更新日:2024年11月20日
2020年もいよいよ終わりに近づいてきましたね!
今もパンデミックで世界中が揺れ動いていますが、引きの視点から今年のカジノ業界はどうだったかなと振り返り、総集編という形で情報をみなさまにお届けします。
今年の締めくくりに、ぜひどうぞ!
早速、2020年を振り返ってみますと、実に様々なことがあったなとしみじみしてしまいますね。確実に言えることは、2020年も日本のオンラインカジノ人気は、引き続き上昇傾向にあるということ。
オンラインカジノ各社が日本マーケットに絶え間なく進出して、今年も多くの最新オンラインカジノを紹介してきました。
その一方で、オンカジの競争もよりはげしくなっているのも確かなことです。日本市場へのローカライズのレベルが年々高くなり、言語面だけでなく、日本人の好みや志向がくみとられたサービスが進んでいます。
一度ちょっと視点をミクロレベルに落として、以下に今年の出来事をザックリとリストアップしました。編集長の意見や感想などを織りまぜつつ、以降で一つずつ振り返っていきます!
2020年の新規参入カジノのトレンドとしては、”シンプルさ”が売りのカジノが多く見受けられました。
より分かりやすく、使いやすくというコンセプトを掲げ、規約が複雑で透明性が低い分かりにくいカジノに対向する形で、マーケットに参入してきたと解釈しています。
他のカジノを利用してきたプレーヤーを含め、多くのビギナープレーヤーも引きつけたのではないでしょうか。
具体的には、以下のオンラインカジノが当ケースに該当します。
他にも、既存のカジノでもプログラムの見直しなどがあり、分かりやすさが向上したところもありましたね!
透明性が高い点は、信頼性や利用しやすさに繋がるのでカジマル.comでは高く評価しています。
次にこちらは、見た目に関するポイントです。
アニメ調のマスコットキャラクターの使用は、日本マーケットへのローカライズ施策の典型例として、挙げられるのではないでしょうか。
ある説によると、キャラクターは癒しや親近感効果があるということもあるので、必ずしも見た目的な側面に留まらないとか。
上で紹介したシンプル系の新規参入カジノ、ミスティーノ、カジノミーにもそれぞれキャラクターがいますし、インターカジノやギャンボラでもブランド刷新にあたりキャラクターが導入されました。
カジマル.comでは、人気キャラクターコンテストを実施し、多くの方にご参加いただけました。優勝したのはラッキーニッキーの「ニッキーさん」で、日本のオンカジブーム黎明期からキャラクターを起用していただけあり人気の高さがかいまみえましたね!
他には、可愛い系だけでなく、フトカジのようなおじさんキャラなどのキワドイ系や、ミスティーノのジャックは動物系、そしてアロハシャークのような魚類系などなどバリエーションがどんどん広がってきています。
大半のオンラインカジノは、ゲームプロバイダーからゲームを仕入れて、オンラインカジノに導入するといったスタイルを採用しているため、複数のオンラインカジノで同一のゲームをプレイできるのは、当たり前となりつつあります。
つまり、ゲームのラインナップによる差別化は、ある程度限界があるということです。
そこで近年よくみられるのが、オンラインカジノとオンラインスロット開発企業のコラボスロット。
ここでしかプレイできない、というプレミアム価値が他社との差別化を実現できるのです。
具体的には、ベラジョンカジノのスイートボナンザや、レオベガスのメガウェイズスロット、カジ旅のノートオブデスなどが挙げられます。
今後、限定ゲームでの差別化は進んでいくでしょう!(そうななればもっと面白くなると、勝手におもています!)
こちらはベラジョンカジノとインターカジノでよく行われた戦略です。
通常よりも早くゲームをリリースすることで、多くのプレーヤーを引きつけることができます。
例えば、2020年の大ヒットスロット花魁ドリームは、ベラジョンカジノとインターカジノでのみ、1ヶ月近く早く先行プレイが可能となり、多くの注目を集めましたね!
