更新日:2024年11月19日
昨今、コロナ渦などの影響も相まって、オンラインカジノを始めとしたギャンブルの人気が世界的に上昇しています。
そんな中、オーストラリア最大の都市・シドニーにあり、オーストラリアの最高学府の一つとして知られるシドニー大学に、ギャンブル研究所「Centre of Excellence in Gambling Research (CoEGR)」が設立されました。
また、CoEGRで行われる研究は、シドニー大学のサリーゲインズベリー教授によって主導されることも、併せて発表されています。
ゲインズベリー教授は、ギャンブル依存症を研究・治療するクリニックのディレクターや、テクノロジー中毒を研究するチームの設立者として知られています。
ギャンブルによる悪影響を研究する第一人者と言っても、過言ではないでしょう。
CoEGRでは、ゲインズベリー教授の指導の下、多岐にわたる専門家が集結し、ギャンブル中毒や責任あるギャンブルに関する実用的な研究を行い、解決策を追求しています。
さらに、CoEGRの際して、責任あるゲーミングの研究に資金を提供するファンド、「International Centre for Resnponsible Gaming (ICRG)」が$600,00に及ぶファンドを提供していいます。
また、大手ゲームプロバイダーEntain Australiaも、このプロジェクトをサポートしています。
iGaming業界からの強力な支援によって設立されたCoEGRは、資金面のみならず、研究のリソース面においてもバックアップが確約されています。
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カジノやギャンブルは、適切な自己管理のもとで楽しむと、素晴らしい娯楽ですが、ギャンブル依存症などの社会的な悪影響も、確かに存在しています。
ゲインズベリー教授が以前行った研究では、欧州諸国の成人の1%が、ギャンブル依存を経験していると言われています。
また、成人の4%が、深刻なギャンブル依存症に、無意識に陥言っていることが明らかになりました。
このようなギャンブル関連の問題には、専門家による科学的な対処が必要です。
しかし、問題を抱えている人の中で、わずか10%未満しか専門家のサポートを受けていないというデータもあります。
しかし、CoEGRはシドニー大学の下で、ICRGやプロバイダーの支援を受けて設立されたため、非公開のデータを研究に活用することが可能です。
その結果、大学の研究機関とギャンブル産業の垣根を超えた研究を実施することが可能です。
CoEGRの研究が進めば、ギャンブル中毒など、ギャンブルが与える悪影響に対し、より効果的に解決へとリーチすることが出来るでしょう。
ITの進化や、コロナ渦によるステイホーム期間も相まって、オンラインカジノを始めとする、ギャンブル産業は急速に人気を拡大している反面、ギャンブル依存症に対するアプローチが進んでいないのが現状でしょう。
しかし、最近は各オンラインカジノに、自己管理ツールが装備されるなど、ギャンブルにおける悪影響を排除しようとする流れがあることも事実です。
ゲインズベリー教授は、ギャンブル依存症患者の現状について、以下の様にコメントしています。
「ギャンブルをしている人たちは、本格的な中毒症状が出て、初めて専門家による治療を求めているのが現状です。
私たちは、コミュニケーション体制の構築や、消費者に寄り添ったツールを使い、もっと早い段階で、ギャンブル依存症に対する解決策を提示可能にすることが必要でしょう」
オーストラリアでは、オンラインカジノなど、若者の間で人気が上昇しているギャンブルが与える悪影響を防止するアプローチを、国が主導して進めています。
その具体的なアクションとして、BetStopと呼ばれる、自分自身でオンラインカジノの登録を制限するアプリも登場するなど、責任あるギャンブルに対する意識が高まっていることが、分かります。
ギャンブル産業は、オンラインカジノを始めとするiGaming市場の拡大もあり、更なる成長段階の時期であると言えるでしょう。
テクノロジーが進歩する反面、ギャンブル中毒に関する問題は、いまだに根強く残ります。
しかし、裏を返せば、伸びしろともいえるのではないでしょうか。
近い将来、ギャンブル産業全体で、ギャンブル中毒に対するサポート体制が整えば、さらに楽しめる娯楽に成長するでしょう。
今回は、シドニー大学が設立した研究機関「CoEGR」について紹介しました。
近年は、オンラインカジノなど、iGaming市場の急成長により、ギャンブル産業は更なる新たなフェーズへと突入しています。
一方、ギャンブル中毒などの問題はいまだ根強く残っており、このような問題に対する専門的なアプローチが不足していることが現状です。
CoEGRは、設立にあたって、ICRGや大手プロバイダーEntain Australiaが協力しており、ギャンブル中毒を研究し、より効率的なアプローチを究明することが期待されています。
CoEGRの設立で、ギャンブル産業がより安全に成長することが期待されます。
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カジノゲームは、ギャンブル中毒などの懸念を除けば、ボケ防止や投資目的など、様々な長所があります。しっかり自己管理をして、楽しくギャンブルを楽しみましょう。
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小山道也
カジマル編集長担当、オンカジ業界専門家
オンカジ業界経験10年超。コンサルタントとして就業した後に、欧州でビジネス修士号を取得。そして、海外マーケテシング企業にて、オンラインカジノのメディア立ち上げに携わり、今に至る。 論理思考や分析思考をもとに、入金不要ボーナスをさまざまな観点で解析し、読者に分かりやすく解説するのが得意。独自のレーダーチャートは、その他メディアでも参考にされ業界の標準化にも貢献した。当メディアの運営以外では、オンカジサイト立ち上げ時の外部アドバイザーとしても活動している。
西尾昇
コンテンツ制作担当
ディーラーとしてゲーミング業界に携わる。その後、表舞台からは身を引き、コンテンツ制作に回り、ルーレットやバカラのゲーム解説や攻略記事をはじめ、オンカジ比較評価記事やボーナスの解説コンテンツの制作に従事。業界での人脈が広く、各社のキーパーソンと繋がっているので裏情報にも精通。カジマル.comでは、業界の隅々を分かりやすく解説し定評を得る。エディトリアルメンバーの中ではエキスパートとして立ち回っている。