更新日:2024年11月18日
毎年フォーブスが公開している世界長者番付!35回目となる2021年版が先日4月6日に発表されました。
上位は、約十数兆円というまさにケタ外れの資産額、、、上にはうえがいるものですね、、
さらに、テクノロジー系業界でランクインしている人は、一代で莫大な富を築き上げた人ばかりです。
今年は誰が世界長者番付にランクインしたのでしょうか?
ここに記載されているような資産額は、とてもオンラインカジノで手にできるような額ではありませんが、過去に数十億円相当の賞金を手にした人がいるのも事実です。皆さんの中には、いつの日か億万長者になっている人もいるかも!
それはさておき、夢のような資産を築き上げた人々がランクインしている、世界の長者番付フォーブスランキングをさっそく見ていきましょう!
世界長者番付で堂々の1位となったのは、アマゾン・ドット・コムの創業者であるJeff Bezos氏。Jeff Bezos氏が本ランキングで1位となるのは、今年で4回連続となります。
新型コロナウイルスの影響で多くの事業が影響を受ける中、アマゾン・ドット・コムはインターネットでの買いものが増えたことにより、7兆円余り資産を増やすことに成功しました。
Jeff Bezos氏は世界で初めて資産が2000億ドルを超えた人物としても知られており、2013年に米有力新聞ワシントン・ポストを買収しオーナーとなるなど、幅広く事業を展開しています。
ちなみにJeff Bezos氏は、2021年2月2日、アマゾンの最高経営責任者(CEO)を2021年7~9月期(第3四半期)に退任すると発表しています。
世界長者番付2位にランクインしたのは、最近メディアで話題となることが多いElon Musk氏。テスラの創始者として知られている以外にも、宇宙開発企業スペースXの創設者およびCEOでもあるなど、幅広く事業を展開している人物です。最近では、暗号資産への投資を積極的に行っている人物としても知られていますよね。
Elon Musk氏がツイートするだけで暗号資産の価格が大きく変動するため、世界中の投資家がElon Musk氏に注目しています。
また、2019年にはJeff Bezos氏と共に、フォーブスが発表した「アメリカで最も革新的なリーダー」ランキングで1位に選ばれています。
Bernard Arnault氏は1位、2位の2人と比較をすると日本では知名度が低いかもしれませんが、LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTONのCEOというとピンと来る人も多いのではないでしょうか?
日本でも人気が高いルイヴィトンを展開している実業家なのです。
LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTONは2019年にティファニーを買収したことで一気に資産を膨らませており、長者番付の常連となっています。ティファニー以外にも、クリスチャン・ディオール、セリーヌ、エルメスなど多くのブランドを手中に収めており、まさにファッション界の大御所といえる人物でしょう。その証拠にBernard Arnault氏には「フランス・ファッション界の帝王」、「ファッションの法王」など、多くの異名が付けられています。
Bill Gates氏はマイクロソフトの創始者であり、世界的に圧倒的に知名度が高い実業家だといえますよね。日本においても立教大学及び早稲田大学より名誉博士を贈られているなど、数々の功績を残している人物です。
そんなBill Gates氏は、この長者番付にて1994年から2006年まで13年連続の世界一を獲得していた人物であり、安定して資産を築き上げています。
最近では長者番付において順位が下がりつつありますが、世界が尊敬する資産家の1人だといえるでしょう。
36歳という若さで当ランキングの上位に位置しているMark Zuckerberg氏。ハーバード大学時代の企業をして成功した様子は、映画化(ソーシャル・ネットワーク)もされ世界中で注目を集めましたよね。
Facebookの創設者として日本でも知名度が高く、2010年のTime誌「パーソン・オブ・ザ・イヤー」に選ばれています。
36歳という若さを考慮すると、今後ますます資産を増やしていき、世界長者番付でもランクを上げていくことが予想されているでしょう。
投資の神様として知られているWarren Buffett氏。Warren Buffett氏は、世界最大の投資持株会社であるBerkshire Hathawayの筆頭株主兼会長兼CEOを務めており、長期投資を基本スタイルとして、会社を成長させてきました。
