パチスロの稼ぎは税金を納めるべき、確定申告の方法を解説

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更新日:2024-09-11

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パチスロの稼ぎは税金を納めるべきか?

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最初に結論から書いていきますが、パチスロの稼ぎは税金を納める義務があります。

それでは、いくら稼いだらパチスロの税金を納めなければいけないのでしょうか?

しかし実際問題として、納税の義務があると知っているのにも関わらず、パチスロの稼ぎを納税していない人も多くいます。

パチスロの初心者の方の中には「ギャンブルなんだから税金は関係ないでしょ」と知らない人も多くいるようですが、理由はどうであれ知らなかったでは済まされないのが法律です。

では、パチスロの稼ぎは何の税金に該当するのでしょうか?

税金に対してあまり詳しくない人は知らないかもしれませんが、パチスロの稼ぎは「一時所得」に該当します。

もっと簡単に説明すると、いわゆる臨時収入です。

よくパチスロで稼いだ時に、「臨時収入GET!」「臨時収入が入ったから遊びに行こう!」なんて思ったことありませんか?

臨時収入が入って嬉しくテンションも上がるかもしれませんが、税金のことも考えなければいけません。

これはパチスロだけでなく懸賞や福引の賞金、競馬や競艇など公営ギャンブルの払戻金、生命保険の一時金、会社から贈与された金品、遺失物拾得者や埋蔵物発見者の受ける報労金なども該当します。

通常の仕事以外で稼いだお金は基本的に一時所得なので、当然パチスロの稼ぎも税金を納めるべきです。

以下にもう少し詳しく、パチスロの稼ぎから税金を納める理由や、納めないとどうなるのか、パチスロの確定申告の方法などについて解説します。

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パチスロの稼ぎから税金を納める場合

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パチスロで稼いだからと言って、必ずしも税金を納めなければいけないというわけではありません。

パチスロの稼ぎから税金を納める必要があるのは、年間で稼いだ利益によります。

ここで覚えておきたいのが、特別控除と呼ばれる制度です。

特別控除とは一定の金額を差しくことです。一時所得の場合、利益から50万円を差し引いた金額が最終的な所得です。

つまり、パチスロなら年間の稼ぎが50万円を超えなければ、税金を納める必要はありません。

ただしこれは自営業者や事業者、フリーランス、アルバイトなど、個人で収入を得ている人が対象です。

会社から給料をもらっているサラリーマンやOLなどの給与所得者の場合、給与以外の所得が20万円以内であれば、一時所得に対して税金を納める必要がありません。

また課税金額は一時所得の1/2になるため、特別控除と合わせ年間で90万円までパチスロで稼いでも税金は発生しません。

さらに、個人でもなく給与所得者でもない無職の人の一時所得は48万円まで非課税で、もちろん特別控除50万円も適用されます。

つまり無職であれば、年間146万円以上をパチスロで稼いで、初めて税金を納める必要が出てきます。

このように雇用形態や現在の収入状況などにより、パチスロの稼ぎから税金を納めるかどうかの金額は大きく変わってきます。

特別控除や所得税の計算(所得の1/2)など、少々難しく感じるかもしれませんが、納税義務の発生金額だけ覚えておきましょう。

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パチスロの稼ぎから税金を納めなければならない理由

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ここまでの説明で、パチスロでの稼ぎに対して税金を納める義務がある理由は明確です。

パチスロの稼ぎは一時所得の税金として扱われ、納税は国民の義務です。日本に住んでいる以上、どのような収入であれ税金を納める必要があります。

パチスロの稼ぎは三店方式によって現金で受け取るため、税務署にバレにくいですが、バレた場合には大きなペナルティが課されます。

無申告が発覚した場合、税務調査に発展する場合があります。

税務調査は法人・個人問わず行われ、パチスロの稼ぎも源泉徴収されないため、利益が出ていれば納税が必要です。

未納がバレると「無申告加算税」が課せられ、所得税が50万円までなら15%、それ以上なら20%が加算されます。

複数年にわたって未納だった場合、最大で40%まで膨れ上がります。

特に悪質な場合には「重加算税」が課せられ、通常でも40%、過去に無申告が発覚している場合は50%に達します。

また、納付期限を超過すると最大14.6%の延滞税が加算されます。

最も深刻なのは「脱税」です。パチスロの稼ぎで脱税が認められ、刑事事件に発展することは稀ですが、万が一刑事罰の対象になると懲役刑の可能性もあります。

税務調査は過去5年間の所得について行われ、不正が発覚した場合は過去7年間までの追徴課税が可能です。

パチスロの稼ぎによっては、人生を左右するほどの大きなペナルティを支払う必要があります。

後悔しないためにも、パチスロで稼いだら、きちんと税金を納めましょう。

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パチスロの確定申告方法

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パチスロの税金は、毎年2月16日~3月15日の期間内に確定申告する必要があります。

