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更新日:2024年11月07日

バスケットボールの賭け方 – 競技別ブックメーカー攻略シリーズ

バスケットボールに対するベッティングは、勝敗だけでなくエンターテインメント性の高いプロップベッティングなどでも楽しめます。このプロップベットがバスケットボールでは人気があるようです。シーズン期間中であれば、毎日試合が開催されているため、日ごとに賭け方を変えたりもできます。

当ページでは、バスケットボールの様々な賭け方について、具体例を用いながら一つずつ分かりやすく解説していきます。

目次

  1. 1. バスケットボールのポイントスプレッド(Point Spread)
  2. 2. バスケットボールのトータルベッティング(Total Betting)
  3. 3. バスケットボールのクォーター&ハーフポイントスプレッド(Quarter and Half Point Spread)
  4. 4. バスケットボールのバイイングポイント(Buying Points)
  5. 5. バスケットボールのマネーライン(Money Lines)
  6. 6. バスケットボールのティーザーベッティング(Teaser Betting)
  7. 7. バスケットボールのパーレイ(Parlay)
  8. 8. バスケットボールのイフベット(If Bets)
  9. 9. バスケットボールのフューチャーベット(Futures Bets)
  10. 10. バスケットボールのプロップベット(Prop Bets)
  11. 11. スポーツベッティングでバスケットボールに賭けよう!

バスケットボールのポイントスプレッド(Point Spread)

バスケットボールのポイントスプレッドとは、対戦者同士の想定される実力差を考慮してハンデが与えられる賭け方です。

ポイントスプレッドのオッズは、そこまで大きく変わりません。これは、ハンデを決めるライン(基準)が頻繁に変化するため、オッズがほぼ固定されているからです。ポイントスプレッドは、 バスケットボールの試合でよく見かける定番の賭け方です。

では、実際にポイントスプレッドの例を見てみましょう。

フェニックス サンズ -4 (-120) vs. LA クリッパーズ +4 (-120)

上記のポイントスプレッドでは、フェニックス サンズが優勢となっています。優勢のフェニックス サンズに賭けて勝つためには、フェニックス サンズが4点以上の差で勝つ必要があります。それぞれ予想が的中すると、120ドルを賭けて100ドルの利益を獲得できます。

バスケットボールのトータルベッティング(Total Betting)

バスケットボールのトータルベッティングとは、他のスポーツにおいても賭けられる様に、両チームの総ゴール数を予想する賭け方のことです。トータルベッティングのオッズは、そこまで大きく異なりませんが、予想される総ゴール数は対戦するチームの実力によって大きく異なります。

例えば、ハイスコアゲームになりやすいチーム同士が戦う試合では、守備に回りやすいチーム同士が戦う試合よりも、総ゴール数が高めになります。トータルベッティングでは、両チームの総ゴール数があらかじめ予想されその数字が基準値となり、実際の結果がその数を上回るか、または下回るかを予想して賭けます。

では、実際にトータルベッティングの例を見てみましょう。

フェニックス サンズ vs. LA クリッパーズ Total over/under 196.5 (-120)

上記のトータルベッティングでは、総ゴール数が「196.5」と予想されています。「オーバー」に賭けた場合、両チームを合わせて197点のスコアを出さなければなりません。それぞれ予想が的中すると、120ドルを賭けて100ドルの利益を獲得できます。

バスケットボールのクォーター&ハーフポイントスプレッド(Quarter and Half Point Spread)

バスケットボールのクォーター&ハーフポイントスプレッドとは、試合のクォーターまたはハーフタイムに賭けるポイントスプレッドです。

通常のポイントスプレッドよりも、試合の時間が短いため、オッズはそれぞれ半分または4分の1になることがほとんどです。以下は、先ほどのポイントスプレッドで使った例を、クォーター&ハーフポイントスプレッドの場合に変換したものです。

【クォーター】
フェニックス サンズ -1 (-120) vs. LA クリッパーズ +1 (-120)

【ハーフ】
フェニックス サンズ -2 (-120) vs. LA クリッパーズ +2 (-120)

バスケットボールのバイイングポイント(Buying Points)

バスケットボールのバイイングポイントとは、オッズのポイントを買い取る賭け方です。仕組みは、アメリカンフットボールのバイイングポイントとほぼ同じですが、買い取ることができるポイント数が、バスケットボールでは0.5〜2が一般的となっています。