これまで海外の株に中心に投資してきたWarren Buffett氏ですが、2020年8月31日には三菱商事、三井物産、住友商事、伊藤忠商事、丸紅の日本の大手総合商社の5%の株を投資・購入したことで日本でも話題になりましたよね。このニュースが報道されると同時に五大商社の株価が暴騰し、Warren Buffett氏の影響力の大きさが改めて証明されました。
「株式投資の極意とは、いい銘柄を見つけて、いいタイミングで買い、いい会社である限りそれを持ち続けること。これに尽きます」、「リスクとは、自分が何をやっているかよくわからないときに起こるものです」、「ビジネスの世界で最も危険な言葉は『他の誰もがやっている』です」など数々の名言を残していることでも知られています。
Larry Ellison氏とは、大手ビジネスソフトウェア企業オラクル・コーポレーションの共同設立者であり、元CEO、会長、CTOだった人物です。
Larry Ellison氏はもちろん実業家としても知られていますが、その私生活の波乱万丈な様子でも多くのメディアの注目を集めています。Larry Ellison氏は4度の離婚を経験しているほか、複数回の訴訟や買収を繰り返すなど、常に話題の絶えない人物となっています。
また、不動産業界では豪邸購入マニアとして広く知られており、カリフォルニア州マリブに十数軒所有するほか、同州のウッドサイド、サンフランシスコ、タホ湖畔、リバーサイド、ロングアイランド州のニューポート、ハワイなど複数の都市に高級不動産を多数購入しています。そして、自宅を和風建築にするほどの親日家としても知られています。
Larry Page氏は、Googleの共同創業者、元最高経営責任者(CEO)として知られる人物です。
Larry Page氏はスタンフォード大学に在学しているころ、意気投合したSergey Brin氏と共同で書き上げた論文を元に、ウェブ検索サービスを開発。そして、1998年にGoogleを創業しました。そして、Googleは2004年にIPOにて上場を果たし、これによってLarry Page氏は巨万の富を得るようになりました。
そして、2019年の世界長者番付にて初めて10位にランクインしました。
2019年12月にアルファベットのCEOを退任してからは、表舞台に立つ機会は少なくなりましたが、“空飛ぶ自動車”を開発するベンチャー企業「キティ・ホーク」に投資など、影響のある人物として、注目を集めています。
Larry Page氏と共にGoogleを立ち上げたSergey Brin氏は、9位にランクインしています。
Sergey Brin氏はソビエト連邦モスクワに住む東欧系ユダヤ人の家庭に生まれ、1979年、6歳のころの家族と共にアメリカに移住しました。
Larry Page氏とGoogleを立ち上げてから、国際会議やビジネス・テクノロジーフォーラムにも度々招聘された他、CNBCやCNNのテレビ番組にも出演するなど、幅広く活動してきました。
2019年にはLarry Page氏と同じくアルファベットの社長を辞任することを発表しました。
Mukesh Ambani氏は、インドの実業界であり、インド最大の民間企業であるReliance Industriesの会長を務めています。
Mukesh Ambani氏は、スタンフォード大学のビジネススクールを中退した後に、父ディールーバーイー・アンバーニー氏が創業したReliance Industriesに入社。兄弟で父の財閥の支配権や遺産相続をめぐって争いを繰り広げていましたが、会長の地位まで登り上げました。
そして、2018年に中国の馬雲(ジャック・マー)氏を超えてアジア一の富豪となったことで注目されました。
そんなMukesh Ambani氏は、ムンバイに総工費が世界最高額といわれる地上約170mの自宅(アンティリア)を所有していることでも知られています。
ヨーロッパで2人目として当ランキングに入っているのが、Amancio Ortega氏です。Amancio Ortega氏は誰もが知ってるファッションブランド、Zaraを手掛けるインディテックスの創業者である人物です。2011年7月には社長を退任していますが、それまでインディテックスを世界的な企業に成長させることに尽力してきました。
Amancio Ortega氏は他の実業家とは異なり、最終学歴が義務教育修了となっています。特にビジネスを学んだわけではないですが、実業家として成功を遂げており、まさに才能のある人物だといえるでしょう。
世界一の女性資産家として知られているのがFrancoise Bettencourt Meyers氏。彼女は日本でも人気を集めているL’Oréalの創業者の孫であり、2017年に会社を受け継ぎました。
ただしその際には裁判が行われるなど、資産を巡って家族内でもめることもあったのだとか。
鍾睒睒氏は、中国のボトルウオーターメーカー、農夫山泉を創業した人物で、馬雲(ジャック・マー)を超え中国一の資産家になりました。そして、アジアではMukesh Ambani氏に次ぐ2位の資産家となっています。
