パチンコの用語
パチンコ業界には、普段聞きなれないパチンコ用語が多数存在します。
頻繁に耳にするけど、今さら聞けない基本的なものから、知る人ぞ知るマイナーな専門用語まで紹介・解説します。
知っておくとパチンコ攻略にも役立つので、ぜひ覚えていきましょう!
あ行 |
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ら行 |
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あ行
- 朝イチ
朝イチとは、電源を投入されてから、まだ一度も回されてない状態のパチンコ台もしくは、開店して間もない時間帯を指します。
- アタッカー
アタッカーとは、パチンコ機の下部、もしくは右側に設置されている大口入賞口を指します。
大当たりを獲得した後、定められたラウンドの分だけ解放され、パチンコの期待値に影響を与える重要な装置です。
- 甘デジ
甘デジとは、大当たり確率1/99前後のパチンコ機の総称で、メーカーによっては、遊パチ、羽根デジとも呼ばれます。
大当たり確率が高く、比較的簡単に大当たりを引けるため、出玉目的よりもパチンコそのものを楽しむスペック帯です。
パチンコアプリでもシミュレーションでき、初心者にも人気の機種タイプです
- 甘い台
パチンコにおいて甘い台とは、パチンコのボーダーが低く、理論的に勝ちやすい台を指します。
種類やスペックによって異なりますが、パチンコの交換率やパチンコの確率に基づいて判断します。
- 一種二種混合機
デジパチ(一種)と羽根モノ(二種)がひとつのパチンコとして融合している機種を指します。
一種二種混合機の基本的な流れは、まずデジパチにて大当たりを抽選し、大当たり当選後は役物の特定領域に玉を通すことで、連チャンゾーンに突入します。
- 一発台
基本的に連チャン性が皆無な代わりに、一度の大当たりで大量の出玉が獲得できる機種の総称です。
- イベ日
パチンコイベント日の略称で、現在では各県の規制等でパチンコ店は表立って出玉をアピールするイベントは開催できません。
しかし、6のつく日や創業日などが旧イベント日として機能しています。
- 打ち子
パチンコの打ち子とは、特定の台を打つように、個人もしくは組織に雇われた人を指します。
- 裏物
不正なプログラムや装置を用いて、本来の遊技機の性能とはかけ離れた挙動を示す台です。
当然ながら、裏物のパチンコ台は法律に抵触する可能性があるため要注意です。
- ST
回転数区切りの確変のことで、スペシャルタイムの略称です。
現在では、略称であるエスティ―呼びが一般化しており、スペシャルタイムと呼ぶ人はほぼいません。
- 遠隔
パチンコ台に不正な信号を流して大当たりを誘発するなど、何らかの干渉を行う不正行為です。
現在遠隔はほぼ行われていないと思われますが、かつては実際に遠隔を行ったパチンコ店が摘発、全国ニュースで話題になりました。
また、過去にはパチンコ遠隔されやすい人として特定のプレーヤーが被害に遭うのを心配する声も上がっていました。
- オスイチ
お座り一発の略称で、打ち出してから数回転で大当たり獲得を指します。
か行
- 確変
確変とは、確率変動の略称で、通常の大当たり確率より大幅に当たりやすく、電チューによるサポートがあるため、出玉を減らさず短いスパンで大当たりが獲得できる状態を指します。
- カットイン(CI)
パチンコの演出のひとつで、リーチの途中や終盤で発生することで全体の信頼度を示唆する役割を担います。
- カニ歩き
パチンコ台の良し悪しの様子を見るために、数回転回しては次の台へ移動する行為を指します。
カニ歩きは、パチンコ店のハウスルールによっては禁止行為なので注意しましょう。
- 規制緩和
パチンコの規制緩和は、行き過ぎた射幸性を抑制する意味で、不定期に規制が行われ、同時に緩和が実施されています。
規制緩和の内容は、主に出玉面に関する事柄が多いです。
- 釘調整
パチンコの釘調整は、台の盤面の釘の向きを調整する行為を指します。
パチンコの釘を釘シートの範囲内で調整、メンテナンスする行為は適法であるものの、度を超えた調整は違法です。
クルーンパチンコのように、特殊な形状を持つ台では、釘の状態が特に重要です。
- 継続率
パチンコの継続率とは、主に確変の継続率を指します。
例えば、確変継続率80%のパチンコは、平均6〜7連チャンする可能性があります。
- 激アツ演出
大当たり期待度が高く、出現するとおおむね50%以上の確率で大当たりに結び付く演出の総称です。
類義語に、激アツ外しがあります。
- ゴト師
ゴト師とは、外部から器具を持ち込みパチンコ台に細工を施し、不正に出玉を得ようとする人、もしくは集団を指します。
当然、ゴト行為は犯罪であるため、決して加担してはいけません。
さ行
- 先バレ