この際、前年の1月1日~12月31日に稼いだ利益を申告します。

パチスロの確定申告方法には、直接税務署や特別会場に行く方法、郵送、国税電子申告・納税システムe-Taxの利用、または税理士への依頼があります。

具体的な確定申告手順については次項で解説しますが、まず知っておくべきは税金の計算方法です。

一時所得の計算方法は、以下の通りです。

  • (収入 – 支出) – 特別控除500,000円) ÷ 2

収入は1~12月の間にパチスロで稼いだ利益です。支出は証明が難しいため、通常は考慮しません。

つまり、収入から特別控除を差し引き、その半分が一時所得の課税所得金額です。

次に、この課税所得金額から最終的な納税額を算出します。

2024年7月現在の、課税所得金額に対する控除額と税率は以下の通りです。

課税所得金額(円) 控除額 税率
195万以下 なし 5%
195万以上330万以下 ¥97,500 10%
330万以上695万以下 ¥427,500 20%
695万以上900万以下 ¥636,000 23%
900万以上1,800万以下 ¥1,536,000 33%
1,800万以上4,000万以下 ¥2,796,000 40%
4,000万以上 ¥4,796,000 45%

※当計算は復興特別所得税を考慮していません。

この表を参考に、正確に税額を計算して、パチスロの稼ぎに対する税金を確定申告しましょう。

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パチスロの確定申告手順

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次に、パチスロの確定申告手順を解説します。

確定申告の期間が近付いてきたら、本人確認書類や確定申告書など、必要書類を全て用意しましょう。

【確定申告に必要な書類】

  • 身分証(マイナンバーカードまたは運転免許証)
  • 印鑑
  • 確定申告書
  • 銀行口座の情報
  • 支払調書
  • 各種控除証明書

確定申告書は2種類あり、給与所得者(会社員)の人は確定申告書A、個人事業主の人は確定申告書Bを用意します。

これは確定申告書は税務署に行けばもらえますが、国税庁のホームページからダウンロードもできます。

支払調書は先述した通り、パチスロでは適用が難しいのが現実です。

しかしパチスロに関係する支出(交通費、攻略本など)を証明できる書類、画像、動画などがあれば用意しておき、調書に記載しておきましょう。

全ての必要書類を揃えて税務署へ行き、所定の窓口で提出しましょう。問題なければ納付書が発行されるので、確定申告の期間内(3月15日まで)に納付を済ませます。

パチスロの確定申告書の提出は、全てオンラインで利用できるe-Taxが断然おすすめです。

e-Taxなら必要項目を入力すれば自動的に納税額の計算が行われるため、簡単に確定申告できます。

※最新情報は、必ず国税庁のホームページでのご確認をお願いします。

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まとめ

今回は、パチスロの稼ぎは税金を納めるべきなのか?いくら以上パチスロで稼いだら税金が発生するのか?そして具体的なパチスロの確定申告の方法・手順について解説しました。

パチスロの稼ぎは一時所得に該当するため、基本的に年間50万円以上稼いだ場合には必ず税金を納めなければいけません。

これは国民の義務であり、知らぬ存ぜぬは通用しません。

どうせバレないからと、意図的にパチスロの税金を納めない人も一定数いますが、バレた時のペナルティは想像以上の大きさです。

税務署は税金のプロなので、税務調査に入ればほぼ確実に稼ぎが判明します。

後になって後悔しないためにも、パチスロの稼ぎは必ず期限内に確定申告を済ませるようにしましょう。

また、パチスロ以外にもギャンブルでお金を増やすには、オンラインカジノがおすすめです。

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また、銀行振込オンラインカジノや、仮想通貨対応のオンラインカジノなど、決済方法も好みに合わせて選べます。

この機会にオンラインカジノを活用し、パチスロと併せて新たな稼ぎ方を見つけてみましょう。

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