鍾睒睒は12歳の時に学校に行くのをやめ、建設業や報道関係の仕事を経て、キノコ類や健康補助食品を販売するビジネスを行うようになりました。そして、1996年に農夫山泉を創設し、飲料水を販売することで大きな成功を遂げました。現在では飲料水だけではなく、エナジードリンク、コーヒー、ヨーグルト、米などにも事業を広げています。
Steve Ballmer氏は、2000年1月~2014年2月4日にMicrosoft社の下最高経営責任者を務めていた人物です。
ハーバード大学在学時にMicrosoftの設立者であるBill Gates氏と学生寮の同じ部屋に住んでいたことで知り合います。
ハーバード大学を卒業後はプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)でアシスタントプロダクトマネージャーを2年間務めましたが、その後Bill Gates氏に勧誘されMicrosoft社に入社をしました。
現在ではMicrosoft社からは離れ、NBAのロサンゼルス・クリッパーズオーナーを務めています。
馬化騰氏は、インターネット企業テンセントの董事会主席兼CEO、全国人民代表大会代表を務める人物です。
馬化騰氏は1993年に深圳大学を卒業。深圳潤迅通信でソフト開発を手がけた後、1998年11月にTencentを創業しています。そして、Tencentの代名詞ともいえるインスタントメッセンジャー「テンセントQQ」を開発しました。
「テンセントQQ」は中国においてもっとも影響力のある通信ソフトであり、馬化騰氏は「QQの父」とも呼ばれています。
今回のランキングで唯一メキシコからランクインしているのがCarlos Slim Helu氏。
Carlos Slim Helu氏はメキシコの実業家であり、テルメックス(Teléfonos de México)、テルセル (Telcel) 、アメリカ・モービル (América Móvil) を所有しています。
そんなCarlos Slim Helu氏は、12歳で株式投資を始めており、その後企業を買収するなどし、莫大な資産を築き上げました。
2009年にはそれまで1位だったBill Gates氏を抜き、長者番付で1位となりました。そして、2009年から2013年までの4年間連続で世界一の資産家となりました。
Alice Walton氏は、Walmartの創業者であるSam Walton氏とHelen Walton氏の娘にあたる人物です。
女性としては第2位となります。
Alice Walton氏はトリニティ大学を卒業後、フィナンシャル・アナリストや投資顧問、投資銀行の社長兼CEOなどを歴任してきました。
最近ではウォルマート財団が建てたアーカンソー州のクリスタルブリッジ美術館の理事も務めるなど、活動の幅を広げています。
Jim Walton氏は、Alice Walton氏の兄にあたる人物です。Jim Walton氏は、アーカンソー大学で経営管理学を学んだ後に1972年にWalmart社に入社。その後、兄の死をきっかけにWalmartの取締役会で代理を務めるようになりました。
また、2008~2013年まではウォルトン家が所有するアーカンソーで最大かつ最古のアーヴェスト銀行のCEOを務めた経験もあります。
そして、2015年以降は政界にも進出しています。
Rob Walton氏は、Walmartの創業者であるSam Walton氏の長男として生まれました。1969年にコロンビア大学ロースクールを修了後、Walmartの法律事務所のメンバーを務めていました。しかし、父の死後、Walmartの会長となり、2015年までその地位を務めました。
Michael Bloomberg氏は、アメリカの大手情報サービス会社のブルームバーグの創業者。
実業家として活動する以外にも第108代ニューヨーク市長、WHO親善大使など務めるなど、様々な顔を持ち合わせています。
さらには、アメリカ大統領選挙への出馬を表明するなど、政界でも多くの注目を集めました(最終的には不出馬を表明する結果となりました)。
その他、Michael Bloomber氏gは「Bloomberg by Bloomberg」、「ブルームバーグ メディア界に旋風を起こす男」などの書籍を執筆しています。
中国の若き資産家として知られている黄峥氏。黄峥氏は2002年浙江大学を卒業後、アメリカに留学。そして、Microsoft社でのインターンシップを経験後、当時は株式公開をしていなかった成長段階のGoogleに入社しました。
そして2006年、Googleの中国事業の立ち上げのため、中国に戻ります。その翌年である2007年にGoogleを退社し、ECサイトの運営会社、オンラインゲーム会社などを立ち上げます。その後、Pinduoduoを設立し、成功を遂げました。
