

更新日:2023-06-27
パチンコは日本ではとてつもなく人気があることは言うまでもありません。しかし、世界的にみてどれくらいの規模かはわかりませんよね。そこで、欧州諸国のカジノ産業と比較するとその人気の高さと規模の大きさが顕著にわかります。例えば、2018年の英国におけるギャンブル市場は2兆円規模と言われています。一方で、同年の日本のパチンコ産業は20兆円弱と報告されています。単純比較でなんと約10倍です。どうでしょうか?あっけにとられてしまうくらいの大きさですよね。
パチンコのある街並みが当然のようにある日本で生まれ育っていると、当たり前の存在となり特に気に留めず、詳細は気にならないものです。この記事では、パチンコの全容を広く説明します。今までパチンコをプレイしてきた人も、一度もプレイしたことがない人も楽しめる内容なので、ぜひ最後まで目を通してみてください。
パチンコとパチスロの歴史
パチンコの歴史
パチンコは日本オリジナルのゲームで、現在でも多くのパチンコプレーヤーがいます。業界規模に浮き沈みはあれど今後も需要が継続していくと言われています。パチンコで遊べるはじめの施設は1930年代にできたと言われており、物資がまだ潤沢でない戦前から市民に親しまれていました。戦時になると国の経済力の衰退により、重要度の高い分野に資金を回すため、パチンコは禁止されました。しかし、戦争が終わると国民の要望により、再度プレイ可能になりったそうです。このように、ちょっとした歴史的一部分を切り取ってみても、パチンコがいかに国民に支持されていたかがよくわかりますね。
現代に入り、パチンコの産業規模は急拡大しました。1990年代中盤にはパチンコの店舗数は最多数になり、おそよ18,000店舗にまで到達したそうです。そして、2000年代前半には売り上げ金額がピークに達しおよそ35兆円、参加人数は累計2,500万人と記録されています。高い需要がある一方で、日本は国内でギャンブルを運営することが禁止されているにも関わらず、法の抜け穴的な運営が続いていたことから、しばし社会問題として取り上げられたりすることもありました。
現在は、パチンコ店店舗数、並びに市場規模は下降傾向にあり、全盛期の半分くらいまでに落ち込んでおります。とは言え、元々の市場規模が巨大だっただけに依然として、経済的に影響力のある分野として認識されています。時には訪日外国人から、日本の独自文化として、強い関心を集めることもよくあり、近年は観光資源として見る考えも強まってきているようです。
なお、パチンコ台に焦点を当てると、1970年ごろまではアナログな仕組みで動いており、パチンコ玉を一球ずつはじき飛ばす極めて原始的なものでした。しかし、それ以降は精密機器技術の発展、およびデジタル化のトレンドを存分に取り入れ、アナログな遊びからハイテクノ要素が強くなっていきました。具体的には、ハンドルをひねるとパチンコ玉が自動で飛び出す自動射出機構という作りが主流になりました。そして、パチンコの発車をハンドル以外でコントロールできるように押しボタンが取り入れられ、パチンコのユーザビリティは著しく改善されました。今ではタイアップ機と言われる、映画や漫画、アニメなどの映像作品とコラボレーションし、盤上に埋め込まれたLEDモニターに、各作品の映像を流す作りが主流です。このような劇的なエンターテインメント性の向上により、根強い人気を集めています。
パチンコ産業は日本のものづくり産業がそうであるように、絶えず改善が繰り返されパチンコファンを絶えず楽しませてきたことが垣間見えます。
パチスロの歴史
パチスロは1970年代後半からカジノで利用されていたスロットマシーンを、パチンコ店の一角に置かれ遊ばれていたことに起源があります。その後、1985年に現在のようなボーナス性を搭載したパチスロが作られ、日本各地に徐々に広がっていきました。そして、一気に大量のコインが獲得できる機種が人気を集め多くの人を夢中にさせました。しかし、中毒性が懸念され新たな規制が課されたりと、当局とパチスロメーカーとの改良と規制のサイクルは当初から始まっていました。
なお、パチンコが銀色の玉でプレイされる一方、パチスロではメダルが利用されます。一時期パチンコ玉でプレイできるパチスロがパロットという名前で流通していたようですが、パチスロのように普及することはなく製造停止になったようです。
