野球の賭け方 – 競技別ブックメーカー攻略シリーズ

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更新日:2020-05-05

野球は、スポーツベッティングの中でも人気種目の1つで、エンターテイメント性に優れたスポーツです。スポーツベッティングに慣れた人であれば、様々なスポーツの中でも野球が賞金稼ぎに適していることはご存知かもしれません。

野球では、マネーラインからランライン、パーレイなど豊富な賭けオプションがあります。当記事では、それぞれの賭け方について、例を用いながら一つずつ分かりやすく解説していきます。

野球のマネーライン(Money Lines)

野球のマネーラインとは、勝つと予想されるチームに賭ける方法です。野球の賭けオプションの中でもっとも賭けやすい方法の1つで、勝つチームを選ぶだけのシンプルな賭け方法です。マネーラインでは、実力差を考慮してハンデが与えられるポイントスプレッドはなく、各試合・チームごとにオッズが割り振られます。

では、実際にマネーラインの例を見てみましょう。

ロサンゼルス・ドジャース -320 vs. アリゾナ・ダイヤモンドバックス +210

上記のマネーラインの場合、ロサンゼルス・ドジャースが優勢で、アリゾナ・ダイヤモンドバックスは劣勢であることが分かります。

このオッズは、各チームのピッチャーや過去実績などの情報をもとに決められています。優勢であるロサンゼルス・ドジャースに賭けた場合、320ドルを賭けて100ドルの利益を得るのに対して、アリゾナ・ダイヤモンドバックスに賭けた場合、100ドルを賭けて210ドルの利益を獲得することができます。

ここで注意が必要なのは、オッズが頻繁に更新されることです。常に各試合でのオッズを確認するようにしましょう。(次に紹介するランラインでも同様です)

野球のランライン(Run Lines)

野球のランラインとは、野球におけるポイントスプレッドのことです。ランラインでは実力差を考慮してハンデが与えられ、一般的に「-1.5」と「+1.5」のラインが設定されます。このラインは、マネーラインと同様の情報をもとにして決められています。

では、実際にランラインの例を見てみましょう。

ロサンゼルス・ドジャース -1.5 (-170) Vs. アリゾナ・ダイヤモンドバックス + 1.5 (+130)

上記のランラインの場合、ロサンゼルス・ドジャースに賭けて勝つには、2点以上差でロサンゼルス・ドジャースが勝つ必要があります。一方でアリゾナ・ダイヤモンドバックスに賭けた場合、1点差で試合に負ける、あるいは試合に勝つことで、賭けに勝つことができます。

配当の仕組みは、マネーラインと同じです。ロサンゼルス・ドジャースに賭けて勝った場合は、170ドルを賭けて100ドルの利益を得ることができます。一方で、アリゾナ・ダイヤモンドバックスに賭けて勝った場合には、100ドルを賭けて130ドルの利益を獲得できます。

このランラインに賭けるメリットは、賭け額が通常より少額で済むことです。

野球のファースト 5イニングベット(1st 5 Inning’s Bet)

野球のファースト 5イニングベットとは、5回の結果にお金を賭けるマネーラインのことです。オッズには、マネーラインのオッズが使われています。ファースト 5イニングベットに勝つには、まず試合が最低でも4回半まで続く必要があります。

例えば、「ロサンゼルス・ドジャース -210」があるとします。これは、ロサンゼルス・ドジャースに賭けて当たると、210ドルを賭けて100ドルの利益を得られることを意味しています。

またファースト 5イニングベットでは、ホームチームに賭けて、4回半の時点で勝っている場合には、賭けの勝ちが決まります。しかし、4回半まで接戦の場合、5回まで勝敗の様子を見ることができます。もし5回が接戦で終わった場合には、賭け金が払い戻されます。

ファースト 5イニングベットに賭ける時に重要なのは、ピッチャーです。ピッチャーが相手チームを5回までおさえて先制できることに自信がある場合には、ファースト 5イニングベットに賭けてみましょう。ファースト 5イニングベットでは、他にもトータルランに賭けることができます。トータルランでは、両チームの勝敗に関係なく、両チームの総得点を予想します。 