このような戦略は、ある程度の規模があるオンラインカジノならではの手法と言えるでしょう。新規参入のオンラインカジノにとっては、壁とも言えるかもしれませんね。
とはいえ、しばらく経つと多くのオンラインカジノでもプレイできるようになるため、”待てる”という人にとっては、問題なし?
2020年のライブカジノで最も話題に上がったのは、クレイジータイムと言えるのではないでしょうか?
ツイッターでも多くの人が、勝利の報告をされていましたよね!
特に注目を集めたのが、マルチプライヤー「x5,000」の神回。
海外ですが、このセッションで25万を賭けたツワモノが、12億5,000万円を叩き出し度肝を抜かれた方も多いのではないでしょうか?
先週日曜日のクレイジータイムでの
“x5,000マルチプライヤー”により、
ライブカジノ史上最高賞金が出たとのこと。
約12億5千万円💰
よく考えると、25万円も賭けていたということですよね😅 pic.twitter.com/sUoVDgTPPe
— CASIMARU (@casimarujp) October 7, 2020
クレイジータイムのゲームプロバイダーであるエボリューションは、ライブカジノ市場をほぼ独占状態にあり、ライブカジノでエボリューションのゲームがないところはほぼないでしょう。
今後は、カジノといえば”バカラ、ルーレット、ブラックジャック、クレイジータイム”みたいになっちゃうんでしょうか。
来年はどのようなゲームショーがリリースされるか楽しみですね!
もちろん以前から、少しずつ人気がくすぶっていましたが、2020年はポーカー人気が加速した年とも言えるのではないでしょうか?
今年のWSOPはパンデミックの影響があったためオンラインポーカーで実施され、そこで史上3人目の日本人WSOP優勝者(イシカワ・ショウマさん)が出たことも、大いにポーカー人気に拍車をかけたことは間違いないですね!
さらに、ユーチューバーでのポーカー/ギャンブル系の動画により、さらに身近なものに感じられるようになりましたね。世界のヨコサワさんをきっかけにポーカーを始めた方がたくさんいたのではないでしょうか?
格闘家の朝倉未来選手もポーカー好きと語っていたので、今後もポーカーを取り扱った動画も増えていき、欧米のような人気になるかもしれません!ぜひ、今のうちに勉強をしておきましょう!
2020年は、パンデミックにより各種スポーツイベントが中止または延期されたため、ベッティング市場のにぎわいはほとんどありませんでした。
強いていうならは、アメリカ大統領選挙で次期大統領がトランプ氏なのかいなか、といった点で注目を集めたかもしれませんね。皆さんは、当初誰が選ばれると予想していましたか?
カジマル.comでは、当初からバイデン氏が形勢逆転してきていると、早めにお伝えしていましたので、この情報をもとにベッティングしていたら賞金を獲得できていたところでした、、、今後もベッティングの情報も随時発信していきますので、ご期待をお願いします!
1年という長い期間で見ると、いいこともあれば、そうでないこともあるものですね。
規約やプログラムの見直しなんかが、具体的な例として上げられるのではないでしょうか。
以下の変更に関しては、ツイッターでネガティブな反応が散見されました。
例えば、カジ旅での出金手数料の変更(月間3回目の出金から手数料がかかるように)、ベラジョンカジノのご褒美プログラム見直し。
入会当初の規約をもとに利用を決断されているので、お得さが下がってしまうと確かに残念な気持ちにはなってしまいますよね。
規約関連はオンラインカジノを利用するにあたって、重要な情報なので今後も注意を払いながら利用していきましょう!
