更新日:2024年11月20日
メジャーリーグ2023シーズンとは、メジャーリーグ機構によって毎年開催されるアメリカの野球リーグの2023年シーズンのことです。北米4大プロスポーツリーグの中の一つに数えられます。また、Major League Baseballの頭文字をとり、MLBと呼ばれることもあります。
アメリカンリーグ、ナショナルリーグ、それぞれ15球団からなる全30球団で構成されていおり、それぞれのリーグで、3地区に分かれてシーズンを戦います。
その歴史はとても古く、メジャーリーグ発足は1903年にまでさかのぼります。他の4台スポーツの中で最も歴史のあるリーグであり、120年にわたってアメリカの日常の娯楽として、楽しまれてきました。
また、1995年に当時の日本プロ野球のスターである野茂英雄選手が、ロサンゼルス・ドジャースに入団し大活躍して以降、多くの日本人選手が海を渡りました。
イチロー選手や松井秀喜選手の活躍を覚えられている方も多いのではないでしょうか。先日、WBC 2023で活躍した大谷選手やダルビッシュ選手、吉田選手もそれぞれメジャーリーグの球団に所属しています。
各チームは、毎年4月から9月下旬にかけて開催される162試合にも及ぶレギュラーシーズンを戦います。10月からはポストシーズンと呼ばれるプレイオフが開催され、アメリカン、ナショナルそれぞれのリーグで各地区1位の3チームとワイルドカード3チームを含めたトーナメント戦が行われます。
それぞれのリーグのトーナメントで優勝した2チームが最後にワールドシリーズを戦い、MLB王者が決定されます。
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メジャーリーグ2023シーズンの優勝チームを予想する賭けオッズ情報がビーベットにて公開されています。それぞれのチームのオッズは以下の表のとおりです。
チーム名 | オッズ |
---|---|
ヒューストン・アストロズ | 7.00 |
ニューヨーク・ヤンキース | 8.50 |
トロント・ブルージェイズ | 10.00 |
シアトル・マリナーズ | 17.00 |
タンパベイ・レイズ | 23.00 |
シカゴ・ホワイトソックス | 29.00 |
クリーブランド・ガーディアンズ | 30.00 |
テキサス・レンジャーズ | 35.00 |
ボストン・レッドソックス | 40.00 |
ボルティモア・オリオールズ | 50.00 |
ミネソタ・ツインズ | 50.00 |
ロサンゼルス・エンジェルス | 50.00 |
デトロイト・タイガース | 80.00 |
カンザスシティ・ロイヤルズ | 150.00 |
オークランド・アスレチックス | 400.00 |
チーム名 | オッズ |
---|---|
アトランタ・ブレーブス | 8.00 |
ロサンゼルス・ドジャース | 8.50 |
サンディエゴ・パドレス | 9.50 |
ニューヨーク・メッツ | 10.00 |
フィラデルフィア・フィリーズ | 15.00 |
セントルイス・カージナルズ | 23.00 |
ミルウォーキー・ブルワーズ | 29.00 |
サンフランシスコ・ジャイアンツ | 35.00 |
シカゴ・カブス | 55.00 |
マイアミ・マーリンズ | 70.00 |
アリゾナ・ダイアモンドバックス | 80.00 |
コロラド・ロッキーズ | 125.00 |
シンシナティ・レッズ | 200.00 |
ピッツバーグ・パイレーツ | 200.00 |
ワシントン・ナショナルズ | 350.00 |
チーム名 | オッズ |
---|---|
ニューヨーク・ヤンキース | 1.99 |
トロント・ブルージェイズ | 2.85 |
タンパベイ・レイズ | 4.50 |
ボストン・レッドソックス | 21.00 |
ボルティモア・オリオールズ | 24.50 |
チーム名 | オッズ |
---|---|
クリーブランド・ガーディアンズ | 2.37 |
シカゴ・ホワイトソックス | 2.70 |
