロンクスにあるトランプ氏のゴルフコースを買収し、新たなカジノ計画を進めているとの噂もあります。
このように、現在ニューヨークでは、カジノライセンスを巡る競争が加速し、その動向に注目が集まっています。
画像出典:Metropolitan Park公式HP
“https://www.metropolitanpark.com/?itemId=ichkl2yuhp92tmctfd7aqlge2cu9l9-fcz2r”
NYにおける大規模カジノ計画は、メッツのホームグラウンド、クイーンズ地域にも、重要な影響を及ぼしています。
クイーンズの地元経済と、雇用に新しいチャンスを与えるこの動きは、地域全体に利益をもたらす可能性を秘めています。
また、地元ビジネスの活性化と観光業の振興に加えて、スポーツとエンターテイメントの相乗効果が、期待されています。
しかし、コミュニティの安全と、環境維持への配慮も、重要な課題となっています。
今後、メトロポリタンパークが、ニューヨーク州全体のカジノライセンス競争の中で、地域住民、ビジネス、そしてメッツファンが、どのように恩恵を受けるかに、注目が集まっています。
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小山道也
カジマル編集長担当、オンカジ業界専門家
オンカジ業界経験10年超。コンサルタントとして就業した後に、欧州でビジネス修士号を取得。そして、海外マーケテシング企業にて、オンラインカジノのメディア立ち上げに携わり、今に至る。 論理思考や分析思考をもとに、入金不要ボーナスをさまざまな観点で解析し、読者に分かりやすく解説するのが得意。独自のレーダーチャートは、その他メディアでも参考にされ業界の標準化にも貢献した。当メディアの運営以外では、オンカジサイト立ち上げ時の外部アドバイザーとしても活動している。
西尾昇
コンテンツ制作担当
ディーラーとしてゲーミング業界に携わる。その後、表舞台からは身を引き、コンテンツ制作に回り、ルーレットやバカラのゲーム解説や攻略記事をはじめ、オンカジ比較評価記事やボーナスの解説コンテンツの制作に従事。業界での人脈が広く、各社のキーパーソンと繋がっているので裏情報にも精通。カジマル.comでは、業界の隅々を分かりやすく解説し定評を得る。エディトリアルメンバーの中ではエキスパートとして立ち回っている。