MacKenzie Scott氏は小説化かつ運動家であり、今回のランキングで1位であるJeff Bezos氏の元妻にあたる人物。二人は1993年に結婚し、その後Jeff Bezos氏が設立したいじめ対策プロジェクト「バイスタンダー・レヴォリューションのエグゼクティヴ・ディレクターを務めています。
Jeff Bezos氏とは2019年に離婚を発表しており、その際Amazon株4%を取得。これにより、2020年の2020年8月、ロレアル創業者の孫であるFrancoise Bettencourt Meyers氏を抜き、女性世界一の富豪となりました。
Daniel Gilbert氏はアメリカの実業家かつ投資家であり、Quicken Loansの共同創設者として知られています。
また、全米バスケットボール協会のクリーブランドキャバリアーズのオーナーを務めている他、アメリカンホッケーリーグのクリーブランドモンスター、NBAGリーグのカントンチャージなど、いくつかのスポーツフランチャイズを所有しているなど、スポーツ界においても影響力のある人物となっています。
Gautam Adani氏はインドの億万長者であり、2番目の資本家として知られています。Gautam Adani氏は多国籍コングロマリットであるAdani Groupの会長を務めており、ビジネスをエネルギー、農業、防衛、航空宇宙などに多角化するなど、インドにおいて大きな変化をもたらした人物です。
Nikeの創業者であるPhil Knight氏。Phil Knight氏は、オレゴン大学在学時に陸上チームに所属しており、その時の中距離ランナーとしての経験がNike創設に大きな影響を及ぼしています。
Phil Knight氏は自叙伝である「SHOE DOG(シュードッグ)」を執筆しており、本書籍は「2017年最高の書」と高い評価を受けました。
馬雲氏は中国の企業家であり、Alibaba Groupの創業者として世界的に知られている人物です。また、ソフトバンクの孫正義と親交が深くソフトバンクグループの元取締役を務めていたことでも知られていますよね。
2020年9月30日、アリババグループの取締役を退任し、最近では公の場には登場していません。
Charles Koch氏は、Koch Industriesの最高経営責任者で弟David氏と共にオーナーを務めています。
また、最近では政治活動家としても知られています。
Julia Koch氏は、Koch Industriesの最高経営責任者であるCharles Koch氏の弟、David Koch氏の妻にあたる人物。
2019年8月に79歳で亡くなった夫のDavid氏からKoch Industriesへの42%の株式を相続したことで、長者番付にランクインするようになりました。
日本から唯一トップ30に入っている孫正義氏。孫正義氏は言わずと知れたソフトバンクグループの社長であり、日本でもっとも成功している実業家の1人として知られています。
Michael Dell氏は、Dellの創設者にして会長兼最高経営責任者を務めている人物です。
Michael Dell氏は19歳の時に1,000ドルの資金を元手に学生寮の自室でコンピュータ会社「PC’s Limited(後のDell)」を起業し、経営に乗り出しました。
そして、1988年には24歳の若さでNASDAQに株式公開を果たし、1992年に会社はフォーチュン500入りを果たし、フォーチュン500社中最も若い最高経営責任者になりました。
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小山道也
カジマル編集長担当、オンカジ業界専門家
オンカジ業界経験10年超。コンサルタントとして就業した後に、欧州でビジネス修士号を取得。そして、海外マーケテシング企業にて、オンラインカジノのメディア立ち上げに携わり、今に至る。 論理思考や分析思考をもとに、入金不要ボーナスをさまざまな観点で解析し、読者に分かりやすく解説するのが得意。独自のレーダーチャートは、その他メディアでも参考にされ業界の標準化にも貢献した。当メディアの運営以外では、オンカジサイト立ち上げ時の外部アドバイザーとしても活動している。
西尾昇
コンテンツ制作担当
ディーラーとしてゲーミング業界に携わる。その後、表舞台からは身を引き、コンテンツ制作に回り、ルーレットやバカラのゲーム解説や攻略記事をはじめ、オンカジ比較評価記事やボーナスの解説コンテンツの制作に従事。業界での人脈が広く、各社のキーパーソンと繋がっているので裏情報にも精通。カジマル.comでは、業界の隅々を分かりやすく解説し定評を得る。エディトリアルメンバーの中ではエキスパートとして立ち回っている。