バイイングポイントでのオッズは、この買い取るポイント数に応じて、変化します。ポイントを買い取ることで、賭けに勝ったり、引き分けに持ち込むことができるときにバイイングポイントは使われます。

例えば、あるチームが+2.5で、3点以上のスコアで負けることがないと予想する場合には、0.5のバイイングポイントを追加して「+3」にすることができます。また以下は、それぞれのポイント数を買い取ったときに、オッズがどのように変化するかを一覧にしたものです。

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バスケットボールのマネーライン(Money Lines)

バスケットボールのマネーラインは、勝つと予想されるチームに賭ける方法です。バスケットボールでは、ポイントスプレッドの次によく見かける賭け方です。マネーラインは、ポイントスプレッドと比べると、優勢なチームに賭けたときの配当がそこまで多くないことから、2番目の人気となっています。しかし、マネーラインの方が、劣勢なチームに賭けた時のリターンが大きい特徴があります。

では、実際にマネーラインの例を見てみましょう(ポイントスプレッドの例と同じ試合を使います)

フェニックス サンズ (-190) vs. LA クリッパーズ (+120)

上記の例を見て分かる通り、マネーラインのオッズは、ポイントスプレッドのときのオッズと異なります。マネーラインでは、フェニックス サンズに賭けた場合、190ドルを賭けて100ドルの利益を得ることができます。

バスケットボールのティーザーベッティング(Teaser Betting)

バスケットボールのティーザーベッティングとは、あらかじめ劣勢なチームのポイントを追加したり、優勢なチームのポイントを減らすことで、プレイヤーにとって有利になるよう調整した状態で賭ける方法です。

仕組みは、アメリカンフットボールのティーザーベッティングと似ていますが、バスケットボールでは加算できるポイントが4〜5ポイントです。ティーザーベッティングでは、パーレイのように2つ以上のチームを組み合わせて賭けることができます。ポイントをプレイヤーの予想に合わせて調整でき、オッズもそれに合わせて変動します。

では、実際にティーザーベッティングの例を見てみましょう。

フェニックス サンズ -4 vs. LA クリッパーズ +4

上記の場合で、フェニックス サンズが勝利しそうだけれど、4ポイント以上の差で勝ちそうにない時に使えるのがティーザーベッティングです。また、スペシャルティーザーベッティングの場合には、合計で8〜10ポイントを加算することができます。多くのポイントを加算できる分、引き分け(ドロー)になると、負けと判断されることが多くなります。

ティーザーベッティングでは、各ブックメーカーごとにルールや定義が異なるため、注意が必要です。例えば、配当は、基本的にチーム数によって決まっていますが、配当額はブックメーカーによって異るため確認が必要です。また、引き分け(ドロー)になった場合の判断も、ブックメーカーによって異なります。引き分けを引き分けと判断して、組み合わせのチーム数を減らすところもあれば、負けと判断して全体の賭けに負けるところもあります。勝ちと判断するブックメーカーもありますが、少数派です。

さらに、ティーザーベッティングに賭けられる最高額、または得られる配当の最高額もブックメーカーによって異なります。後から知って損をしないためにも、事前に確認するようにしましょう。

バスケットボールのパーレイ(Parlay)

バスケットボールのパーレイとは、2つ以上(最大8〜9つ)のチームを組み合わせて、すべてのチームの賭けが的中することで配当が支払われる賭け方法です。ティーザーベッティングと同様で、2つ以上のチームに賭けますが、パーレイではポイントを調整することなくそのままのポイントスプレッドに賭けることになります。

ブックメーカーによっては、パーレイは最大10〜15のチームを組み合わせることもできます。パーレイは、配当率が高い賭け方法ですが、配当を獲得するためにはすべての賭けを当てる必要があります。1つでも外れてしまうと、すべての賭けに負けてしまいます。

また、パーレイでも同様に、各ブックメーカーによってルールや定義が異なるため注意が必要です。例えば、引き分け(ドロー)になった場合の判断です。ブックメーカーによっては引き分けを負けと判断するところもあれば、逆に勝ちと判断するところもあります。ブックメーカーによって判断はそれぞれですが、引き分けの試合をパーレイから取り除く判断が主流となっています。