成長産業の定めと言えるパターンが少しずつ、オンラインカジノ業界でも起こりつつあります。
消費財、自動車、金融、ファッション、家電、半導体、ソフトウェア、インターネットなどなど、どの業界も黎明期から成長期にかけて、多数のブランドが生まれてきました。そして成長が進むに連れて、競争が激化し、資本を多く持つ企業が競合を合併していくという流れは、資本主義でのお決まりのパターンです。
そして今年、ライブカジノの最大手のエボリューションが、スロットメーカーの大手NetEntを買収するという大ニュースが、業界を驚かせましたね。
その他には、ゲームプロバイダーだけでなく、オンラインカジノ企業でも合併がありました。カジノシークレットとカスモが合併したのがその一例です。ちなみに、このケースだと合併はしましたが、両カジノとも存続していきます。
合併自体は、企業間での強みと弱みの補い合いという狙いもあるので、必ずしも一重にネガティブなイメージを持つ必要はないかもしれません。いずれにせよ、業界の成長と、プレーヤーに対するサービスの向上と利益の還元が進んでいくことを願っています!
新たに参入するカジノが多くみられた年でもありましたが、撤退を決めたカジノもチラホラ見受けられました。Bodogやワンダリーノ、そしてワイルドジャックポッツなどがその具体例です。
上記カジノをご利用されていた方がいらっしゃいましたら、大変申し訳ありませんでした。各社しのぎを削っており競争が激化しているため、ビジネスを続ける上で撤退せざるを得なかったようです。
この点新規オンラインカジノを選ぶ上で、このようなリスクがあるのも考慮していかなければならないかもしれません。安定性を最優先するならば、しばらく様子をみてみる、あるいはなるべく大手のおすすめオンラインカジノから選ぶことをおすすめします。
今後レビュー記事を作成する際は、このような観点でも信頼できそうか評価していきます。
来年2021年も、さらに新規参入の増加と競争の激化は続きそうですね。現に大手企業のIR資料などをみると、日本市場でのさらなる成長が予想されています。
新規参入してくるカジノ、あるいは既存の企業が新ブランド設立など、いろいろなパターンがあるでしょう。
カジマル.comとしては、日本市場へのローカライズがさらに進み、クオリティの向上がさらに進んでいくことを願っています。カジノレビューをするにあたっても、今後これらの点は特に注意してみなければならないと考えています。
みなさんにより良いオンラインカジノを選定していただけるように、厳選した情報を発信しなければならないなと感じて います。
2020年数あるウェブサイトの中から、カジマル.comをご利用いただきありがとうございました。
来年もさらなる改善を重ね、みなさまのお役に立ち、ご利用いただきやすいウェブサイトの作成および運営に努めてまいります。来年もどうぞよろしくお願いします!
本ウェブサイトで紹介している情報は、編集部独自の厳正な評価及び分析のもとに収集した情報をまとめたものです。また、当サイトは、オンラインでの賭博が許可された国または地域にいる方に向けて情報を発信しています。国内での利用については、推奨しておりません。
小山道也
カジマル編集長担当、オンカジ業界専門家
オンカジ業界経験10年超。コンサルタントとして就業した後に、欧州でビジネス修士号を取得。そして、海外マーケテシング企業にて、オンラインカジノのメディア立ち上げに携わり、今に至る。 論理思考や分析思考をもとに、入金不要ボーナスをさまざまな観点で解析し、読者に分かりやすく解説するのが得意。独自のレーダーチャートは、その他メディアでも参考にされ業界の標準化にも貢献した。当メディアの運営以外では、オンカジサイト立ち上げ時の外部アドバイザーとしても活動している。
西尾昇
コンテンツ制作担当
ディーラーとしてゲーミング業界に携わる。その後、表舞台からは身を引き、コンテンツ制作に回り、ルーレットやバカラのゲーム解説や攻略記事をはじめ、オンカジ比較評価記事やボーナスの解説コンテンツの制作に従事。業界での人脈が広く、各社のキーパーソンと繋がっているので裏情報にも精通。カジマル.comでは、業界の隅々を分かりやすく解説し定評を得る。エディトリアルメンバーの中ではエキスパートとして立ち回っている。