更新日:2024年11月20日
インターネット関連サービスを展開する大手IT企業ヤフー(Yahoo)が、ピアーツーピア型(P2P)のスポーツベッティングアプリ「Wagr」の買収契約を締結しました。
Wagrは一般的なオンラインカジノやブックメーカーとは異なり、ピアーツーピア技術によって友人や知人など、ユーザー同士でスポーツの賭けを楽しむスポーツベッティングアプリです。
まだ日本国内ではリリースされていませんが、米国ではスポーツベッティングアプリとして広く支持を集めており、Wagrを使って様々なスポーツをファン同士で楽しんでいます。
そんな、スポーツベッティングアプリWagrは、過去に様々な投資家から多額の出資を受けてきました。
アメリカ版2ちゃんねるとも呼ばれる「Reddit」を創業したAlexis Ohanian氏のSeven Seven Six社やベンチャーキャピタルのGreycroft社、その他Pear VC社、Kraft Group社、Harris Blitzer Sports & Entertainment社、BITKRAFT Ventures社など、ベンチャー企業を中心に賛同を集めています。
これだけ多数の企業から出資を受けていたWagrは、まさに将来を期待された、スポーツベッティングアプリと言っても過言ではないでしょう。
では、どうしてヤフーによる買収契約を締結したのでしょうか?その最大の理由が両社が抱える企業理念の一致です。
ヤフーのスポーツ部門では「to create and deliver the most compelling fantasy and gaming products(最も魅力的なファンタジーとゲームの製品を作り、提供する)」を目標としています。
そしてWagrのキャッチフレーズは「Challenge your friends, not the house(家ではなく友達に挑戦しよう)」です。つまり家(ブックメーカー)に賭けるのではなく、友達や他のファンに対して賭けるという意味です。
すでに多数の顧客を抱えるヤフースポーツがWagrを提供することでファンタジースポーツや純粋なスポーツファンのコミュニティが確立し、それがWagrのキャッチフレーズに繋がります。
遅かれ早かれ、両社の協力は必然だったのかもしれません。ヤフーという強大な力を持つ企業がスポーツベッティング業界に参入した今、今後の業界活性化に繋がること間違いないでしょう。
スポーツベッティングアプリWagrとは、ピアーツーピア(P2P)の技術を採用し、友人やコミュニティに集まるファン同士での賭けを楽しむアプリです。
オンラインカジノやブックメーカーが提供するアプリでスポーツベッティングをする場合、決められたオッズを元にベットします。その際、資金をスポーツベッティング運営会社に預け、的中すればオッズに従って配当を得られます。
しかしピアーツーピア型のWagrにオンラインカジノやブックメーカーなどの胴元は存在しません。Wagrで繋がるユーザー同士でスポーツベッティングを楽しみます。
例えば日本でWagrが導入されたと仮定しましょう。プロ野球の試合で「次の巨人戦は阪神が勝つ方に5,000円賭ける」と予想したとします。しかし友達は巨人が勝つと思っています。
そこで「Wagrを使って勝負しよう!」と意見が一致し、お互い納得の金額をベットし合います。
一旦Wagr側で資金を保管し、試合の勝敗決定後に予想が的中したユーザーへ配当が支払われます。
また友達ではなくWagrで繋がるファン同士での賭けも可能です。自分の選んだチームをWagr上のコミュニティへ配信し、反対のチームが勝つと予想するユーザーとマッチングできます。
スポーツファン同士の会話で意見が不一致した際に発する「じゃぁ、どっちが勝つか賭けようぜ!」を本格的なギャンブルとして楽しむアプリがWagrです。
日本では法的な壁もあるためまだリリースされていませんが、スポーツベッティングが世界中で当たり前になってきた現在、Wagrの日本上陸も十分に考えられます。
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今回は、大手IT企業のヤフーがピアーツーピア型のスポーツベッティングアプリ「Wagr」を買収したお話について詳しく解説させていただきましたが、いかがでしたでしょうか?
両社が抱える企業理念が一致したことで今回の買収が実現しました。今後ヤフースポーツがさらに活発になり、その結果Wagrのユーザー数も増えていくことでしょう。
しかし、日本ではまだWagrの利用はできません。もしスポーツベッティングを楽しみたいのでしたら、ブックメーカーの役割も担うオンラインカジノをおすすめします。
遊雅堂やコニベットなどなど、現在ではスポーツベッティングに対応したオンラインカジノも数多くあり、国内のプロ野球やJリーグはもちろん、RIZINなどの総合格闘技もベット対象です。
また、カジマル限定の入金不要ボーナスなどの特典も準備しております!
是非この機会にスポーツベッティングの興奮をオンラインカジノで味わってみてください。
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小山道也
カジマル編集長担当、オンカジ業界専門家
オンカジ業界経験10年超。コンサルタントとして就業した後に、欧州でビジネス修士号を取得。そして、海外マーケテシング企業にて、オンラインカジノのメディア立ち上げに携わり、今に至る。 論理思考や分析思考をもとに、入金不要ボーナスをさまざまな観点で解析し、読者に分かりやすく解説するのが得意。独自のレーダーチャートは、その他メディアでも参考にされ業界の標準化にも貢献した。当メディアの運営以外では、オンカジサイト立ち上げ時の外部アドバイザーとしても活動している。
西尾昇
コンテンツ制作担当
ディーラーとしてゲーミング業界に携わる。その後、表舞台からは身を引き、コンテンツ制作に回り、ルーレットやバカラのゲーム解説や攻略記事をはじめ、オンカジ比較評価記事やボーナスの解説コンテンツの制作に従事。業界での人脈が広く、各社のキーパーソンと繋がっているので裏情報にも精通。カジマル.comでは、業界の隅々を分かりやすく解説し定評を得る。エディトリアルメンバーの中ではエキスパートとして立ち回っている。