大都技研からリリースされた「Pガンスリンガーストラトス」に搭載された、入賞時に印象的な効果音とエフェクトで大当たり期待度を高める演出です。
パチンコユーザーに広く認知され始めたのは、同社の「P Re:ゼロから始める異世界生活鬼がかりver.」からです。
パチンコユーザーの反響が良かったからか、以降、さまざまなメーカーの機種で先バレに酷似したモードが搭載され始めました。
- 先読み
入賞済みの保留が消化されるまでの間に、変動を跨いで対象になる保留の大当たり期待度を示唆する演出です。
保留変化やゾーン、チャンス目などさまざまな予告が先読みに採用されています。
- 時短
パチンコにおける時短は、ほとんどの場合、確率変動でない電チューサポート状態を指します。
また、保留が4つ、機種によっては7~8つ溜まった状態の変動が高速消化される事象も時短とされています。
- 島
パチンコ台が並んでいる列や区画を指します。
基本的にパチンコの島は横一列ですが、円形の島も存在します。
- 信頼度
パチンコの信頼度とは、特定の演出やリーチが発生した際に、大当たりに結びつく可能性の高さを示す数値や指標です。
信頼度が高いほど、大当たりの期待が高まります。
- スマパチ
スマートパチンコの略称で、これまでアナログで管理されていた部分をデジタルに置き換え、パチンコ玉に触れることなく遊技可能です。
また、P機とは異なったスペックで開発可能で、大当たり下限が1/349まで引き下げられている分、大きな出玉力を持った機種が数多くリリースされています。
- セグ
パチンコ盤面の外側に配置されているランプ群を指し、ランプの点灯パターンで変動の当落結果を示します。
大当たり当選時は、ランプの点灯パターンで確変か通常かを告知前に見極められます。
- 設定付き
一般的にパチンコには設定はありませんが、一部の機種はパチンコ設定が搭載され、設定ごとに大当たり確率が異なります。
設定付きパチンコは、大当たり確率以外の数字に設定差は存在しません。
ただし、大当たり確率が軽くなると、間接的に確変継続率や突入率が変動します。
- 全回転
大当たり図柄のすべてが揃った状態で回転を続け、大当たりが確定するプレミアム演出の総称です。
多くのパチンコの種類は、全回転が発生した時点で確変大当たり濃厚ですが、一部の機種では通常大当たりの振り分けも存在します。
- 全ツッパ
時間や経済状況が許す限り投資、および遊技を続ける姿勢を指します。
略して、全ツと呼ばれる場合が多いです。
た行
- チャンスアップ(CU)
チャンスアップとは、当該変動の大当たり期待度を底上げする要素です。
メジャーなチャンスアップとして、リーチタイトルやセリフの色が白から赤へ変化する、レバーやボタンが振動するなどが挙げられます。
- デジパチ
パチンコ遊技機区分のひとつで、フィーバー機、セブン機、第1種とも呼ばれます。
現在主流になっている新台パチンコの多くは、デジパチです。
- 出玉制御
パチンコの出玉制御は、パチンコホール側に制御されているという考えの都市伝説のひとつです。
- 転落
転落とは、確変状態から通常状態へ移行(転落)することを指します。
- 等価交換
パチンコの等価交換とは、玉の貸出金額と同価値の特殊景品と交換できるレートを指します。
- 特殊景品
特殊景品とは、パチンコ店で遊技結果によって提供される換金目的の景品を指します。
古くは文鎮や栞、ボールペンなど特殊景品は多岐に渡っていましたが、現在は金や銀を内包したプラスチック板が主流です。
- 特定日
ゾロ目の日付や7のつく日など、一般的にパチンコホールがアツいとされている日を指します。
旧イベント日とも言われます。
- 止め打ち
パチンコの止め打ちとは、保留が満タンの時や大当たりのラウンド間に、出玉の損失を防ぐために行うテクニックです。
具体的には、玉を無駄に打ち出さないよう一時的にハンドル操作を止める行為を指します。
な行
- 内規
パチンコを開発する上で指標になるルールです。
内規の内容によって、開発できるスペック、できないスペックが決定します。
- 寝かせ
パチンコ台の傾きを指し、寝かせの角度によってへそや特定部分への入賞確率が変化します。
- ノリ打ち
ノリ打ちとは、一人ではなく、複数人で出玉もしくは最終的な収支を分け合うパチンコの遊技方法のひとつです。
ノリ打ちはお金が絡んでくるため、揉め事を避けるために事前のルールの取り決めが非常に重要です。
は行
- 羽根モノ
羽根モノとは、盤面下部にある複数のチャッカーにパチンコ玉が入賞する仕組みを指します。
羽根が開いて、内部のVゾーンに玉を導くのを狙う遊技性が特徴のパチンコ機種です。
役物の動きとともにパチンコ優良店でよく設置されています。
- ハマり台
パチンコハマり台とは、初当たり確率を大きく超えたゲーム数、通常時が回されている状態のパチンコ台を指します。
