ホーム » ポーカーのニュース » WSOP 2021年|今年も日本人優勝者現る!池内氏、岡村氏

更新日:2023-01-11

2021年WSOP日本人優勝者

WSOP2023年大会のバナーWSOP2023年の大会

WSOP 2021年結果|日本人プレーヤー優勝を手に

昨年2020年はオンラインで実施されましたが、2021年はオンラインとオフラインのハイブリット型で実施されているWSOP(World Series of Poker)。

*ネバダ州とニュージャージー州で実施

当イベントは、世界のポーカー腕自慢が、熾烈な戦いを繰り広げる毎年恒例のイベントだけあって、今年2021年も日本中はもちろんのこと、世界中のポーカーファンが注目しています。

そこで遂に朗報が舞い込んできました。

なんと、2名もの日本人ポーカープレーヤーがWSOPという世界の大舞台で、優勝という最高の結果を残したのです!

 

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2021年WSOPは日本人が大健闘

2021年のWSOPで優勝を遂げた日本人プレーヤーは、2名。

2人もの日本人プレーヤーが同年度の大会で優勝したのは、前代未聞の出来事です。ここから、日本でのポーカー人気が、ただの一過性の流行りではなく、結果をともないながら着実に成長してきていることが伺えるのではないでしょうか。

何はともあれ、優勝者を紹介します。

一人目は、10月24日の「Online Event #5: WSOP.com Online Bracelet Championship」で優勝した、池内一樹選手。

そして、二人目は、11月12日の「Event #72: Mixed No-Limit Hold’em; Pot-Limit Omaha (8-Handed)」で勝利を収めた、岡村元義選手。

当記事では、両者の優勝についてフィーチャーしていきます。

オンラインイベント#5優勝|池内一樹氏(Kazuki Ikeuchi)

日本人プレーヤーの池内一樹氏(Kazuki Ikeuchi)、通称”ひゃっほう”さんが、なんと2021年WSOP「Online Event #5: WSOP.com Online Bracelet Championship」のチャンピオンシップで優勝を遂げたのです。

当チャンピオンシップに参加したのは555人で、本場米国を中心に世界各国のポーカープレーヤーが参加していた中で、結果的に、池内氏が堂々一位の座につきました。

なんでも、その過程では世界トップレベル、かのダニエルネグラヌ氏をも下したという武勇伝付きの大勝利。

獲得した賞金は、152,797ドル。記事制作時の相場で、日本円で約17,400,000 円前後。

世界のチャンピオンシップだけあって、超高額賞金。

さらにWSOPでは賞金以外に、最高のポーカープレーヤーを象徴するゴールドブレスレットも優勝者に進呈されます。

このブレスレットを手にしたことのある日本人は、これまでに数名だけ。

名誉あるブレスレットを手にした池内氏にカジマル.comからも、祝福申し上げます。おめでとうございます!

 

なお、昨年2020年のWSOPでは日本人プレーヤーのShoma Ishikawa氏が優勝を遂げていますので、日本のポーカー界が世界に進出していることが伺えます。今後もポーカー人気が広がり、世界に名を馳せる名手が登場することを密かに期待しております。

 

以降では、当該チャンピオンシップについてもう少し紹介します。

 

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2021年WSOP結果と賞金リスト|Online Event #5

  1. Kazuki Ikeuchi “hyahhoo3″:日本 152,797ドル
  2. “dwilbs”:米国 94,460ドル
  3. Qinghai Pan “011pokerdr”:米国 66,099ドル
  4. James Gilbert “fullmast”:米国 51,787ドル
  5. Mike Azzaro “SammyTwizz”:米国 33,818ドル
  6. “Vidomina”:仏 24,748ドル
  7. Anthony Pagan “adversity45″:米国 18,369ドル
  8. Dan Stavila “Albacazapada”:米国 13,834ドル
  9. Simon Levy “sleevy98″:米国 10,606ドル

池内選手の他は、ほとんどが本場米国の選手がトップ層を占めています。米国からの参加者が多いのは事実ですが、ここからも米国のポーカーレベルが高いことが垣間見えます。

そんな中一位の座についたのは池内選手。日本人ポーカープレーヤーの意地と実力を世界に見せつけてくれました!

お見事!

最終局面

後半は、“dwilbs”が若干リードしており、優勝は同氏かと思われていましたが、”hyahhoo3″ことIkeuchi選手が巻き返して、優勢に!

 

 

最終局面では、“dwilbs”のハンドが”9♡&”4◇”でボタンポジション、そして池内選手は”Q♤”&”Q♧”。

そして、コミュニティカードは、以下の通り。

”2♤”&”7♧”&”9♤”&”5♧”&”5♡”

最終的には、“dwilbs”がスリーカードで僅かに勝利の可能性があるも、池内選手がツーペアでまとめ圧巻の勝利を収めました。

 

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ライブイベント#72優勝|岡村元義氏(Motoyoshi Okamura)

池内選手の朗報に続いて、2021年のWSOPで優勝を手にした日本人プレーヤーは、岡村元義氏(Motoyoshi Okamura)です。

優勝したチャンピオンシップは、「Event #72: Mixed No-Limit Hold’em; Pot-Limit Omaha (8-Handed)」。

 

当チャンピオンシップに参加したのは846人で、米国出身者が名を連ねる他のトーナメントとは異なり、上位入賞者は非常に国際色豊かで、世界の精鋭が熾烈な戦いを繰り広げたことが伺えます。

そんな中で優勝を手にした岡村選手は、世界中から羨望の眼差しを受けたのは言うまでもありません。

おめでとうございます!

岡村選手が獲得した賞金は、209,716ドル。記事制作時の相場で、日本円で約24,000,000 円。

バイインの額が$1,500だったことと、参加者が比較的多かったことに伴い、賞金額も相当な額になりました。

なお驚くべきことに岡村元義氏は、なんでもポーカーを始めたのは、昨年だったとのことです。

ポーカーは運が左右するとはいえ、世界のWSOPに出場しているプレーヤーは経験を積み重ねた熟練ばかり。勝ち進むだけでなく優勝するなんてことは、偶然でなし得ることではありません。

2021年のWSOPで優勝したことはもちろんのこと、短い期間でポーカーの戦略を身につけ、実戦で発揮できるまでに至った点も賞賛に値するのではないでしょうか。

最高の舞台でアメリカンドリームを手にした岡村元義選手に、日本のポーカープレーヤーが続々とつづいてきそうな予感がします。

今後の日本のポーカーシーンが更なる盛り上がりを見せるのも、時間の問題でしょう。

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2021年WSOP結果と賞金リスト|Event #72

  1. Motoyoshi Okamura:日本 209,716ドル
  2. Rafael Mota:ブラジル 129,621ドル
  3. Nick Yunis:チリ 91,989ドル
  4. Leonid Yanovski:イスラエル 66,249ドル
  5. Mike Takayama:日本 48,428ドル
  6. Jordan Spurlin:米国 35,942ドル
  7. Marc Lange:独 27,088ドル
  8. Tim Grau:オーストリア 20,737ドル

 

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