ミネソタ・ツインズ | 3.35 |
デトロイト・タイガース | 27.50 |
カンザスシティ・ロイヤルズ | 40.00 |
チーム名 | オッズ |
---|---|
ヒューストン・アストロズ | 1.49 |
シアトル・マリナーズ | 4.15 |
ロサンゼルス・エンジェルス | 8.90 |
テキサス・レンジャーズ | 9.90 |
オークランド・アスレチックス | 250.00 |
チーム名 | オッズ |
---|---|
アトランタ・ブレーブス | 2.26 |
ニューヨーク・メッツ | 2.46 |
フィラデルフィア・フィリーズ | 4.25 |
マイアミ・マーリンズ | 50.00 |
ワシントン・ナショナルズ | 250.00 |
チーム名 | オッズ |
---|---|
セントルイス・カージナルズ | 1.82 |
ミルウォーキー・ブリュワーズ | 2.58 |
シカゴ・カブス | 7.60 |
シンシナティ・レッズ | 60.00 |
ピッツバーグ・パイレーツ | 70.00 |
チーム名 | オッズ |
---|---|
ロサンゼルス・ドジャース | 1.76 |
サンディエゴ・パドレス | 2.21 |
サンフランシスコ・ジャイアンツ | 12.50 |
アリゾナ・ダイアモンドバックス | 45.00 |
コロラド・ロッキーズ | 150.00 |
優勝やシーズン順位を予想するオッズに加えて、盗塁王やホームラン王など個人タイトルを予想するオッズなど、様々な項目のオッズが公開されています。
主な個人タイトルのオッズは以下の通りになります。
選手名 | オッズ |
---|---|
ジェイコブ・デグロム(テキサス・レンジャーズ) | 6.50 |
ゲリット・コール(ニューヨーク・ヤンキース) | 8.50 |
アレク・マノア(トロント・ブルージェイズ) | 10.00 |
大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス) | 11.00 |
シェーン・マクラナハン(タンパベイ・レイズ) | 12.00 |
ディラン・シーズ(シカゴ・ホワイトソックス) | 13.00 |
カルロス・ロドン(ニューヨーク・ヤンキース) | 13.00 |
シェーン・ビーバー(クリーブランド・ガーディアンズ) | 15.00 |
フランバー・バルデス(ヒューストン・アストロズ) | 15.00 |
ケビン・ゴースマン(トロント・ブルージェイズ) | 18.00 |
2010年にメジャーリーグにドラフトされ、メジャージェイコブ・デグロム選手がアメリカンリーグのサイ・ヤング賞予想オッズでは1位にランクイン。昨季はけがで前半戦を棒に振ったものの、11試合に登板し、5勝4敗を記録。過去には2回、サイ・ヤング賞の受賞歴があり、今季は新天地であるニューヨーク・メッツで実力を発揮できるのか、注目が集まります。
また、大谷翔平選手も予想オッズ上位にランクイン。近年、現在メジャーリーグ唯一の二刀流選手として、投手に贈られる最高峰の賞であるサイ・ヤング賞を日本人史上初受賞なるでしょうか。
選手名 | オッズ |
---|---|
サンディ・アルカンタラ(マイアミ・マーリンズ) | 6.50 |
コービン・バーンズ(ミルウォーキー・ブリュワーズ) | 7.00 |
ジャスティン・バーランダー(ニューヨーク・メッツ) | 8.00 |
マックス・シャーザー(ニューヨーク・メッツ) | 9.00 |
スペンサー・ストライダー(アトランタ・ブレーブス) | 11.00 |
ザック・ウィーラー(フィラデルフィア・フィリーズ) | 12.00 |
マックス・フリード(アトランタ・ブレーブス) | 13.00 |
アーロン・ノラ(フィラデルフィア・フィリーズ) | 13.00 |
ザック・ギャレン(アリゾナ・ダイアモンドバックス) | 15.00 |
フリオ・ウリアス(ロサンゼルス・ドジャース) | 17.00 |
