更新日:2024年11月19日
スロット・パチスロのゲチェナとは
スロット・パチスロのゲチェナとは、「下段チェリー付き7」から生まれた言葉で、右リール下段にチェリー付き7が停止する出目のことを指します。
リーチ目に絡むケースが多いため、ゲチェナが停止しただけでボーナスが濃厚になります。
ただしゲチェナ出現時に小役が揃ったり、左リール中央にボーナス絵柄が絡むとリーチ目として成立しない機種がほとんどです。
基本的にはゲチェナ単独、もしくは左リールの上下段にボーナス絵柄停止、これが本来のゲチェナです。
ゲチェナの図説サンプル
では、ゲチェナとは具体的にどんな出目なのか?以下の図説サンプルをご紹介します。
【クランキークレスト】
左リール上段にボーナス図柄が停止し、右リールにゲチェナが停止したリーチ目です。
左リールは、下段ボーナス図柄でもリーチ目が成立します。
圧倒的な存在感を見せるゲチェナですが、ここから「ベル・スイカ・リプレイ」まで2コマすべってもリーチ目です。
むしろ、ゲチェナはすべりやすいので、リーチ目を見逃さないように注意が必要です。
【ワードオブライツ2】
ワードオブライツシリーズにチェリー図柄はなく、赤い半円のブラビ(上)がチェリーの代用です。
クランキークレストと同様に、左リール下段にボーナス図柄停止でもリーチ目が成立します。
一方でビタ押しでは、ゲチェナで停止しない可能性があります。
どうしてもゲチェナを見たい場合には、黄7が右リール上段に来た瞬間にストップボタンを押すと、ズルっとすべってゲチェナが降臨するかもしれません。
【ニューパルサーSP4 with 太鼓の達人】
ニューパルサーシリーズ定番のゲチェナです。
左リール上下段にボーナス図柄が停止し、右リールにゲチェナが停止すればボーナスが確定します。
逆に左リール中段にボーナス図柄が停止した場合のゲチェナは高確率でボーナス否定なので、絶好のやめ時です。
【パチスロナイツ】
パチスロナイツと山佐ネクスト伝統のゲチェナです。
左リール上部にボーナス図柄が停止してもゲチェナは有効で、リーチ目が成立します。
ただし他のパチスロと比べて、パチスロナイツのゲチェナは停止しにくいです。
ゲチェナを狙って否定しても、ボーナスの可能性は十分にあるので注意しましょう。
名機で見るパチスロのゲチェナ
パチスロで、ゲチェナという言葉が使われ始めたのは、4号機全盛期の2000年頃です。
4号機時代は名機が多く、登場から20年以上経過した現在の6号機でも、続々と後継機がリリースされています。
以下では伝説とも呼ばれる名機の中から3つピックアップし、パチスロのゲチェナを紹介します。
- ニューパルサー
ニューパルサーは1993年に登場したパチスロで、当時としては圧倒的の23万台を販売しました。
全国のパチスロ総台数が約73万台(1993年頃)なので、約3台に1台がニューパルサーでした。
ボーナス図柄一直線や山佐型と呼ばれるV型・L型などのリーチ目だけで1,300種類以上あり、中でも有名なのがゲチェナです。
左リールと右リールで何の変哲もない出目が停止し、右リールでゲチェナ降臨!今でこそゲチェナは広く知られるリーチ目ですが、当時はゲチェナがリーチ目だと知らず捨ててしまう人もいました。
- クランキーコンドル
クランキーコンドルは、1995年にユニバーサルから登場したパチスロです。
通常時の技術介入とボーナス中のリプレイハズシを完璧にこなすと、設定1でも機械割100%を超えた衝撃なスペックを実現!
上級者にとって非常に甘いパチスロで、全台設定1なんてホールもたくさんありました。
リーチ目の数はニューパルサー以上で、ゲチェナが停止した時の美しさは当時のユニバーサルならではです。
しかし実際には、ゲチェナよりも上段青7テンパイの方が有名で、その後のアルゼ時代も、上段青7テンパイをリーチ目に採用するパチスロが続々と登場しました。
- ハナビ
ユニバーサルと言えば、ハナビ!そう言っても過言ではないほどの人気パチスロです。
ハナビはユニバーサルを代表するパチスロの1つで、1998年に初代ハナビが登場した時には、多くのプレーヤーから支持を集めていました。
三連ボーナス図柄、リールフラッシュ演出などユニバーサルお馴染みの仕様で、クランキーコンドルと同様に、技術介入要素の高いパチスロでした。
漢字の「七」の上に付いたチェリーがとても風流で、狙ってもなかなか停止しないゲチェナに、リリース直後は「もしかして入ってない?」と勘違いするプレーヤーも多発しました。
まとめ
今回はスロット・パチスロのゲチェナとは何なのかについて詳しく解説し、図説サンプルと過去にリリースされた名機のゲチェナを紹介してきました。
一言で言ってしまえば、ゲチェナは至福の時!右リール下段にチェリー付き7がビシッと停止したその瞬間、リールを見つめる全てのプレーヤーに強烈な衝撃が走ります。
まさにゲチェナはパチスロを代表するリーチ目であり、そこからのボーナス連打を期待する希望でもあります。
今日もゲチェナ降臨を期待しつつ、パチスロぶん回しに精進しましょう!
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小山道也
カジマル編集長担当、オンカジ業界専門家
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斉藤亜季
コンテンツ制作担当
オンカジ運営側でカスタマーサポート、キャンペーン企画、マーケティング、そしてトラブル対応など多岐に渡る役割を経験。その後、幅広い経験が認められ、カジマル.comのエディトリアルチームに参画。 過去には、ホスピタリティマネジメントの学士号を取得し、実務経験も積んでいるため、顧客管理に対する知識が深い。そのため、利用者目線での分析を得意とする。オンカジ業界はまだサービス面での改善が必要であると考え、率直な批評もいとわない。