更新日:2024年11月19日
パチンコのボーダーとは
パチンコのボーダーとは、パチンコ用語で損益がプラスマイナスゼロになる損益分岐点の数値のことを指します。
このボーダーラインを超えていれば、収益がトントン程度かそれ以上という目安がわかります。
つまり、パチンコのボーダーは低ければ低いほど勝ちやすいということです。
パチンコのボーダーラインは、機種の初当たり確率や換金率によって異なります。また、あくまで理論値であるため一概には言えません。
ホールによっては1回交換か無制限交換かの違いがあり、換金ギャップが少ない無制限交換の方がボーダーラインは低いです。
また、そもそも換金率にも違いがあるため、換金率が高ければ高いほどボーダーラインは低くなります。
さらに、打ち手が捻り打ちなどを使用することで想定より出玉量を増やせるのであれば、パチンコのボーダーラインは低くなります。
このように、パチンコのボーダーは環境や打ち手によって左右されます。
しかし、こボーダーラインを意識することで勝っている台や負けている台が一見するだけでわかるので、パチンコのボーダーを意識することは重要と言われています。
パチンコの回転数とボーダーの関係
パチンコのボーダーラインは、1,000円あたりの回転数を目安に使われます。
具体的なパチンコのボーダーラインの計算方法は、以下の通りです。
- 期待出玉×交換率(円)=金額
- 金額÷1,000円=1,000円あたりの期待値
- 初当たりまでの回転数÷1,000円あたりの期待値=ボーダーライン
つまり、4円25玉の等価交換のホールで、初当たり確率1/100・期待出玉1,000個の機種を打った場合の計算方法は、以下の通りです。
- 1,000玉×4円=4,000円
- 4,000円÷1,000円=4円
- 100回転÷4円=25回転
初当たり1回で得られる4,000円を手に入れるためには100回転回す必要があり、それを1,000円に直すと25回転必要になります。
そして、この回転数を超えているパチンコ台は勝っている台で、下回っている台は負けている台だとわかります。
パチンコの回転数で見切りをつけるボーダー目安
次に、パチンコ台の回転数とボーダーを意識して見切りをつける目安を解説します。
パチンコは、回転率のムラが大きいギャンブルです。また、ホールの傾向や釘調整の読みレベルも個人によって異なるので、ハッキリとしたラインを決められません。
とはいえ、パチンコのボーダーラインを意識し始めた時には目安が必要になるので、以下で紹介する目安を参考にしてみましょう。
ボーダーより5回転以上下回っている場合
打っている機種のボーダーラインより5回転以上下回っている場合は、予想する回転数よりも大幅に数値が低くなっています。
もし5,000円〜1万円程度打って5回転以上下回っている場合は、その台に見切りをつけても良いでしょう。
ただし、5,000円未満で見切りを付けるのはおすすめしません。5,000円未満では回転率のムラの影響が非常に強く、適正値から大幅に逸れることはあり得るからです。
反対に、5,000円未満だったとしても大幅に回転数が逸れすぎている場合は、回転率のムラを考慮しても見切りをつけて問題ありません。
ボーダーより3回転以上下回っている場合
1万円以上打って3回転以上下回っている場合は、見切りをつけても良いでしょう。
金額が上がれば上がるほど回転率のムラが減っていくため、より信頼度が高く見切りをつける優先度が高くなります。
ただし、先にも述べた通りパチンコは回転率のムラが大きいです。大きな下振れも少なくない確率で発生します。
そのため、下記のような良釘調整が期待できる場面では粘っても問題ありません。
- 感覚的に伸びに期待できる
- パチンコのイベント日かつホールへの信頼度が高い
- ヘソ周りなどの重要なポイント釘調整が良い
上記のような情報が全くわからない状況であれば、大人しく見切りをつけることをおすすめします。
パチンコの回転数が関係ないという人の意見
パチンコでボーダーラインや回転数を意識しても意味がないと考える人には、さまざまな意見があります。
これらの意見について、以下で詳しく解説していきます。
逆正弦定理で考えれば収支がマイナスになる人もいる
逆正弦定理を簡単に言うと、勝っている人は勝ち続けやすく負けている人は負け続けやすいといった理論です。
コインを投げ続けた時に表と裏が出る確率は1/2ですが、実際には交互に表と裏が出ることは少なく、表が出続けたり裏が出続けたりすることを意味します。
これをボーダーラインに置き換え、ボーダーラインの回転数を意識することは意味がないと考えています。
これはつまり、パチンコのボーダーラインの回転数で打ち続けたとしても、プラスからマイナスには落ちにくく、マイナスからプラスには上がりにくいということです。
逆正弦定理が偏りを示しているのは間違いなく、プラスやマイナスに偏っている滞在時間が長くなりやすいのは間違いありません。
しかし、実際にはボーダーラインより回転数が良い台を狙う場合が多くなります。
そのため、長期的にボーダーラインを下回る回転数になったとしても、収支がマイナスになるかは別問題です。
ボーダーを超える台がそもそもない
パチンコのボーダーラインを意識することは、勝ちやすい台を見極めるということです。
しかし、そもそも勝ちやすい台がホールに存在しないのであれば、ボーダーラインを意識したとしても勝てません。
パチンコのボーダーラインでわかる勝ちやすい台の大きな特徴は、釘調整が良い台ということです。
しかし、ボーダーを超えるようなプラスな釘調整をしているホールはほとんどありません。