ナショナルリーグ2023シーズンのサイ・ヤング賞予想オッズでは、WBC2023にドミニカ代表としても召集されてアルカンタラ選手が1位にランクイン。WBC2023では、実力がなかなか発揮できず、1試合のみの出場に終わるも、昨年のMLBレギュラーシーズンでは大ブレイクを果たし、満票でサイ・ヤング賞を受賞しました。
アルカンタラ選手は160キロを超えるフォーシームとシンカーを軸にして投球術で、三振を量産する選手。また近年では、先発投手でも短いイニングを投げることも少なくないメジャーリーグにおいて、長いイニングを投げることのできるタフネスを兼ね備えたピッチャーです。
選手名 | オッズ |
---|---|
大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス) | 3.35 |
アーロン・ジャッジ(ニューヨーク・ヤンキース) | 6.20 |
マイク・トラウト(ロサンゼルス・エンジェルス) | 6.75 |
フリオ・ロドリゲス(シアトル・マリナーズ) | 9.65 |
ヨルダン・アルバレス(ヒューストン・アストロズ) | 13.50 |
ブラディミール・ゲレーロ・ジュニア(トロント・ブルージェイズ) | 15.00 |
ホセ・ラミレス(クリーブランド・ガーディアンズ) | 18.25 |
ラファエル・ディバース(ボストン・レッドソックス) | 25.50 |
コリー・シーガー(テキサス・レンジャーズ) | 30.00 |
カイル・タッカー(ヒューストン・アストロズ) | 30.00 |
アメリカンリーグ2023シーズンMVP予想オッズには、アーロン・ジャッジ選手やマイク・トラウト選手など、そうそうたるメンバーを差し置いて、大谷翔平選手が1位に予想されています。メジャー5年目を迎える今季は、シーズンオフにエンジェルスとMLB16番目の高給となる1年43億4000万円の契約を結び、実力・名実ともにメジャートップクラスの選手になりました。
メジャーリーグ2023シーズン後のオフには、トラウト選手とともに移籍も噂されており、大谷選手の2023シーズンは勝負の年。健康に過ごし、自身の真価を発揮できるのか、目が離せません。
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選手名 | オッズ |
---|---|
フアン・ソト(サンディエゴ・パドレス) | 7.00 |
ムーキー・ベッツ(ロサンゼルス・ドジャース) | 8.00 |
トレイ・ターナー(フィラデルフィア・フィリーズ) | 8.80 |
ロナルド・アクーニャ・ジュニア(アトランタ・ブレーブス) | 9.60 |
ポール・ゴールドシュミット(セントルイス・カージナルズ) | 12.00 |
マニー・マチャド(サンディエゴ・パドレス) | 12.25 |
フレディ・フリーマン(ロサンゼルス・ドジャース) | 12.50 |
ピート・アロンソ(ニューヨーク・メッツ) | 14.25 |
オースティン・ライリー(アトランタ・ブレーブス) | 14.25 |
ノーラン・アレナド(セントルイス・カージナルズ) | 14.75 |
ナショナルリーグ2023シーズンMVP予想オッズの1位に輝いたのは、WBC2023プエルトリコ代表にも選出されたフアン・ソト選手。メジャー6年目を迎えるソト選手は、ルーキー時代より非凡なバッティングセンスを発揮し活躍しており、2020年には史上最年少でナショナルリーグ首位打者鵜を獲得しました。
2022シーズン中盤では、現所属のサンディエゴ・パドレスへ移籍。移籍後は51試合に出場するも、打率.240に終わり、本来の力を発揮できなかった印象でした。しかし、ゴールデングラブ賞の最終候補に残るなど、守備面では一定の評価を上げました。MLB2023は、新天地にフィットし、守備に打撃に大活躍するソト選手が見られるといいですね。
選手名 | オッズ |
---|---|
アーロン・ジャッジ(ニューヨーク・ヤンキース) | 8.20 |
ピート・アロンソ(ニューヨーク・メッツ) | 9.20 |
ブラディミール・ゲレーロ・ジュニア(トロント・ブルージェイズ) | 9.65 |
