更新日:2024年11月19日
オンラインカジノを運営するためには、厳しい審査を受けた上でライセンスを取得する必要があります。オンラインカジノはこのライセンス情報をサイト内に掲載することで、安全性を証明することができます。
オンラインカジノにライセンスを付与している機関は多くありますが、それらの中でも特に信頼度が高いものとして知られているのが、MGA (Malta Gaming Authority/マルタ賭博運営局)です。日本でサービスを展開しているオンラインカジノの多くのこのMGAによるライセンスを取得しています。
マルタ賭博運営局(MGA)は、最近、2つのカジノライセンスの停止、及びライセンス申請の取り下げを発表しました。この発表により、MGAは不履行業者に対して強硬姿勢を見せ、カジノオペレーターにはMGAによるライセンス停止に対する警告がなされました。
今回ライセンスの停止の対象となったのは、Totup System Limitedと4tune-Software GmbHの2つのサプライヤーです。これら2つのサプライヤーは、カジノライセンスの手数料の支払いを怠っていたとされています。
Totup System Limitedは2022年と2023年の適用ライセンス料を支払わず、その未払い額はなんと50,000ユーロに上りました。
Totupは、20日以内に書面でライセンスの取り消しを訴えることができますが、MGAは依然としてすべての未払い金の決済を要求しており、50,000ユーロものライセンス料支払いは行われていない模様です。
一方で、4tune-Software GmbHについては具体的に金額は明かされていませんが、同じくライセンス料の未払いが指摘されています。4tune-Softwareは3月28日にライセンスを取り消されており、直ちに未払いの料金を支払うよう要求されています。
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次にライセンス申請の取り下げについてです。
対象となったのは、nl-bet.ng。nl-bet.ngの今回の措置は、サイト上で「MGAと関連がある」と誤った内容を掲載したことがきっかけとなりました。
MGAはこの主張を否定し、nl-bet.ngからのいかなる言及も「虚偽で誤解を招くもの」であると述べました。
さらに、「認可を受けていない事業者の活動は規制されておらず、枠組みによって定められた必要な保護措置も提供されていないため、このような事業者との取引は消費者にとって危険である」と述べています。
最終的には、このnl-bet.ngの不適切な発言により、nl-bet.ngのライセンス申請が取り下げられました。
このように今回、短期間でMGAが2つのカジノライセンスの停止、及びイセンス申請を取り下げたことにより、カジノオペレーターは、MGAによる強力な規制の厳格さを改めて実感することとなりました。
それと同時に、MGAのライセンスを取得しているオペレーターの信頼度を高める結果にもなったと言えます。
MGAは、業界に信頼性と安全性をもたらすために、常に努力を惜しまない姿勢で取り組んでいます。
今回のライセンス停止は、カジノ業界の中での厳格な規制措置の一例であり、今後も厳しい規制が継続されることでしょう。さらに、このような厳しい規制は、MGAに限らずすべてのライセンス付与機関に対して期待されることでしょう。
日本でもカジノの規制が強化される可能性があります。日本政府は、カジノを含む統合型リゾート(IR)の開発を進めていますが、IRに関する法律には厳格な規制が含まれています。
これにより、カジノを含むIRが合法化された場合でも、安心安全に楽しめるような規制が見込まれます。
大阪・舞洲の南西に位置する人工島である、夢洲は、日本でもっとも有名なIR施設の一つであり、すでに政府から認可を受けています。
夢洲にIRが誕生した場合、カジノ以外にもホテル、ショッピングモール、劇場などの娯楽施設が建設されることが計画されており、これにより国内外から多くの観光客が訪れることが予想されています。
つまり、日本政府がカジノを認可したことによって、観光業や地方経済に大きな影響を与えることが期待されているのです。
夢洲ではすでに建設計画が進んでおり、日本でもカジノ規制についての議論が行われており、夢洲に関する報道は注目されています。
日本政府がカジノを認可した背景には、観光産業の活性化や地方経済の活性化があります。
しかし、カジノ規制には賛否両論あり、一部の人々からはカジノによる社会問題や依存症などの懸念が指摘されています。
カジノ規制についてはまだ議論が進んでいませんが、MGA同様の規制が、日本においてもカジノ業界に導入されることが見込まれています。
日本政府はカジノを解禁する際に、厳格な規制を導入し、ギャンブル依存症を防止することを目的としており、MGAのように不遵守に対して厳格な取り締まりを行うことが予想されています。
今回のMGAの決断は、カジノ業界における不遵守に対する厳格な姿勢を示すものであり、日本政府も同様の姿勢を取ることで、カジノ業界の安全性を確保することが求められています。
日本におけるカジノ解禁によって、夢洲というカジノリゾートが誕生することが決定しています。人々が安心して楽しめる環境を提供するために、日本政府が厳格な規制によって消費者を保護する必要があります。
そして、規制によって安全性が確保されたカジノ業界は、日本の観光産業に大きな影響を与えることが期待されています。実際に夢洲にカジノを利用してみようと考えている方は、日本のギャンブル規制に関する最新情報を見逃さないようにしましょう。
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小山道也
カジマル編集長担当、オンカジ業界専門家
オンカジ業界経験10年超。コンサルタントとして就業した後に、欧州でビジネス修士号を取得。そして、海外マーケテシング企業にて、オンラインカジノのメディア立ち上げに携わり、今に至る。 論理思考や分析思考をもとに、入金不要ボーナスをさまざまな観点で解析し、読者に分かりやすく解説するのが得意。独自のレーダーチャートは、その他メディアでも参考にされ業界の標準化にも貢献した。当メディアの運営以外では、オンカジサイト立ち上げ時の外部アドバイザーとしても活動している。
西尾昇
コンテンツ制作担当
ディーラーとしてゲーミング業界に携わる。その後、表舞台からは身を引き、コンテンツ制作に回り、ルーレットやバカラのゲーム解説や攻略記事をはじめ、オンカジ比較評価記事やボーナスの解説コンテンツの制作に従事。業界での人脈が広く、各社のキーパーソンと繋がっているので裏情報にも精通。カジマル.comでは、業界の隅々を分かりやすく解説し定評を得る。エディトリアルメンバーの中ではエキスパートとして立ち回っている。