更新日:2024年11月20日
画像出典:ハートフォードフォーウィンズカジノ公式サイト
“https://fourwindscasino.com/hartford/”
ラスベガスなど、古くからカジノが根付いているアメリカでは、近年ギャンブル産業が発展しています。
コロナウィルスによるロックダウン以降、ブックメーカーやiGaming業界の発展により、カジノの建設がアメリカ全土で加速しています。
そんな中、アメリカのカジノでは、多くのトラブルが発生しているのも事実です。
中でも、今回、ミシガン州のハートフォードにある、フォーウィンズカジノにおいて起きた窃盗事件は、被害額の大きさと犯行手口から、アメリカでは話題になっています。
アメリカの検察庁のレポートによると、メキシコ人の43歳、Jesus Gaytan-Garcia氏が、カジノへの窃盗容疑で逮捕されたとのこと。
Gaytan-Garcia氏は、ハートフォードカジノの運営を行っている、先住民族ポタワトミインディアンのチェアマンを名乗り、従業員に電話。
今すぐに資金が必要だと、カジノの従業員に伝えるとともに、テキストメッセージでも同様の趣旨の内容を送信しました。
その結果、ハートフォードカジノの従業員はGaytan-Garcia氏の話を鵜呑みにし、ハートフォードカジノから、$700,000ドル (日本円で約1億790万円)を現金で持ち出し、Gaytan-Garcia氏に渡してしまいました。
アメリカでは、ハートフォードカジノのように、先住民族が運営するカジノがここ数年で増えています。
しかし、そのような特色があるため、詐欺師から格好のターゲットになりやすいことも今回の事件からは分かりました。
ハートフォードにある、フォーウィンズカジノは、550のスロットゲームと、ブラックジャックやルーレットの出来るテーブルゲームを完備しているカジノです。
スロット中心のため、日本でいうパチンコの様な規模のカジノであり、今回のような大きな被害額が発生した窃盗事件は、カジノ運営において非常に痛手となっています。
画像出典:ABC 57ニュース 公式サイト
“https://www.abc57.com/news/man-charged-in-700-000-theft-from-hartford-four-winds-casino”
ハートフォードのフォーウィンズカジノで起きた、今回の窃盗事件ですが、FBIとポカゴン先住民警察によって捜査が行われました。
捜査は、何か月にも渡って行われ難航した様で、ハートフォードのフォーウィンズカジノの従業員が、直接現金を手渡していたため、Gaytan-Garcia氏が、犯人として発覚しました。
本事件での窃盗額は、日本円で約1億円に上ると言われており、アメリカ検察庁も今回の被害額は、異常だと発表しています。
また、カジノを狙った窃盗事件は、年々件数が増加しており、今回の事件を担当した検察官、Mark Totten氏は、以下のようにコメントしています。
「不幸なことに、カジノにおける、電話を使った窃盗事件は、アメリカ中で年々増加しています。今回は、FBIと先住民警察の必死の捜査により、フォーウィンズカジノにおける犯人を特定できました。」
捜査の過程で、Gaytan-Garcia氏の自宅を家宅捜査したところ、”ハートフォード”と書かれた札束が見つかったとのこと。
また、札束には、窃盗が行われた日付も刻印されており、Gaytan-Garcia氏は、組織を率いて複数のカジノを狙っていた可能性もあると言えるでしょう。
日本においても、大阪IRや長崎のカジノが建設される予定であり、向こう15年で、カジノやギャンブル施設が増加するでしょう。
しかし、まだまだ、日本において、カジノに関する法整備やセキュリティーの問題は山積みであることも事実です。
その為、フォーウィンズカジノで起きたような、窃盗事件を反面教師にして、カジノのセキュリティー強化や法整備を図る必要があるでしょう。
また、窃盗事件やトラブルが起こりづらい、オンラインカジノなどの、オンライン上のギャンブルが本格的に日本に進出するのも、一つの手かもしれません。
来る大阪IRの完成に向けて、日本政府はどのような改革をギャンブル産業に起こすのか、注目です。
今回は、アメリカ、ミシガン州・ハートフォードにある、フォーウィンズカジノにおいて、$700,000 (日本円で約1億790万円)が窃盗された事件を解説しました。
今回の事件の実行犯は、メキシコ出身の43歳男性であり、フォーウィンズカジノの従業員に直接電話をかけ、詐欺を働いたとのこと。
アメリカでは、近年、カジノをターゲットにした詐欺電話が増加しており、大きな問題になっています。
日本においても、大阪IR計画でカジノ建設が決まっており、法整備やセキュリティー強化などが課題になってくるでしょう。
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小山道也
カジマル編集長担当、オンカジ業界専門家
オンカジ業界経験10年超。コンサルタントとして就業した後に、欧州でビジネス修士号を取得。そして、海外マーケテシング企業にて、オンラインカジノのメディア立ち上げに携わり、今に至る。 論理思考や分析思考をもとに、入金不要ボーナスをさまざまな観点で解析し、読者に分かりやすく解説するのが得意。独自のレーダーチャートは、その他メディアでも参考にされ業界の標準化にも貢献した。当メディアの運営以外では、オンカジサイト立ち上げ時の外部アドバイザーとしても活動している。
西尾昇
コンテンツ制作担当
ディーラーとしてゲーミング業界に携わる。その後、表舞台からは身を引き、コンテンツ制作に回り、ルーレットやバカラのゲーム解説や攻略記事をはじめ、オンカジ比較評価記事やボーナスの解説コンテンツの制作に従事。業界での人脈が広く、各社のキーパーソンと繋がっているので裏情報にも精通。カジマル.comでは、業界の隅々を分かりやすく解説し定評を得る。エディトリアルメンバーの中ではエキスパートとして立ち回っている。