ヨルダン・アルバレス(ヒューストン・アストロズ) | 9.75 |
オースティン・ライリー(アトランタ・ブレーブス) | 12.25 |
ラファエル・ディバース(ボストン・レッドソックス) | 13.00 |
マット・オルソン(アトランタ・ブレーブス) | 13.75 |
ホセ・ラミレス(クリーブランド・ガーディアンズ) | 14.75 |
カイル・タッカー(ヒューストン・アストロズ) | 14.75 |
マイク・トラウト(ロサンゼルス・エンジェルス) | 17.00 |
MLB2023シーズン最多打点の予想オッズにはアーロン・ジャッジ選手が、1位に。ジャッジ選手は、メジャー8年目を迎える30歳の中堅選手。これまでに、シーズンMVPや新人王、4度にわたるオールスター選出など、メジャーリーグを代表するスター選手です。
昨シーズンにおいても、メジャーリーグ21年ぶりとなるシーズン60本塁打を達成するなど、大活躍を収め、自身初となるシーズンMVPを受賞しました。シーズンオフにはヤンキースと9年契約を結んだうえ、第16代キャプテンに任命されるなど、選手として成熟期に入っています。
選手名 | オッズ |
---|---|
アーロン・ジャッジ(ニューヨーク・ヤンキース) | 5.10 |
ブラディミール・ゲレーロ・ジュニア(トロント・ブルージェイズ) | 9.80 |
マイク・トラウト(ロサンゼルス・エンジェルス) | 9.85 |
ヨルダン・アルバレス(ヒューストン・アストロズ) | 10.25 |
ピート・アロンソ(ニューヨーク・メッツ) | 10.75 |
カイル・シュワーバー(フィラデルフィア・フィリーズ) | 11.75 |
フェルナンド・タティス・ジュニア(サンディエゴ・パドレス) | 15.25 |
オースティン・ライリー(アトランタ・ブレーブス) | 15.75 |
大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス) | 17.25 |
マット・オルソン(アトランタ・ブレーブス) | 18.50 |
MLB2023シーズン最多ホームランの予想オッズには、またもやアーロン・ジャッジ選手が1位にランクイン。また、ゲレーロジュニア選手や、マイク・トラウト、大谷翔平のエンジェルスのチームメイトコンビもトップ10に入っています。
昨シーズン投打に大活躍した、大谷翔平選手が、ホームラン王になれるのかは、打席数などの影響で未知数です。しかし、日本人的には大谷選手のホームラン王とサイ・ヤング賞のダブル受賞に期待しちゃいます。
選手名 | オッズ |
---|---|
ガナ―・ヘンダーソン(ボルチモア・オリオールズ) | 4.30 |
吉田正尚(ボストン・レッドソックス) | 5.95 |
アンソニー・ボルピー(ニューヨーク・ヤンキース) | 6.50 |
トリストン・カサス(ボストン・レッドソックス) | 9.00 |
ロイス・ルイス(ミネソタ・ツインズ) | 11.00 |
ハンター・ブラウン(ヒューストン・アストロズ) | 12.00 |
グレイソン・ロドリゲス(ボルチモア・オリオールズ) | 12.00 |
ジョシュ・ヤン(テキサス・レンジャーズ) | 15.00 |
ローガン・オーハッピー(ロサンゼルス・エンジェルス) | 15.50 |
カイル・ミュラー(アトランタ・ブレーブス) | 17.00 |
アメリカンリーグ 2023新人王の予想オッズには昨シーズン、メジャーに定着したガナ―・ヘンダーソンが1位にランクイン。また、2023シーズンに、日本プロ野球のオリックスからボストン・レッドソックスに移籍した吉田選手も2位にランクインしています。
松井秀喜選手やイチロー選手は活躍したものの、ピッチャーのレベルの高さや、けがの影響で、日本人野手はこれまでなかなかメジャーリーグの舞台では活躍できませんでした。WBC2023では4番として、日本代表の打撃を主砲を担った吉田選手がどこまでメジャーリーグに通用できるのか、期待が集まります。
選手名 | オッズ |
---|---|