例えば、トータルランが「ドジャース/ダイヤモンドバックス 3.5 over -110、under +120」の場合、オーバーに賭けたときには最低4回、アンダーに賭けたときには1〜3回までに3.5点にとどく必要があります。

野球のトータルベッティング(Total Betting)

野球のトータルベッティングとは、総得点数を予想する賭け方のことです。試合の勝敗に関係なく、両チームの総得点を予想するシンプルな賭け方です。トータルベッティングで賭けるときに重要なのは、ピッチャーの防御率です。この防御率に基づいてオッズが決められています。

以下は、トータルベッティングの例です。

ロサンゼルス・ドジャース vs. アリゾナ・ダイヤモンドバックス Total Over/Under 7.5 (-120) 

上記のトータルベッティングの場合、予想に的中した場合には、120ドルを賭けて100ドルの利益を得ることができます。

野球のパーレイ(Parlay)

野球のパーレイとは、2つ以上のチームを選んで、すべてのチームの賭けがすべて的中することで配当が支払われる賭け方です。

パーレイのメリットは、的中させることで大きな配当を得られることです。一方でデメリットが、賭けに勝つには、パーレイで賭けたチームすべての予想を的中させる必要があることです。つまり、1つのチームでも予想が外れると、全体の賭けに負けてしまいます。野球のパーレイでは、最大8つまでのチームに賭けることが可能です。

野球のイフベット(If Bets)

野球のイフベットとは、1つが当たれば次に賭けられる方法です。2から6つのチームに同時に賭けることができ、途中で予想が外れると次に進まずに終わりとなります。野球のイフベットでは、大きく分けて、シングルアクションとダブルアクションの2通りがあります。

シングルアクションは、予想に的中した時だけ次のベットに進むことができ、引き分けの場合は次のベットがキャンセルとなります。一方でダブルアクションでは、引き分けや1番目のベットがキャンセルとなっても、次のベットに進むことができます。

では、実際にイフベットの例を見てみましょう。

【1番目のベット】
ニューヨーク・メッツ -1.5 vs. セントルイス・カージナルス +1.5
(ニューヨーク・メッツに110ドルを賭けて100ドルの利益を獲得)

↓1番目のベットに勝った場合だけ、2番目のベットに進む

【2番目のベット】
シアトル・マリナーズ -1.5 vs. テキサス・レンジャーズ +1.5
(シアトル・マリナーズに110ドルを賭けて100ドルの利益を獲得)

野球のフューチャーベット(Futures Bets)

野球のフューチャーベットとは、これから始まる試合に対して賭ける方法です。野球のフューチャーベットでは、アメリカンリーグペナント、ナショナルリーグペナント、ワールドシリーズなどに賭けることができます。

フューチャーベットは、シーズン前または期間中でも賭けることが可能です。ブックメーカーは、過去やその年の実績など様々な要素を考慮して、オッズを決めています。

フューチャーベットは、比較的配当率が高いのが特徴です。フューチャーベットのオッズは常に変化するため、賞金を狙うには、常にオッズの最新情報を追いながらタイミングよく賭けることが重要です。

野球のプロップベット(Prop Bets)

野球のプロップベットとは、勝敗予想以外のあらゆる要素に賭ける方法です。野球のプロップベットでは、賭けられる要素が様々あり、試合が終わる前に配当を獲得できます。

例えば、「最初の点をきめるチーム」「1回でチームAが得点をきめるかどうか」「1試合に何回のホームランが出るか」などに賭けることができます。

また、特定のチームまたは選手がどれくらいの得点をきめるかを、Over/Under式で賭ける方法もあります。野球プロップベットでは、様々な要素に賭けることができ、内容によって大きくオッズが変わります。例えば「最初の点をきめるチーム」の場合では、必ずどちらかのチームが優勢になります。

スポーツベッティングで野球に賭けよう!

以上、野球の賭け方についてでした。野球には、豊富な種類の賭け方の中から選んで賭けることができます。ファースト 5イニングベットなど野球特有の賭け方もあるので、掘り下げるとどんどん楽しさが見つかります。一方で、マネーラインなどの定番もあるので、まだ知らないことが多い方は定番から始めるのも良いでしょう。

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