パチンコ点の片隅から始まった背景があるため、換金までの流れはパチンコと同一です。しかし、パチスロの遊戯性に関してはパチンコと比較すると、よりテクニックが要求されます。理由は、パチンコはリールが自動で止まるのに対して、パチスロの場合はプレーヤー自身がボタンを押しリールを止めます。そのため、パチスロの方がパチンコより玄人好みの遊戯という考えが一般的です。
パチンコ同様、パチスロは日本で生まれた固有の遊戯です。外国では韓国や台湾の各所に存在するようですが、日本から輸入されたものです。
パチンコの規制、問題点
パチンコに言及する上で必ずつきまとってくるのは、やはり合法か否かという法の観点です。上述した通り、日本国内では憲法により賭博の運営が禁止されています。この規制に違反すると、賭博罪に該当し罰せられます。では、なぜパチンコは長い年月を経てもなお、法的機関および当局によって取り締まられずに、日本国民に受け入れられいるのでしょうか。
端的にいうと、パチンコによる勝利金の授受を、現金および有価証券など金品に該当するもので直接取引していないためです。いわゆる「特殊景品」と言われる金品と認識されないものをワンクッション挟んで、現金に交換されます。これによって、偶発性を含む事象への賭けに対して金品の配分を行ってはいけないという規制に該当しないため、違法ではないと認知されています。事実上の賭博と表現されることはありますが、法には背いていいないため警察には黙認されているようです。
そして、パチンコはある程度プレーヤーの技術が、勝敗の結果に介入するため、法で規制されている偶発性に賭けるギャンブルとは少し異なります。この観点も法に反していないと主張できる根拠のひとつです。
なお、パチンコにはギャンブルと同様に依存性があることが報告されており、過度のプレイには細心の注意が必要です。何事も節度を守ることは大切です。始める前には、自身の予算を確認し、自身の生活や家族に支障が出るようなプレイしないよう徹底しましょう。
パチスロに関しても、換金までの流れはパチンコと同様のため、違法性はないとされています。パチスロにはパチンコ以上のプレイスキルが要求されるため、偶発性に賭ける賭博行為という規制対象には該当しないと認知されています。また、以前はアタリが確定しているボーナスラウンドに入ると、パチスロ店のスタッフが特定の図柄を狙い撃ちする目押しという技を使って、プレーヤーをサポートされていましたが法律で禁止されました。
パチンコおよびパチスロではパチンコ玉とメダルは、プレーヤーがお金を払いそれらを借りてプレイする形式が取られています。その後プレーヤーはパチンコ店で玉あるいはメダルを特殊景品と交換して、景品交換所で景品を渡し現金をもらいます。2012年以前は、玉およびメダルを景品に交換する際に、借りた時と同額の価値の景品を授与することが義務付けられていましたが、2014年以降は借りた時よりもやや少なめに評価するようになりました。つまり、プレーヤーが最終的に獲得できる賞金は、等価交換が許されていた時期と比べ、少なくなることを意味します。
上記のようなプレーヤーが不利になる規制は、等価交換の禁止前後もいくつか施行され、その度にパチスロプレーヤーの数が減少しているようです
人気のパチンコ、パチスロ機種
人気のあるパチンコ機種は、数え切れないほどあります。中でも、多くの人によって注目されているパチンコ機種を以下にリストアップします。何から始めたら良いかわからない方は、下記リストを参考にしていると良いでしょう。
人気パチンコ機種
- CRフィーバー戦姫絶唱シンフォギア
- CR聖戦士ダンバイン
- Pアナザーゴッドハーデス ジャッジメント
- CRぱちんこGANTZ(ガンツ)
- CR偽物語
- CRひぐらしのなく頃に
- CR地獄少女
- CRまどかマギカ
- CRうしおととら
- CR犬夜叉 ジャッジメントインフィニティ
- CRサイボーグ009
- P新世紀エヴァンゲリオン シト、新生
人気パチスロ機種
- SLOT劇場版魔法少女まどか☆マギカ
- パチスロ 北斗の拳 天昇
- パチスロ 地獄少女 宵伽
- パチスロ ガールズ&パンツァー
- Re:ゼロから始める異世界生活
- パチスロガールフレンド(仮)~聖櫻学園メモリアル~
- パチスロ 結城友奈は勇者である
- パチスロコードギアス反逆のルルーシュR2
- ぱちスロ ウルトラセブン
- パチスロ 偽物語
- パチスロ エウレカセブンAO
- パチスロ ゴッドイーター
- パチスロ 獣王
パチンコ台の選び方、新台はどうする?