コービン・キャロル(アリゾナ・ダイアモンドバックス) | 4.35 |
ジョーダン・ウォーカー(セントルイス・カージナルズ) | 4.50 |
ミゲル・バルガス(ロサンゼルス・ドジャース) | 7.65 |
千賀滉大(ニューヨーク・メッツ) | 8.40 |
エゼキエル・トーバー(コロラド・ロッキーズ) | 9.80 |
ケイド・カヴァーリ(ワシントン・ナショナルズ) | 13.00 |
フランシスコ・アルバレス(ニューヨーク・メッツ) | 14.50 |
アンドリュー・ペインター(フィラデルフィア・フィリーズ) | 14.75 |
エリー・デラクルーズ(シンシナティ・レッズ) | 15.00 |
スペンサー・ステア(シンシナティ・レッズ) | 17.25 |
昨シーズンのMLBレギュラーシーズンの半ばにて初めてメジャー契約を結び、メジャー公式戦に出場したキャロル選手がナショナルリーグ2023シーズンの新人王筆頭候補に。走攻守が高いレベルで揃う選手で、メジャー定着後最初のシーズンとなる、2023シーズンはスター候補として、期待に恥じない活躍が出来るのでしょうか。
また、今期より福岡ソフトバンクホークスから移籍した千賀選手も予想オッズ上位にランクインしています。日本ではベテランの域に入り、けがなども乗り越えながら成熟したピッチングを披露していました。アメリカでも経験豊富なピッチングに期待しましょう!
なお、最新のオッズは各ブックメーカーのウェブサイトにてご確認ください。
アメリカの文化に深く根強き、長年にわたって愛されているメジャーリーグ。当サイトではアメリカンリーグ、ナショナルリーグの各地区の順位予想を行いました。
最近では、大谷翔平選手が日本のみならず、アメリカでも大旋風を巻き起こしており、日本でもメジャーリーグの人気が高まりつつあります。今年はどこが優勝するのか、皆さんも予想してみてください!
順位 | |
---|---|
1. | ヒューストン・アストロズ |
2. | シアトル・マリナーズ |
3. | テキサス・レンジャース |
4. | オークランド・アスレチックス |
5. | ロサンゼルス・エンジェルス |
アメリカンリーグ西地区の1位には昨年のMLBディフェンディングチャンピオンである、ヒューストン・アストロズを選択。コレア選手やバーランダー選手などの主力選手が抜けたものの、新たに一塁を守り、アメリカンリーグオールスターに3度選出されている、アブレイユ選手が加入。西地区の中ではいまだに屈指の戦力をそろえているといっても過言ではないでしょう。
一方、アストロズの中心選手であるアルテゥーベ選手が、ベネズエラ代表として出場したWBCで指を骨折するアクシデントも発生。復帰時期はいまだ未定なため、2連覇を狙う今シーズンの不安材料になるかもしれません。
また、大谷選手やWBCアメリカ代表のトラウト選手が所属しているエンジェルスも同じく西地区に属していますが、全体の戦力的にみて上位進出は厳しいと予想しました。
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順位 | |
---|---|
1. | クリーブランド・ガーディアンズ |
2. | ミネソタ・ツインズ |
3. | カンザスシティ・ロイヤルズ |
4. | シカゴ・ホワイトソックス |
5. | デトロイト・タイガース |
アメリカンリーグ中地区の1位予想はクリーブランド・ガーディアンズを所属。映画「メジャーリーグ」で石橋貴明さんが劇中で所属していた球団として、日本でもなじみがある人も多いのではないでしょうか。
昨シーズン、中地区1位に輝いたガーディアンズの戦力は、ほぼ変わりがなく健在です。昨季は、アメリカンリーグの決勝で敗れたものの、若手の有望株とベテランをそろえており、今シーズンの中地区1位の座も固いと予想しました。
順位 | |
---|---|
1. | ニューヨーク・ヤンキース |
2. | トロント・ブルージェイズ |
3. | ボルチモア・オリオールズ |
4. | ボストン・レッドソックス |