大きな配当を期待できるパーレイですが、ブックメーカーごとに配当の最高額が異なることもあるため、後で損をしないためにも事前に確認しておきましょう。

バスケットボールのイフベット(If Bets)

バスケットボールのイフベットとは、1つが当たれば次に賭けられる方法です。2つ以上に同時に賭けることができ、途中で予想が外れると次に進むことができません。

例えば、4つの試合のイフベットに賭けるとします。2番目まで成功して、3番目で失敗した場合には、4番目の賭けはなかったことになります。このような仕組みになっていることから、イフベットでは多額の賭け金を一気に投げて、全額失うようなリスクがない、ローリスクな賭け方となっています。

では、実際にイフベットの例を見てみましょう。

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バスケットボールのフューチャーベット(Futures Bets)

バスケットボールのフューチャーベットとは、これから始まる試合に対して賭ける方法です。結果が出るまで時間がかかる長期戦ですが、当たれば大きな配当を獲得することができます。バスケットボールの場合では、フューチャーベットはシーズン前または初期に賭けが始まります。

フューチャーベットがある試合には、NBAファイナルやカンファレンス、ディビジョンなどがあります。オッズは試合が始まるまで常に変化しており、賭けるタイミングが早ければ早いほど、好条件のオッズに賭けることができます。

バスケットボールのプロップベット(Prop Bets)

バスケットボールのプロップベットとは、勝敗予想以外のあらゆる要素に賭ける方法です。ポイントスプレッドのような勝敗を予想する賭け方が向いていない人でも、プロップベットは楽しめる要素がたくさんあります。

バスケットボールのプロップベットでは、「ゲームの最初のゴールを決める選手」「最初にゴールをきめたチームが勝つかどうか」などに賭けることができます。さらに、特定の得点以上または以下をきめるかどうか、選手ごとに予想ができるプロップベットもあります。

プロップベットでは、賭ける内容によって、賭ける対象が選手の名前になったり、「はい」「いいえ」の2択になることがあります。プロップベットをプレイするときには、いくつか注意点があります。1つ目が、「オーバータイム」が含まれているかどうかです。ほとんどの場合、オーバータイムは含まれていますが、ブックメーカーによって異なるため注意しましょう。

なぜ、オーバータイムが重要なのでしょうか?これは、勝ち負けに深く関わるからです。例えば、コービー・ブライアントが35点以上きめることに賭けていたとします。オーバータイムが含まれている場合には、34点でオーバータイムに入った場合でも、勝ちと判断されます。

そして、プロップベットのルールは、プレイヤーが混乱しないように定められています。例えば、怪我や棄権などで試合がキャンセルになった場合には、賭け自体がキャンセルされ返金対象となるか、または引き分けという判断になります。

スポーツベッティングでバスケットボールに賭けよう!

以上、バスケットボールの賭け方についてでした。バスケットボールでは、豊富な種類の賭け方の中から選んで賭けることができます。事前にしっかりリサーチを行い、それぞれの賭け方のルールを熟知してから賭けてみましょう。とりあえず、フロップベットから小さく始めてはいかがでしょうか?

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監修者兼ガイド

小山道也

カジマル編集長担当、オンカジ業界専門家

オンカジ業界経験10年超。コンサルタントとして就業した後に、欧州でビジネス修士号を取得。そして、海外マーケテシング企業にて、オンラインカジノのメディア立ち上げに携わり、今に至る。 論理思考や分析思考をもとに、入金不要ボーナスをさまざまな観点で解析し、読者に分かりやすく解説するのが得意。独自のレーダーチャートは、その他メディアでも参考にされ業界の標準化にも貢献した。当メディアの運営以外では、オンカジサイト立ち上げ時の外部アドバイザーとしても活動している。

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西尾昇

コンテンツ制作担当

ディーラーとしてゲーミング業界に携わる。その後、表舞台からは身を引き、コンテンツ制作に回り、ルーレットやバカラのゲーム解説や攻略記事をはじめ、オンカジ比較評価記事やボーナスの解説コンテンツの制作に従事。業界での人脈が広く、各社のキーパーソンと繋がっているので裏情報にも精通。カジマル.comでは、業界の隅々を分かりやすく解説し定評を得る。エディトリアルメンバーの中ではエキスパートとして立ち回っている。

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