パチンコで遊ぶ上で、非常に重要なのが台選びです。勝ちにくい台でいくらプレイしても、良い結果を出すことはなかなか難しいでしょう。まず初めに、台選びには、データランプを確認すると良いと言われています。注目すべきデータ数値は、当日の大当たり回数、前日のの大当たり回数、前々日のの大当たり回数です。その台の実績値となるので、その後のパフォーマンスを評価するには、とても有益な情報です。
しかし、新台リリースの初日にプレイする際は、過去の実績データがないためどうすれば良いのかという疑問が湧いてくるでしょう。そういう時は、当サイトでは以下のポイントについて注目することをお勧めします。やはりパチンコもランダムな数値をもとに動いているため、”絶対”ということはありません。まずできることから、スタートし徐々に独自のスキルとカンを身につけていくのが、現実的な落としどころでしょう。いずれにせよ、標準的な観点で評価し、良いと思った台で打ってみることが全ての始まりになるので、とりあえず基本を抑えておきましょう。
- へそ付近の釘の開き具合を見る
- 台数などから、その店舗が力を入れている機種か確認
- 行く日がイベント日かどうか
- 機種の大当たり確率をパチンコメーカーのHPで確認
パチスロ台の選び方
パチスロの台選びは、勝敗を左右するとても重要なステップです。このセクションでは、どのようにパチスロの台を選べば良いかを紹介します。
設定狙い
まず初めに、必ず確認すべき点はパチスロの台の設定です。パチスロ台の設定はパチスロ店によって設定が変更可能です。よって、店側が当たりやすくしている台を高設定台と呼ばれ、多くのプレーヤーはこれを狙って、朝から並んで目当ての台を確保しようとします。かと言って、高設定が施されている台を見つけるのは簡単ではありません。ここでは高設定を見つけ出す要点を紹介します。以下に注意し、高設定台を探し当てる確率のアップを図りましょう!
- 角台、新機種は避ける
- 大当たりした履歴がある台の隣を狙う
- 土曜日、日曜日を避ける
天井狙い
機種によっては、アタリが出るまでのゲーム数(G数)の上限を定めています。この上限を天井とよび、ゲームを始める前に、回っているゲーム数が天井に近い台を選んでプレイをスタートする手法です。各機種によって天井の数値は異なるので、気になる台を見つけたらweb検索で検索してみましょう。すぐにわかるはずです。
ゾーン狙い
天井狙いと似たアプローチです。異なる点は、天井狙いは上限値に焦点を当てているのに対して、ゾーン狙いはその機種固有の当たりやすいゲーム数(G数)を狙って、台を選ぶ手法です。このアタリが出る可能性が高いゾーンに関しても、天井と同じようにweb検索で見つけることができます。
パチンコ店が禁煙に?
パチンコ店というと、タバコの煙と匂いが充満しているイメージが定番化しているでしょう。パチンコ、パチスロを好む人の約半数が喫煙者という調査結果もあるくらいです。しかし、2020年の4月より改正健康増進法が施行されるため、それを機に不特定多数の人が行き交う公共施設での屋内喫煙が、原則として禁止されます。この法律に伴い、パチンコ店でも喫煙が禁じられます。喫煙者が多いパチンコファンにとっては、非常に厳しい規制と言えるでしょう。パチンコ店側にとっても、売り上げの減少が懸念されています。
一方で、非喫煙者にとっては喜ばれているため、パチンコのタバコくさいというイメージを一新するという見方もあるため、一概にネガティブな結果がもたらされるとは言い難いようです。これからのパチンコ店の対応の動向にも注目していきましょう。
イベントとは?
パチンコおよびパチスロは、トータルで見ると必ず運営店舗が儲かるようになっています。ビジネスでやっているので当然のことですね。しかし、負ける人がいる一方で、がっぽりと賞金を獲得する人は必ずいます。そこで、勝つ人の人数がより多くなるようにイベントと称し、店舗が計画的に多くの人を勝たせることがあります。場合によっては、赤字覚悟でイベントを開催する店舗もあるくらいです。
しかし、ある段階から会員メールなどでイベント日を頻繁に告知し、イベントを謳っているにも関わらず、アタリが出やすくないなどのガセ情報が横行しました。これにより、イベントの告知が制限されるようになったのです。そのため、かつての本当のイベント日が旧イベント日と呼ばれることもあります。各店舗のイベント日は、それぞれ異なるため、常連の口コミ、ブログ記事などで下調べしたり、キリのいい数字の日付を狙ったりしてみるといいでしょう。
パチンコの新基準とは?