5. | タンパベイ・レイズ |
毎年、大激戦となるアメリカンリーグ東地区。その中でも、MLBトップクラスの選手であるアーロン・ジャッジ選手に加え、今シーズン新たなに、オールスターに2回選出経験のあるピッチャーのカルロス・ロドン選手を獲得。
強豪が揃う東地区でも、頭一つ抜けている印象があります。
菊池雄星選手を擁する、トロント・ブルージェイズなどの、強力なライバルたちを押しのけ地区優勝なるのか注目です。
順位 | |
---|---|
1. | サンディエゴ・パドレス |
2. | アリゾナ・ダイヤモンドバックス |
3. | ロサンゼルス・ドジャース |
4. | サンフランシスコ・ジャイアンツ |
5. | コロラド・ロッキーズ |
ナショナルリーグ西地区1位には、WBCでもベテランとしてチームを引っ張り、日本代表の優勝へ大きく貢献したダルビッシュ選手を擁するサンディエゴ・パドレスを1位に予想。
戦力的には、メジャーリーグ全球団の中でもトップクラスの強度を誇りますが、ピッチャー陣にけがが多く、そこが不安材料の一部になるのではないでしょうか。
ピッチャー陣が健康状態を維持したまま、シーズンを終えることができれば、地区優勝も確実だと考察しました。
順位 | |
---|---|
1. | セントルイス・カージナルズ |
2. | ミルウォーキー・ブルワーズ |
3. | シカゴ・カブス |
4. | シンシナティ・レッズ |
5. | ピッツバーグ・パイレーツ |
アメリカンリーグ中地区では、初の日系人選手として注目を浴びたヌートバー選手が所属するセントルイス・カージナルズを1位に予想。強力な先発ピッチャー陣に加え、ヌートバー選手などの中心とした有望な若手が揃うラインナップをそろえています。
また同地区には、オールスターに選出されたこともあるスワンソン選手など複数の有望選手を獲得し、移籍市場で最も今年成功したチームの一つとの呼び声も高いカブスも所属。
同地区のブルワーズも戦力的には申し分ないですが、健康状態に不安があり、最終的にはカージナルズとカブスの1位争いになると予想しました。
順位 | |
---|---|
1. | ニューヨーク・メッツ |
2. | フィラデルフィア・フィリーズ |
3. | アトランタ・ブレーブス |
4. | マイアミ・マーリンズ |
5. | ワシントン・ナショナルズ |
豊富な資金力で戦力を備えているニューヨークメッツを1位に予想。昨季は、上位進出が予想されるなか、ワイルドカード決定戦以降のポストシーズンでは勝てず、シーズンを終えました。
今期は、昨季のMLB王者アストロズのスターであるコレア選手や、日本で活躍し、侍ジャパン選出経験のある千賀滉大選手が新たに加入しました。
新戦力がしっかり絡み合うことができれば、地区1位、またその先のナショナルリーグチャンピオンも視野に入ってくると予想しています。
MLB2023シーズンより、メッツに所属する千賀滉大選手が、4月20日にジャイアンツ戦に登板。5回を投げ、自身メジャー最多となる4失点を喫したものの、味方の援護もあり見事勝利いたしました。
これにより、千賀投手は現時点でのMLBナ・リーグの最多勝利にならぶ3勝を記録。また日本人投手としては、2002年に石井一久さんがドジャースで達成した以来初となる、開幕3連勝を記録しました。
4月2日に行われたマーリンズ戦にて、メジャー初登板を果たした千賀選手。初回にピンチを招きつつも、千賀選手の武器である「お化けフォーク」が要所で炸裂。最終的には、5回1/3を投げ8奪三振を記録。安定したピッチングで、メジャー初登板初勝利をあげました。
千賀投手のメジャーリーグ登板2戦目の相手も同じくマーリンズ戦。この日が千賀投手にとって本拠地デビュー戦となりました。この試合の対戦相手も、初登板の相手と同じであるマーリンズ。千賀対策をしてくると思われましたが、ふたを開ければメジャー2戦目も6回を投げ、3安打1失点の好投。
メジャーの強打者相手にも好投を続けている千賀選手。MLB2023シーズン終了まで、けがなく駆け抜けてもらいたいですね!
