更新日：2025年05月06日
仮想通貨市場が進化中！ステーブルコインが導く次世代の遊び方
目次
ステーブルコインとは？
ステーブルコイン (Stablecoin)とは、仮想通貨の1種です。
仮想通貨には、ビットコインやリップル、イーサリアムなどの通貨が特に有名です。
仮想通貨は匿名性が高い上、国境を越えて取引できるため、現在では多くの仮想通貨が登場し、決済手段としても幅広く使われています。
また、仮想通貨は、投資対象としても見られており、近年では資産運用目的で仮想通貨を購入する方も多いのではないでしょうか。
その反面、仮想通貨は価値の上下が激しい面がデメリットとして見られることもあり、保有していた仮想通貨の価値が激しく下がり損害を生み出すケースもしばしば発生。
ビットコインなどの仮想通貨は、金融や経済に詳しくない人には仮想通貨は扱いづらい資産でもありました。
そんな中、登場したのが、テザーやUSDコインなどに代表されるステーブルコインです。
ステーブルコインは、アメリカドルなどの法定通貨と価値が連動しています。
そのため、通貨自体の価値の上下が少なく、常に資産の価値が安定しているため、金融や仮想通貨に詳しくない人でも気軽に利用できる仮想通貨と言えるでしょう。
特に、南米やアフリカなどの国では、金融インフラが整っていない国も多く、銀行口座の開設などに時間を要する場合多いです。
また、在宅ワークが世界中で増えた今、国を跨いで仕事をする人も多く増えており、金融インフラが整っていない国に住んでいる人の中では給料の受け取りに一苦労することも多々起きています。
しかし、このようなステーブルコインを利用すれば、口座の開設は瞬時に行える上、国を跨いだ取引も簡単に行えるため特にフリーランスで働く人の間では、ステーブルコインの利用が進んでいます。
従来の仮想通貨の匿名性や国を超えて決済できる利点はそのままに、仮想通貨のデメリットを打ち消したステーブルコインの存在は、仮想通貨のさらなる普及に好影響を与えています。
デジタルネイティブが増えている今の時代、ステーブルコインの存在は海外を中心に大きな注目を集めていると言えるでしょう。
オンラインカジノで広がるステーブルコインの活用例
ステーブルコインの登場で、仮想通貨の利用が急速に普及してきていますが、それに伴い、若者の間ではステーブルコインを用いり、カジノゲームを楽しめる仮想通貨特化型カジノの利用が増えています。
そもそも、仮想通貨が開発された当時は、匿名性が高いなどメリットはあるもののオンラインカジノの利用において、仮想通貨は相性が悪いというのが定説でした。
これは、ビットコインやイーサリアムなどの通貨は、価格の変動の上下が大きく、カジノに入金した時と出金した時で損をする場合もあるからです。
しかし、このデメリットを打ち消したのが、テザーやUSDコインなどステーブルコインと呼ばれる仮想通貨の一種。
これらのステーブルコインは、アメリカドルなど、実際の法定通貨と価値が連動しているため、価格の上下が少なく、オンラインカジノなどネット上でのライブカジノやスポーツベッティングをプレイする場合にも相性が良いのです。
ステーブルコインを使えば、銀行口座やクレジットカードがなくても、スマートフォンひとつでどこの国からでもギャンブルにアクセスできるため、若年層の新しい娯楽として仮想通貨特化型のカジノが広がる要因の一つになっています。
それに加えて、仮想通貨特化型のカジノでは、簡単な登録だけで即ベットできる設計や、仮想通貨のウォレットを接続するだけで始められるカジノが主流です。
そのため面倒なオンラインカジノの本人確認を行う必要もないカジノも多く、プレーヤーがオンラインカジノを始めるハードルは劇的に下がったと言えるでしょう。
カジノ側から見ても、仮想通貨特化型のカジノであれば、低コストですぐにグローバルに展開できる利点もあります。
こういう背景もあり、近年ではプレーヤーにもカジノ運営側にもウィンウィンである、仮想通貨特化型のカジノが増加しています。
特に特筆すべきカジノとして、挙げられるのはステークカジノです。
ステークカジノは、仮想通貨特化型のカジノの先駆者的な存在ですが、創設者であるエド・クレイブとビジャン・テヘラーニは、オンラインゲーム「ルーンスケープ」で出会い、ゲーム内通貨を賭ける「ステーキング」を開発。
このことがきっかけに、暗号資産を決済方法としてオンラインカジノ・Stakeカジノを共同設立しました。