警察庁保安課によって、2020年1月6日から「技術上の規格解釈基準」を見直され以下の点でパチンコ機に対する変更があることが発表されました。
- パチンコ機における時短の突入契機を拡大
- 確変リミット機のリミット回数を2つ設けることが可能
これらの変更により、以前は大当たり終了時に限られていた、時短突入に対するトリガーが事前に設定された一定のゲーム数に到達した時、そして事前に設定された図柄が表示された時に発動させることが可能になりました。さらに、時短回数に対する上限の回数制限がなくなることになりました。
パチスロの新基準、6号機とは?
上記各セクションでも説明した通り年々規制が強化され、その度にパチスロメーカーや店舗はその対応が強いられます。パチスロの台は、パチスロが登場した頃の機種を0号機とし、以降1号機、2号機、、と変更が重ねられています。そして、現在は6号機が最新版です。
ではここで、何が変わったかについて、少し言及します。一回のアタリが出るまでのゲーム数の上限が、1,500回、そして、放出されるメダルの枚数は最高で2,400枚に制限されました。今後も、規制によってパチスロの仕様が変わり続けるでしょう。本気でやる場合は、関連情報に敏感になっておきプレイ方法などを常にアップデートしていく必要があります。
パチスロの検定
パチスロの検定と聞くと、漢字検定のように知識や技能の検定試験を思い浮かべる人がいると思いますが、ここでの検定はそう言ったものではありません。パチスロの検定は、その機種が一定の基準を満たしプレーヤーが安心して利用できるものかどうかをチェックするプロセスです。
まず初めに、保安通信協会というパチンコ、パチスロなどの遊戯機を法的な観点で管理する機関によって、検定を受けるに値するかの審査が実施されます。この工程をパスすると、公安委員会によってようやく検定が行われるのです。こうして一定の安全性が保たれて、パチスロは運営されています。
パチンコは税金(確定申告)の対象?
確定申告の際にはオンラインカジノやブックメーカーから得た利益に関しては、年間の所得税としては課税の対象になり、申告する必要があります。具体的には、当利益は競馬、競輪、福引等で得た利益と同一のカテゴリーに分類されます。
一方で、パチンコなどで確定申告をしないで済ませたことがあるという人がいるようです。本来であれば、オンラインカジノなどと同様に確定申告をするべきと考えられていますが、オンラインカジノやブックメーカーから勝利金を得る時のように電子取引に履歴が残らないため申告せずに済ませてしまう人が多いようです。払わなかった場合は、税務署より追徴課税、いわゆる罰金のペナルティーを課されることは認知しておいて方が良いでしょう。
参考:税金に関する記事
パチスロ風のオンラインスロットとは
現在、オンラインカジノは日本で非常に人気があります。理由の一つとしてあげられるのは、技術の進歩によりオンラインスロットのクオリティが急にレベルが上がった点です。パチスロに引けを取らない様々なオンラインスロットは、オンラインカジノプレーヤーに根強い指示を受けております。プログレッシブベッティングシステムをもとに蓄積されるジャックポットを当てれば、一攫千金も実現可能です。
具体的には、以下のオンラインスロットがパチスロに非常に似ていると言われています。以下のリンク先には、詳しいスロットの説明、無料のお試しゲームがセットされているので是非チェックしましょう!
ハワイアンドリーム
花魁ドリーム
ドリームズオブゴールド
パチスロ風オンラインスロットが遊べるオンラインカジノ
上記のパチスロ風オンラインスロットが楽しめるのは、CASIMARU.comが紹介しているとっておきのオススメのオンラインカジノです。
以下に特にオススメのオンラインカジノを紹介します。オンラインカジノはボーナスが豊富なところが魅力です。登録するだけでもらえる入金不要ボーナスは、リスクなし【無料】なのに賭けながらゲームが楽しめますので、絶対に見逃さないでくださいね!
ベラジョンカジノ、ミスティーノ 、カジ旅、カスモ、ラッキーカジノ、カジノシークレット、レオベガス、など
パチンコ、パチスロのまとめ
パチンコは日本で古くから人気があり、独自の進化を遂げてきました。近年は各種規制により下降傾向にありましたが、今後規制の緩和、カジノの合法化、オンラインカジノの隆盛などで、ギャンブル業界の様相は大きく変わると予測されています。パチンコも今まで通り運営されることを望む一方で、カジノ合法化の影響で結果的にパチンコ業界もかつてのような勢いを取り戻すかが気になります。