メジャーリーグ2023の優勝予想を、本命、大穴に分けて作成いたしました!長く険しいレギュラーシーズンをを乗り越え、ワールドチャンピオンに輝くのはどのチームになるのでしょうか。
本命には、昨季のMLBワールドチャンピオンである、ヒューストン・アストロズを選択。2019年のサイン盗み騒動で話題になりましたが、ここ数年安定した戦力を保ち、競争が激しいメジャーリーグで、強豪チームとして君臨し続けているアストロズ。
今シーズンは、一部主力選手が抜けたものの戦力には、未だに抜群の戦力と安定感を誇っており、MLBワールドシリーズ2連覇を達成する確率も高いでしょう。
コレア選手や千賀選手と、日米のスター選手獲得に成功した、ニューヨーク・メッツ。また、球団はメジャーリーグの中でもトップクラスの資金力を持っています。
シーズン中にもトレード移籍が頻繁に行われるメジャーリーグでは、球団のフロント同士の駆け引きも重要です。豊富な資金力でうまくシーズン中の移籍市場を立ち回り、なおかつ新戦力がかみ合えば、メジャーリーグ優勝にぐっと近づくのではないでしょうか。
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最後に、メジャーリーグ2023シーズンの注目日本人選手を紹介します。野茂英雄選手を皮切りに、イチロー選手や松坂大輔選手など数々の日本人選手がメジャーリーグの舞台で活躍してきました。今シーズンも日本人選手の活躍から目が離せません。
メジャーリーグの舞台で投手・バッターの二刀流として活躍し、「大谷ルール」という二刀流を可能にするルールをメジャーリーグが作るなど、日本のみならずアメリカでも衝撃を与えている大谷選手。WBC放送中に流されたMLBのコマーシャルでも積極的に大谷選手の映像が起用されており、アメリカでの人気も確実なものとなっています。
昨シーズンは、メジャーリーグ史上初めて、投手として規定投球回、また打者としても規定打席に到達。メジャーリーグの歴史に名前を刻みました。
一方、所属チームのエンジェルスのチーム成績はなかなか上向かず、メジャーリーグ2023シーズン終了後の移籍も噂されている今シーズンは勝負の年になりそうです。
今シーズン、阪神タイガースからオークランド・アスレチックスに加入した藤浪選手。日本では侍ジャパンにも選出されるなど、若手の有望株として期待されていましたが、制球難に苦しみました。
新天地は、メジャーの不人気球団ナンバー1ともいわれているアスレチックス。2018年から3シーズン連続でポストシーズンに進出していた強豪チームではあったものの、主力選手の放出が相次ぎ、チーム再建の時期に入っています。
一方、ホームグランドであるリングセント・コロシアムは、その持つ広いファールゾーンから、メジャーでは屈指の投手に有利な球場として認知されており、この利点を活かし、チームを再建モードからの脱出に導くことができるのか注目が集まります。
日本人の母とアメリカ人の父を持つ日系人選手であり、厳密には日本人ではないヌートバー選手。しかし、WBC 2023では日本代表に選出され、ミドルネームである「タツジ」からたっちゃんの愛称で親しまれました。
WBC 2023では主に1番打者として、高い出塁率を誇り、日本代表のWBC3回目の優勝に貢献。日本の野球ファンを虜にしました。
2021年シーズン途中からよりマイナーリーグからメジャーリーグへ昇格。メジャーリーグ2年目となった昨季はシーズンを通してコンスタントに出場し、打率 .228、14本塁打、40打点を記録するなど現地アメリカでも若手有望株として期待しています。WBC優勝の経験をもとに、メジャーの舞台で大ブレイクできるのかに注目です。
MLB2023シーズンでは、上で紹介した選手に加え、たくさんの日本人選手がプレイします。
またメジャーリーグ2023シーズンにおいては、イチロー選手や松井秀喜選手以来、これまでなかなか活躍できなかった日本人野手もメジャーリーグに多数挑戦しており、日本野球の実力が試される一年になるのではないでしょうか。
