更新日:2024年11月20日
スロット・パチスロのリーチ目とは
スロット・パチスロのリーチ目とは、リール上で特定の組み合わせが揃った際に、ボーナスの当選が確定する出目(出現パターン)を指します。
リーチ目が出現した場合、プレーヤーはボーナスが確定したことを察知し、大きな期待感と興奮を味わえます。
リーチ目のパターンは機種ごとに異なり、多くの機種ではリール上に特定の図柄が斜めや一直線に並ぶなどの形が一般的です。
例えば、特定の図柄が一直線に並ぶパターンや、中段に特定の図柄が並ぶパターンなどがあります。
リーチ目は、プレーヤーにとって1つの大きな楽しみであり、特にパチスロファンにとっては、リーチ目の出現はゲームの醍醐味の1つです。
また、リーチ目を覚えるとプレーヤーはより効果的にゲームを進められ、さらなる勝利を目指せます。
このようにリーチ目の出現はボーナスへの期待を高め、スロットの楽しさを増幅させる重要な要素です。
リーチ目の図説サンプル
リーチ目の図説サンプルを説明します。
リーチ目で主に使われているのは、ノーマルAタイプと呼ばれるパチスロです。
AT機やART機にもリーチ目はありますが、その多くは液晶演出が絡むため、あまりリーチ目としての意味がありません。
以下に紹介するリーチ目の図説サンプルは、ノーマルAタイプでよく見る出目です。
【ボーナス一直線型】
ボーナス一直線型とは、BARや7などのボーナス絵柄がペイライン上に一直線に並ぶリーチ目で、最も基本的な出目です。
ほとんどのパチスロにおいて、ボーナス一直線型はリーチ目として採用しています。
特に有名なのがジャグラーシリーズで、どのような形であれボーナス一直線型は問答無用のリーチ目になり、次ゲームでは必ずGOGOランプが光ります。
【小役ハズレ型】
小役ハズレ型とは、特定の小役がペイラインにテンパイし、右リールで外れるリーチ目です。
小役が揃うかと思いきや、右リールで外れるその衝撃は、全てのプレーヤーを魅了しています。
ただし小役ハズレ型をリーチ目ではなくチャンス目として採用するパチスロも多く、特に6号機がその傾向にあります。そのため、機種によっては過度な期待は禁物です。
【ボーナス図柄テンパイ型】
ボーナス図柄テンパイ型とは、左・中リールでボーナス図柄がテンパイするだけで何かしらのボーナスが確定するリーチ目です。
左リールを停止する前に、すでにリーチ目として成立しています。
名機で見るパチスロのリーチ目
次に、名機で見るパチスロのリーチ目を紹介します。
液晶演出が当たり前の現在、リーチ目の有り難みがかなり薄れてきましたが、過去にリリースされた名機は違います。
今や伝説となったリーチ目も多く、その後のパチスロ機種でもよく引き継がれています。
以下に名機で見るパチスロのリーチ目を3つ紹介します。
- クランキーコンドル
クランキーコンドルのリーチ目と言えば、上段青7テンパイです。
左・中とリールを停止し、上段に青7がテンパイするだけでボーナスが確定!しかもズルっと滑ってのテンパイならBIGボーナスが濃厚です。
上段青7テンパイが見たく、小役の取りこぼしを気にせず常に青7を狙いながら遊んでいたプレーヤーも多くいました。
狙っても、なかなかテンパイしてくれないのも上段青7テンパイの面白さです。
- 大花火
初のMAX711枚獲得を可能にした大花火を代表するリーチ目が、三連ドンちゃんです。
元は、同社のサンダーVで採用された三連ボーナス図柄を引き継いだリーチ目です。
さらに中リール中段にドンちゃんが停止し、トリプルテンパイになればBIGボーナスが確定します。
トリプルテンパイになった時点で特別なテンパイ音が鳴り響き、プレーヤーを祝福してくれます。
- ニューパルサー
ニューパルサーで一躍有名になったリーチ目が、下段チェリー付き7、通称「ゲチェナ」です。
左リールの上段か下段にボーナス図柄が停止した状態で、ゲチェナが出現するとボーナスが確定します。
またゲチェナ単体でもリーチ目になりますが、左リールの中段にボーナス図柄が停止するとただのチェリー配当のみで、ボーナスを否定します。
まとめ
今回は、スロット・パチスロのリーチ目とは何なのか?リーチ目の図説サンプルや、名機から見るリーチ目などについて詳しく解説しました。
リーチ目とは、何かしらのボーナスが確定していると出現する出目です。リーチ目でボーナス当選を示唆するケースが多く、パチスロプレーヤーにとっては歓喜の瞬間です。
しかしAT機が主流になった現在、リーチ目よりも先に液晶演出でボーナス当選を知ることが多いため、正直なところリーチ目の有り難さが薄れてきた印象があります。
それでもリーチ目という存在は、パチスロ本来の楽しみ方です。1つでも多くのリーチ目を暗記し、人より先にボーナス当選の歓喜に酔いしれちゃいましょう!
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小山道也
カジマル編集長担当、オンカジ業界専門家
オンカジ業界経験10年超。コンサルタントとして就業した後に、欧州でビジネス修士号を取得。そして、海外マーケテシング企業にて、オンラインカジノのメディア立ち上げに携わり、今に至る。 論理思考や分析思考をもとに、入金不要ボーナスをさまざまな観点で解析し、読者に分かりやすく解説するのが得意。独自のレーダーチャートは、その他メディアでも参考にされ業界の標準化にも貢献した。当メディアの運営以外では、オンカジサイト立ち上げ時の外部アドバイザーとしても活動している。
斉藤亜季
コンテンツ制作担当
オンカジ運営側でカスタマーサポート、キャンペーン企画、マーケティング、そしてトラブル対応など多岐に渡る役割を経験。その後、幅広い経験が認められ、カジマル.comのエディトリアルチームに参画。 過去には、ホスピタリティマネジメントの学士号を取得し、実務経験も積んでいるため、顧客管理に対する知識が深い。そのため、利用者目線での分析を得意とする。オンカジ業界はまだサービス面での改善が必要であると考え、率直な批評もいとわない。