このようなハマり台に座ると、パチンコで勝てないと感じやすくなるため、注意が必要です。
- 左打ち
パチンコの左打ちとは、通常時に主にへそへの入賞を狙ってハンドルを中ほどまで回し、盤面左側に玉が流れるように打つ行為を指します。
- 文鎮
その昔、特殊景品のひとつとして文鎮が採用されており、今でも当時の名残として特殊景品を文鎮と呼ぶ人がいます。
- へそ落ち
パチンコのへそ落ちとは、通常時に貯まった保留が確変中に消化され、通常の振り分けを引いてしまった場合を指します。
ま行
- 右打ち
大当たりや確変状態を消化するために、ハンドルを目いっぱい右に回して、盤面右側へパチンコ玉を飛ばす行為を指します。
- 右打ちランプ
一部のパチンコ機種は、大当たりに当選しても、ただちに大当たりがスタートしません。
しかし、右打ちを指示するランプがひっそりと点灯し、大当たりに当選している状態を告知します。
- ミドル
大当たり確率がおよそ1/319前後のパチンコ機種の総称で、ミドルスペックや、ハイミドルとも呼ばれます。
大当たり確率が低いものの、出玉面に優れるため、パチンコランキングの中でも人気機種が多いのが特徴です。
や行
- 役物
パチンコ盤面に設置、もしくは隠されているギミックです。
役物パチンコは演出を彩ったり、信頼度の示唆を行ったり、役割は多岐に渡ります。
- 遊タイム
パチンコの遊タイムとは、パチンコにおける天井機能です。
大当たりに当選しないまま、規定回数の低確率状態を消化すると、機種ごとに定められた内容の遊タイムが発動します。
多くの場合は、次回大当たり期待度の高い回数の時短が付与されます。
ら行
- ライトミドル
パチンコライトミドルとは、大当たり確率がおよそ1/199前後のパチンコ機種の総称です。
バランスの良い大当たり確率と出玉性能で、荒い機種を好まない層に特に人気があります。
ライトミドルは確変突入率を引き下げることで、ミドル機種並みの出玉性能を持つ機種も存在します。
- ラッキートリガー(LT)
ラッキトリガーとは、出玉の総量規制が緩和されたことで実現した、大量出玉獲得に期待が持てる新機能です。
2024年3月から搭載された機種が続々とリリースされています。
- レバ確
レバ権とは、大当たりさえすれば確変突入が約束された状態を指します。
類義語に、大当たりおよび確変突入が約束された状態を指す確確があります。
わ行
- ワープ
パチンコ台盤面左に設置された通過口で、ワープを通ったパチンコ玉はへそへの入賞率が高いステージへ流れます。
パチンコの高回転率の台を掴むには、ワープの調整の見極めも重要です。
- 割数
パチンコ店における、どれだけ玉が出たかを表す数字です。営業割とも呼ばれます。
計算式は「景品玉(お客が景品交換した玉) ÷ 売上玉(お客が借りた玉) ×10」です。
- ワンツー打法
ワンツー打法とは、大当り中に1度に複数のパチンコ玉をアタッカーへ入賞させて出玉の増加を狙うテクニックです。
アタッカーは1度の解放で最大10個までしかパチンコ玉が入賞しませんが、例えば9個の時点で追加で2個のパチンコ玉入れに成功すれば、しっかりと出玉が払い出されます。
なお、ワンツー打法に限らず、ホールに不利益をもたらすテクニックは禁止されている場合が多いため、注意が必要です。
パチンコの用語大全まとめ
本記事では、パチンコにまつわる用語をメジャーなものからマイナーなものまで紹介・解説しました。
パチンコはそのまま遊んでも十分楽しい遊技ですが、専門用語を知ればより楽しめます。
これまで意味を知らなかった用語の理解を深めることで、よりパチンコが楽しくなるでしょう。
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小山道也
カジマル編集長担当、オンカジ業界専門家
オンカジ業界経験10年超。コンサルタントとして就業した後に、欧州でビジネス修士号を取得。そして、海外マーケテシング企業にて、オンラインカジノのメディア立ち上げに携わり、今に至る。 論理思考や分析思考をもとに、入金不要ボーナスをさまざまな観点で解析し、読者に分かりやすく解説するのが得意。独自のレーダーチャートは、その他メディアでも参考にされ業界の標準化にも貢献した。当メディアの運営以外では、オンカジサイト立ち上げ時の外部アドバイザーとしても活動している。
斉藤亜季
コンテンツ制作担当
オンカジ運営側でカスタマーサポート、キャンペーン企画、マーケティング、そしてトラブル対応など多岐に渡る役割を経験。その後、幅広い経験が認められ、カジマル.comのエディトリアルチームに参画。 過去には、ホスピタリティマネジメントの学士号を取得し、実務経験も積んでいるため、顧客管理に対する知識が深い。そのため、利用者目線での分析を得意とする。オンカジ業界はまだサービス面での改善が必要であると考え、率直な批評もいとわない。