ホーム » スポーツのニュース » 英国最大手ブックメーカーがベッティング店舗の再開について語る

更新日:2024年11月19日

英国最大のブックメーカーのひとつであるウィリアムヒル(William Hill)は、ベッティング店舗の営業を、今年の後半には再開する予定であることを発表した。

ウィリアムヒルでは、7月からの再開を目処に準備を進めており、「段階的な再開」を目指している。

現在、欧州各国で実施されてきたロックダウン(都市封鎖)の一部が、緩和され始めている。これを機にウィリアムヒルでは、従業員や店舗に訪れる人たちの安全にも考慮をしたうえでの再開が目指されている。

英国にて緊急事態が宣言されて以降、各種スポーツの試合の中止や延期が相次ぎ、スポーツに賭ける「スポーツベッティング」の売上も落ち込みを見せていた。

ブックメーカーであるウィリアムヒルにとって、今回の店舗営業停止は売上に大きな打撃を与えており、4月28日までの7週間で売上が57%減となっている。

スポーツベッティングを楽しむ人たちも、試合が開催されない今は賭けられるスポーツが限られている。しかし一方で、その分オンラインでスポーツベッティングを楽しむ人たちが増えているようだ。

卓球やサッカーなど開催されている試合を探して、オンラインで賭ける人が増えており、予想よりも需要は落ちていないようだ。

ウィリアムヒル社CEOのウーリック・ベングトソン (Ulrik Bengtsson) 氏は、ベッティング店舗の営業停止について「スポーツの試合が中止になり始めたタイミングで、すぐに店舗の営業を停止するなど必要な処置を講じたこともあり、このような状況下でも経費削減に成功できた」とコメント。

さらにベングトソン氏は、「店舗でのスポーツベッティングから “オンラインでのスポーツベッティング” へと需要がシフトしている」ことも指摘。オンラインスポーツベッティングのサービスを世界規模で展開してきたウィリアムヒルは、スポーツベッティングの舞台が「世界」そして「オンライン」へと拡大していることを実感しているようだ。

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監修者兼ガイド

小山道也

カジマル編集長担当、オンカジ業界専門家

オンカジ業界経験10年超。コンサルタントとして就業した後に、欧州でビジネス修士号を取得。そして、海外マーケテシング企業にて、オンラインカジノのメディア立ち上げに携わり、今に至る。 論理思考や分析思考をもとに、入金不要ボーナスをさまざまな観点で解析し、読者に分かりやすく解説するのが得意。独自のレーダーチャートは、その他メディアでも参考にされ業界の標準化にも貢献した。当メディアの運営以外では、オンカジサイト立ち上げ時の外部アドバイザーとしても活動している。

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業界エキスパート

西尾昇

コンテンツ制作担当

ディーラーとしてゲーミング業界に携わる。その後、表舞台からは身を引き、コンテンツ制作に回り、ルーレットやバカラのゲーム解説や攻略記事をはじめ、オンカジ比較評価記事やボーナスの解説コンテンツの制作に従事。業界での人脈が広く、各社のキーパーソンと繋がっているので裏情報にも精通。カジマル.comでは、業界の隅々を分かりやすく解説し定評を得る。エディトリアルメンバーの中ではエキスパートとして立ち回っている。

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