更新日：2024年11月18日
スロット・パチスロのチャンス目とは
スロット・パチスロのチャンス目とは、特定のリール配列で停止した際に出現する目(出目)のことを指します。
通常、チャンス目はボーナスやART(アシストリプレイタイム)などの当選契機になる場合が多く、プレーヤーに期待感を持たせる重要な役割を果たします。
例えば、通常のリプレイやベルが揃わない形で特定の組み合わせが出現すると、それがチャンス目と呼ばれる場合があります。
機種ごとに異なるチャンス目のパターンが設定されており、プレーヤーは各機種の特徴を把握すると、より効果的にスロットを楽しめます。
また、チャンス目が出現した後には演出が発生しやすくなり、ボーナスやARTの期待度を示唆するケースが多いため、パチスロの楽しみがさらに増します。
チャンス目の図説サンプル
パチスロ4号機時代からチャンス目という言葉が広く使われるようになり、現在新しくリリースされるほとんどのパチスロにもチャンス目を搭載しています。
以下に、よくあるチャンス目の図説サンプルを紹介します。
あくまでもチャンス目の一部で、この他にもさまざまな形があります。
【中段小役ハズレ型】
パチスロにおける「中段小役ハズレ型」とは、リールの中段に特定の小役が揃わなかった場合に出現する形のことを指します。
これが発生すると、チャンス目として認識され、ボーナスやARTの当選期待度が高まるサインです。
具体的には、中段にリプレイやベル、小役が揃うはずのところが揃わない場合などが該当します。
中段小役ハズレ型は多くの機種で採用され、プレーヤーに次の展開への期待感を持たせる重要な要素です。
【小役V字型(逆V字型)】
パチスロの「小役V字型（逆V字型）」とは、リール上に特定の小役がV字または逆V字に配置される形を指します。
例えば、上段・中段・下段に小役がそれぞれ、V字または逆V字に揃うパターンです。
一見何の変哲もない出目に見えますが、実はチャンス目でボーナス突入！なんてケースはよくあります。
【小役ダブルテンパイハズレ型】
パチスロの「小役ダブルテンパイハズレ型」とは、リール上で二つの小役がテンパイ(成立の一歩手前)した状態で停止するが、最終的に揃わない形のことを指します。
例えば、リプレイとベルがダブルテンパイして揃わない場合などがチャンス目になり、ボーナスへの期待が膨らみます。
中にはダブルテンパイをチャンス目ではなくボーナスが確定するリーチ目として採用するパチスロも多くあります。
パチスロ用語・パチスロ技解説
名機で見るチャンス目
次に、過去にリリースされた名機で見るチャンス目を紹介します。
最新の6号機にも数多くのチャンス目がありますが、このチャンス目という言葉を確立した名機と言えば、「北斗の拳」や「アントニオ猪木」という名のパチスロ機、そしてアラジンAです。
- スマスロ北斗の拳
スマスロ北斗の拳のチャンス目と言えば、中・右と変則打ちした際に出るベルのハズレ目です。
一見何の変哲もない出目に見えますが、これはれっきとしたチャンス目で、状態移行抽選が行われます。
特に高確率状態時のチャンス目は25%で、バトルボーナスに突入するため激アツです。
スマスロ北斗の拳でこのチャンス目が採用され以降、5号機・6号機の同シリーズで採用するパチスロもあります。
- 闘魂継承 アントニオ猪木という名のパチスロ機
闘魂継承 アントニオ猪木という名のパチスロ機という名のパチスロ機のチャンス目で最も激アツだったのが、ベル・リプレイのダブルテンパイハズレ目です。
チャンス目が出現すると3～5ゲームの激アツ演出が発生するため、レバーを叩く手にも力が入ります。
しかし低確率状態でチャンス目を引いてもAT(闘魂チャンス)の当選確率は非常に低いため、ほぼBIGボーナスかREGボーナス、またはハズレでした。
- パチスロアラジンAクラシック
パチスロアラジンAクラシックのチャンス目は単チェリー、または三連チェリーのハズレ目が有名ですが、中段リプレイテンパイからのボーナス絵柄停止も激アツなチャンス目として有名です。
ほぼボーナスかハズレですが、高確率状態であれば、アラジンチャンスに突入する可能性があります。
どんなタイミングでもチャンス目出現で激アツ！それがパチスロアラジンAクラシックです。
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まとめ
今回は、スロット・パチスロのチャンス目とは何なのか？その具体的な例と名機から見るチャンス目について詳しく解説しました。
パチスロのチャンス目は、その名の通り「チャンスの出目」です。
ハズレることの多いチャンス目ですが、ボーナスやATなどに繋がる可能性も高いため、パチスロの激アツポイントです。
ただし6号機になってからというもの、チャンス目の出現確率が高くなり、ボーナスに繋がる確率もかなり低くなりました。
そのため、チャンス目の役割が、ただプレーヤーを煽るだけの出目に降格した印象を受けるのも事実です。
チャンス目が出現しても過度な期待はせず、パチスロの1つの演出として楽しみましょう。
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小山道也
カジマル編集長担当、オンカジ業界専門家
オンカジ業界経験10年超。コンサルタントとして就業した後に、欧州でビジネス修士号を取得。そして、海外マーケテシング企業にて、オンラインカジノのメディア立ち上げに携わり、今に至る。 論理思考や分析思考をもとに、入金不要ボーナスをさまざまな観点で解析し、読者に分かりやすく解説するのが得意。独自のレーダーチャートは、その他メディアでも参考にされ業界の標準化にも貢献した。当メディアの運営以外では、オンカジサイト立ち上げ時の外部アドバイザーとしても活動している。
斉藤亜季
コンテンツ制作担当
オンカジ運営側でカスタマーサポート、キャンペーン企画、マーケティング、そしてトラブル対応など多岐に渡る役割を経験。その後、幅広い経験が認められ、カジマル.comのエディトリアルチームに参画。 過去には、ホスピタリティマネジメントの学士号を取得し、実務経験も積んでいるため、顧客管理に対する知識が深い。そのため、利用者目線での分析を得意とする。オンカジ業界はまだサービス面での改善が必要であると考え、率直な批評もいとわない。