今シーズン、メジャー1年目を迎える吉田選手。WBC2023では、主に日本代表の4番を任され、日本代表通算3回目となる、WBC優勝に貢献。シーズンオフのレッドソックスでの予想スタメンでは1番に名を連ねることが多かったものの、WBCでの活躍により評価が急上昇。オープン戦では、チームの主軸となる4番打者を任せられています。
2023シーズンでメジャー11年目を迎える大ベテランのダルビッシュ有選手。数々の移籍やケガを乗り越え、サイ・ヤング賞の最終投票において、日本人としては唯一2度得票を得るなど、メジャーのすいも甘いも知り尽くしています。2023年には6年にも及ぶ新契約を締結。この契約には、トレード拒否権も含まれているため、MLB選手として引退することも可能になりました。
日本では西武ライオンズに所属し、最優秀防御率や最多勝を獲得した菊池選手。2023シーズンはメジャー5年目を迎える節目の年となります。昨シーズンは6勝7敗と負け越したものの、ここ数年はオールスターに選出されるなど、徐々にメジャーの舞台にフィットしています。2023シーズンのオープン戦では、7試合に登板し、アメリカンリーグトップとなる防御率0.87を記録。今シーズンの飛躍に期待です。
マエケンの愛称で親しまれている前田健太選手。メジャー7年目を迎える同選手は、長らくMLBの強豪ロサンゼルス・ドジャースで、先発ピッチャーとして活躍したものの、2020年にミネソタ・ツインズへと移籍を果たしました。移籍後はオールMLBセカンドチームに選出されるなど、好成績を収めるも、2021年の開幕戦にて肘のけがが発覚し、手術を行いました。今シーズン約2年ぶりの復帰となります。
2022シーズンより、広島東洋カープからポスティングシステムを利用し、シカゴ・カブスに移籍となった鈴木誠也選手。日本人野手としては、最高額となる5年8500万ドルの契約を結びました。メジャー1年目となる昨シーズンは、打率.262、16本塁打とルーキーとしては上々の成績を収めたのではないでしょうか。けがの影響で参加自体をしたWBCでの悔しさをばねに、今期は打撃の大爆発に期待です。
福岡ソフトバンクホークスから、海外FA権を取得しメジャー移籍を果たした千賀選手。日本時代には、お化けフォークと呼ばれるすさまじい落差を誇るフォークを駆使し、けがなど紆余曲折はありながらも、ホークスのエースとして投手陣を支えました。今年で30歳と、選手としては一番脂ののっている時期に差し掛かっており、メジャー屈指の金満球団とも呼ばれるメッツで先発ローテーションの一角は担うことができるでしょうか。
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小山道也
カジマル編集長担当、オンカジ業界専門家
オンカジ業界経験10年超。コンサルタントとして就業した後に、欧州でビジネス修士号を取得。そして、海外マーケテシング企業にて、オンラインカジノのメディア立ち上げに携わり、今に至る。 論理思考や分析思考をもとに、入金不要ボーナスをさまざまな観点で解析し、読者に分かりやすく解説するのが得意。独自のレーダーチャートは、その他メディアでも参考にされ業界の標準化にも貢献した。当メディアの運営以外では、オンカジサイト立ち上げ時の外部アドバイザーとしても活動している。
西尾昇
コンテンツ制作担当
ディーラーとしてゲーミング業界に携わる。その後、表舞台からは身を引き、コンテンツ制作に回り、ルーレットやバカラのゲーム解説や攻略記事をはじめ、オンカジ比較評価記事やボーナスの解説コンテンツの制作に従事。業界での人脈が広く、各社のキーパーソンと繋がっているので裏情報にも精通。カジマル.comでは、業界の隅々を分かりやすく解説し定評を得る。エディトリアルメンバーの中ではエキスパートとして立ち回っている。