ステークカジノは、簡単にサイトに登録できるうえ、仮想通貨のウォレットさえ保持しておけば、すぐにギャンブルを始められます。
こうした簡易性も、若者がカジュアルにギャンブルを始めるハードルを下げていると言え、ステークカジノの人気が高まった一つの要因と言えるでしょう。
おすすめ仮想通貨特化型カジノ
Z世代が注目する理由
ここまで仮想通貨特化型のカジノの人気が急上昇していることを説明しましたが、このブームの背景には、ステーブルコインの普及や、技術面での進化だけが寄与しているわけではありません。
仮想通貨特化型のカジノでは、人気YouTuberやTwitch配信者、SNSで影響力を持つクリエイターたちが、カジノのスポンサーとしての活動しています。
たとえば先ほど紹介したステークカジノでは、著名ラッパーのドレイクとアンバサダー契約を結び、ステークカジノのプロモーションに一役買っています。
それに加え、ステークカジノは英国プレミアリーグのクラブやF1のメインスポンサーを務めるなど、Z世代を中心に人気のコンテンツで露出度を増やしています。
また、ステークカジノ以外の仮想通貨特化型のカジノも、YouTubeやTwitchなど人気ストリーミングサービスのストリーマーを多く広告塔に起用し、認知度の拡大を図っています。
ドレイクを多くの配信者やインフルエンサーが、ライブ配信で自ら大金を賭ける姿を見せることが、Z世代が多く閲覧するソーシャルメディア上で大きな話題になっています。
Z世代の若者の興味を引くだけでなく、仮想通貨特化型カジノは「稼げる可能性がある」クールなプラットフォームというイメージを確固たるものにしています。
仮想通貨は、国を超えた取引を行えるため、仮想通貨特化型カジノはグローバルに展開できる強みがあり、このようなスポンサー露出も増えているのでしょう。
それに加えて、近年では仮想通貨のスマートコントラクト機能を活用した、ジャックポットをアメリカのスタートアップ企業「Megapot」が開発。
ステーブルコインをはじめとした仮想通貨は、決済手段そのもののみならず、マーケティング面、ゲーム性にも影響を与えています。
まとめ
ステーブルコインは、価格の安定性と仮想通貨の利便性を兼ね備えた新しい仮想通貨の形として登場し、価値の安定性が故、仮想通貨の利用者の増加に貢献しています。
また、仮想通貨の匿名性はもともとオンラインカジノとの相性の良いため、ステーブルコインが普及するのと同時に、仮想通貨特化型のカジノも普及しています。
中でも、Stakeカジノをはじめとする仮想通貨特化型カジノは、若者の間で人気を集め、Z世代にとって新しい娯楽・収益手段としても注目を浴びると共に、クールなプラットフォームとしての地位も海外で確率しています。
インフルエンサーによるプロモーションやテクノロジーの進化も相まって、ステーブルコインと仮想通貨カジノは今後さらに広がりを見せるでしょう。
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小山道也
カジマル編集長、オンカジ業界専門家
オンラインカジノの調査分析総数200サイト越え、10年以上の業界経験あり。オンラインカジノの専門家として、2019年から「カジマル.com」の立ち上げから関わる。 入金不要ボーナスをさまざまな観点で解析し、読者に分かりやすく解説することが得意。独自のレーダーチャートは、その他メディアでも参考にされ業界の標準化にも貢献した。 英語も堪能で世界のオンラインカジノ事情に精通しており、海外のゲーミングイベントで、コメンテーターとしても登壇経験あり。 また、ギャンブル依存に対する問題意識は高く、心理学に関する学術論文をよく読んでいる。
西尾昇
コンテンツ制作担当
ディーラーとしてゲーミング業界に携わる。その後、表舞台からは身を引き、コンテンツ制作に回る。ルーレットやバカラのゲーム解説や攻略記事をはじめ、オンカジ比較評価記事やボーナスの解説コンテンツの制作など幅広いコンテンツの制作に従事。業界での人脈が広く、各社のキーパーソンと繋がっているので裏情報にも精通。カジマル.comでは、業界の隅々を分かりやすく解説し定評を得る。エディトリアルメンバーの中ではオンカジエキスパートとして信頼されている。
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