そのため、ボーダーを見たところで勝てる台を見つけられないから意味がないという意見があります。
パチンコの回転数を狙い目ボーダーとしてプレイするメリット
以下に、パチンコのボーダーや回転数を狙ってプレイするメリットを詳しく解説します。
勝っている台一目でわかる
ボーダーラインより回っている台を打つということは、つまり勝っている台がわかるということです。
この勝っている台という事実は、たまたま上振れているだけかもしれません。
しかし、パチンコでは釘調整が行われている可能性が高いため、実際の機種のスペックが変動しやすいです。
そのため、勝っている台が釘調整が良く勝ちやすい台ということは十分にあり得ます。
結果、長期的にボーダーラインより高い回転数の台を打ち続ければ、ランダムに台を選ぶ時よりも勝ちやすい台を打っている可能性が高くなります。
釘が読めなくても長期的な収支をプラスにしやすい
パチンコは釘による影響が非常に大きいですが、初心者が釘を読むのは難しいです。
大まかにはパチンコの釘の見方は共通していますが、それでも見るべきポイントは多いです。
人気機種などの場合であれば細かく解説しているサイトもありますが、実際に細かな釘の細かな違いを見抜くのは大変です。
スマホを見ながら一台一台見ていては従業員に注意されますし、一朝一夕で釘読みをものにはできません。
しかし、ボーダーを意識して回っている台のみに座っていれば、釘調整が良い台に座れる確率が高くなります。
またパチンコ優良店を選んだり、パチンコの換金率が高いホールを選ぶと、勝利時のリターンがさらに大きくなり、収支をプラスにする助けになります。
そのため、全く釘が読めなかったとしても、年間単位で見れば収支はプラスになりやすいです。
パチンコの回転数を狙い目ボーダーとしてプレイするデメリット
パチンコの回転数を意識し、狙い目ボーダーを意識して収益プラスを狙う方法のデメリットは以下の通りです。
短期的に結果が出るわけではない
パチンコの回転数を意識し、狙い目のボーダーを意識したとしても短期的に必ず勝てるわけではありません。
ボーダーラインを意識して上がる期待値は微差に過ぎないからです。
そのため、週末に2時間程度打つようなファンプレーヤーの場合は、ボーダーラインを意識した立ち回りの恩恵は感じにくいでしょう。
パチンコは運の要素が非常に大きいため、短期的に見ればボーダーが高い台でも圧勝する場合も多いです。
反対に、良い回転数のボーダーラインを上回っている台を見つけても、運要素で惨敗することは珍しくありません。
パチンコのボーダーラインは、あくまで期待値を高めて長期的に勝つ確率を少しでも上げる時に使える情報です。
実力不足で狙い目ボーダーがズレている可能性がある
パチンコのボーダーラインは、一定の期待出玉を想定して計算しています。
そのため、期待出玉を出せないのであればボーダーラインは上がってしまいます。
パチンコでは、ある程度の技術介入が必要になります。捻り打ちや止め打ちなどで無駄玉を無くしたりオーバー入賞を狙ったりしなければなりません。
また、ボーダーラインも無駄玉がゼロで考えられている場合も多いです。
実力不足の場合は、そのボーダーラインに想定されていた出玉数を獲得できません。
そのため、自分に合っていないボーダーラインを意識しても勝てず、必要回転数はさらに多くなります。
まとめ
パチンコでボーダーを意識することは、勝つために非常に重要なポイントです。
パチンコのボーダーラインは1,000円あたりの回転数で示され、意識するだけで回っている勝ちやすい台に座る確率を高められます。
ただし、ボーダーラインや回転数を意識して上がる期待値は微差であり、短期的な勝利を約束するものではありません。
つまり、パチンコのボーダーは長期的な収支を考えた時に初めて効果を実感でき、パチンコ攻略で役立ちます。
パチンコのボーダーラインや意識した戦略は「ボーダー理論」と呼ばれるほど強力で、初心者の人でも簡単に実行しやすい手法です。
技術介入や釘読みが全くできなかったとしても、収支をプラスにしやすくなります。
ただし、インターネット上に落ちているパチンコのボーダーラインは想定出玉数などが高く設定されているため、実力不足で実現できない場合もあるため、注意しましょう。
一方で、ラッキートリガーを搭載した機種では、通常のボーダーライン以上の高いパチンコの継続率が期待できます。
また、ボーダーとともにパチンコの確率も理解し、戦略的なプレイが重要です。
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小山道也
カジマル編集長担当、オンカジ業界専門家
オンカジ業界経験10年超。コンサルタントとして就業した後に、欧州でビジネス修士号を取得。そして、海外マーケテシング企業にて、オンラインカジノのメディア立ち上げに携わり、今に至る。 論理思考や分析思考をもとに、入金不要ボーナスをさまざまな観点で解析し、読者に分かりやすく解説するのが得意。独自のレーダーチャートは、その他メディアでも参考にされ業界の標準化にも貢献した。当メディアの運営以外では、オンカジサイト立ち上げ時の外部アドバイザーとしても活動している。
斉藤亜季
コンテンツ制作担当
オンカジ運営側でカスタマーサポート、キャンペーン企画、マーケティング、そしてトラブル対応など多岐に渡る役割を経験。その後、幅広い経験が認められ、カジマル.comのエディトリアルチームに参画。 過去には、ホスピタリティマネジメントの学士号を取得し、実務経験も積んでいるため、顧客管理に対する知識が深い。そのため、利用者目線での分析を得意とする。オンカジ業界はまだサービス面での改善が必要であると考え、率直な批評もいとわない。