ホーム » カジノのニュース » 米証券モルガン・スタンレー社、オンラインギャンブルのブームを予測

更新日:2024年11月7日

各国で緊急事態が宣言され、各種スポーツの試合の中止や延期が相次いでいるさなか、オンラインギャンブルが世界的なムーブメントの兆しを予感させている。

オンラインギャンブルでは、スポーツの試合に賭けるスポーツベッティングから、オンラインカジノオンラインポーカー、まで楽しめるジャンルは多種多様。オンラインギャンブルは、デジタル上で気軽に賭けることができることから、今回のような事態でも影響を受けずに、成長を遂げている業界の一つとなっている。

特にアメリカでは、2018年の5月に最高裁判所がスポーツ賭博の解禁を認めて以来、スポーツ賭博やオンラインギャンブルを合法とみなす州が増えている。

現在、ネバダ州、ニュージャージー州、ペンシルバニア州などで、オンラインスポーツ賭博やカジノが認められている。今年の5月1日にスポーツ賭博が解禁されるコロラド州を含むと、計16州によってスポーツ賭博が合法化されることになる。

急成長するオンラインギャンブル産業

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ゲーム産業のトレンドを中心に分析を行う、米証券モルガン・スタンレー社のアナリストThomas Allen氏は、今回の社会変化によりオンラインギャンブル産業が急伸していくことを予測している。

実際に、ニュージャージー州のオンラインギャンブル産業の昨月売上は6,480万ドルと、前年比で65.6%の伸びを見せている。昨年からオンラインギャンブルを解禁したペンシルバニア州では、3月の売上が2,430万ドルと大きな伸びを見せた。

外出自粛により、従来のギャンブルが身近ではなくなった今、ギャンブル業界の落ち込む売上を取り戻すように「オンラインギャンブル産業」が成長を見せているのである。

さらにAllen氏は、スポーツ賭博の合法化を認めることで、税収入の増加を見込める州が増えてくることも示唆。

さらなる、米国でのオンラインギャンブルの合法化、そして世界中での「オンラインギャンブル・ブーム」が期待されそうである。

オンラインギャンブルは “ギャンブルの未来”

米国の大手カジノ企業Penn National Gaming社(ペンナショナルゲーミング)でCEOを務めるJay Snowden氏は、2021年より大きな売上の増加を期待できると公表。

オンラインギャンブルへの需要が増え始めたことで、一気に市場が拡大していることを肌で感じているようだ。

Penn National Gaming社は数年以上前から、オンラインギャンブルに投資を行っており、現在ではHollywoodcasino.com、Hollywoodraces.com、Viva Slotsなどのオンラインカジノサイトを運営している。

監修者兼ガイド
小山道也

小山道也

カジマル編集長担当、オンカジ業界専門家

オンカジ業界経験10年超。コンサルタントとして就業した後に、欧州でビジネス修士号を取得。そして、海外マーケテシング企業にて、オンラインカジノのメディア立ち上げに携わり、今に至る。 論理思考や分析思考をもとに、入金不要ボーナスをさまざまな観点で解析し、読者に分かりやすく解説するのが得意。独自のレーダーチャートは、その他メディアでも参考にされ業界の標準化にも貢献した。当メディアの運営以外では、オンカジサイト立ち上げ時の外部アドバイザーとしても活動している。

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業界エキスパート
西尾昇

西尾昇

コンテンツ制作担当

ディーラーとしてゲーミング業界に携わる。その後、表舞台からは身を引き、コンテンツ制作に回り、ルーレットやバカラのゲーム解説や攻略記事をはじめ、オンカジ比較評価記事やボーナスの解説コンテンツの制作に従事。業界での人脈が広く、各社のキーパーソンと繋がっているので裏情報にも精通。カジマル.comでは、業界の隅々を分かりやすく解説し定評を得る。エディトリアルメンバーの中ではエキスパートとして立ち回っている。

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