更新日:2024年11月20日
昨年2020年に、同郷スウェーデンのオンラインスロット大手NetEnt社を買収し、オンラインカジノのゲーム配信会社として、圧倒的な最大規模となったエボリューションが、2021年4月ビッグタイムゲーミング(Big Time Gaming)を買収することを発表しました。
買収の価格は、450ミリオンユーロ。日本円で実に580億円!
当M&Aは、向こう2年をかけて、2024年ごろに完了するとのこと。
(なお、NetEntの買収時は、2千億円くらい。エボリューションのふところはどれだけ潤沢なのでしょうか、、!)
ちなみに、ビッグタイムゲーミングは、オンラインカジノ界隈では珍しく、オーストラリアに拠点をおいている企業。
ビッグタイムゲーミングといえば、独自のメガウェイズという機能を開発し、特許を取得。そしてこのオリジナル機能をさまざまなスロットプロバイダーに利用してもらうというビジネスをしているので、なにかとメガウェイズ、そしてビッグタイムゲーミングの名前を目にすることが多いのではないでしょうか。
いわば、オンラインスロットの技術的に尖ったキーマン的存在のビッグタイムゲーミングを、取り入れることでエボリューションの事業を強化するといった意図があるようです。
この合併に対して、ビッグタイムゲーミングのCEOは、以下の趣旨のコメントを発表しています。
当社そしてエボリューションは、オンラインカジノにおいて、”イノベーション”をキーワードに業界を切り開いてきました。ゆえに今回の合併については、お互いにピッタリの組み合わせだったといえます。将来、さらに面白いゲームが続々とリリースされる予定なので、プレーヤーの皆さんは楽しみにしていてくださいね。
確かに、NetEntのゴンゾーは以前からメガウェイズ仕様になっていたりしていたので、その人気が今回の大きな決断の一因になっていたかもしれませんね!
ビッグタイムゲーミングは、メガウェイズ以外にもメガクラスターなどのギミックが詰まった機能群など他にもいろいろと持っているので、NetEntのスロットと組み合わせてどんどん化学反応を起こしていっちゃうのではないでしょうか?
先日の新作スターバーストについて告知した通り、次作はハイボラティリティとなると、もしかして、スターバースト・メガウェイズなんてこともあり得るかも!
皆さんだったら、どのスロットにメガウェイズを搭載して欲しいですか?
これからもオンラインカジノゲームの広がる可能性に期待!
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小山道也
カジマル編集長担当、オンカジ業界専門家
オンカジ業界経験10年超。コンサルタントとして就業した後に、欧州でビジネス修士号を取得。そして、海外マーケテシング企業にて、オンラインカジノのメディア立ち上げに携わり、今に至る。 論理思考や分析思考をもとに、入金不要ボーナスをさまざまな観点で解析し、読者に分かりやすく解説するのが得意。独自のレーダーチャートは、その他メディアでも参考にされ業界の標準化にも貢献した。当メディアの運営以外では、オンカジサイト立ち上げ時の外部アドバイザーとしても活動している。
西尾昇
コンテンツ制作担当
ディーラーとしてゲーミング業界に携わる。その後、表舞台からは身を引き、コンテンツ制作に回り、ルーレットやバカラのゲーム解説や攻略記事をはじめ、オンカジ比較評価記事やボーナスの解説コンテンツの制作に従事。業界での人脈が広く、各社のキーパーソンと繋がっているので裏情報にも精通。カジマル.comでは、業界の隅々を分かりやすく解説し定評を得る。エディトリアルメンバーの中ではエキスパートとして立ち回っている。