更新日:2024年11月20日
画像出典:ESPN公式YouTube
“https://www.youtube.com/watch?v=hguRFZskkpg”
先週韓国・ソウルで開催されたMLB 2024シーズンの開幕戦、ドジャース対パドレス。
大谷翔平や山本由伸を擁し、ネットでは700万人が観戦し、大注目を集めました。
しかし、試合を終えたばかりに突如、大谷翔平の通訳である水原一平氏のスポーツ賭博による窃盗疑惑が噴出。
日本でも知名度を誇る、水原一平氏のドジャース解雇の一方に、国内外で衝撃が走りました。
水原氏のスポーツ賭博による窃盗疑惑は、違法ブックメーカーが関与していると見られていますが、真実はまだまだ明らかにされていないと言えるでしょう。
そんな中、渦中の大谷翔平は、現地時間3月25日の月曜日に会見を行いました。
大谷翔平は、自身のスポーツ賭博への関与を完全否定。
「僕自身は、何かに賭けたり、それを頼んだりしたことはない。僕の口座からブックメーカーに対して、誰かに送金を頼んだこともない」と語りました。
また、大谷翔平は今回の一件にショックを受けており、気持ちを切り替えるのが難しいとも語っています。
さらに会見では、水原氏がギャンブル依存症だったことも知らなかったと語っており、水原氏が大谷翔平の口座から勝手にブックメーカーへ送金していたことが伺えます。
大谷翔平が初めて今回の一件において、口を開いたこともあり、日本では様々な報道がされており、話題を呼んでいます。
また、アメリカのスポーツベッティングは、各州により法律が異なり、カリフォルニア州では、依然として違法です。
その為、今回の一件は警察沙汰になる可能性も秘めています。
では、実際に現地アメリカのファンは、どうでしょうか?
アメリカの世論を見ていきながら、大谷翔平の通訳・水原一平氏のスポーツ賭博による窃盗疑惑を紐解きます。
画像出典:MLB公式サイト
“https://www.mlb.com/news/shohei-ohtani-dodgers-spring-training-debut-how-to-watch”
今回の水原氏のスポーツ賭博の一件では、アメリカ国内で様々な議論が巻き起こっています。
今回の会見を報じているESPNのYouTubeでは、以下のようなコメントが挙がっています。
「大谷は無実と思うよ。(会見の様子から)彼はとても協力的だし、今回の水原氏の一件に対してとても怒っているように見える」
「イッペイは、大谷にとって通訳以上の存在だったんだろう。ショウヘイがアメリカに来た時、イッペイは銀行口座開設とか家探しとか、いろんなことを手伝ったんだろうね。」
「大谷はエンジェルスのチームメイトに”ギャンブルはするな”と言っていた。遠征でチームがカジノに訪れた時も、誘いを断っていたんだ」
このように会見後、多くの人が大谷翔平の証言を信じていることが分かりますね。
また、今回の一件の発覚に加えて、水原一平氏が学歴詐称を行っていた疑惑も噴出しており、大谷翔平には同情の声が寄せられています。
しかし、会見において、水原一平氏がどのように銀行口座から送金を行っていたのか、明かされていないのも事実です。
その為、アメリカでは、大谷翔平に対して、スポーツ賭博を行っていたのではないかという声も上がっています。
画像出典:FOX 11 Los Angeles 公式YouTube
“https://www.youtube.com/watch?v=0SkR3eeziE8”
今回の一件において、大谷翔平に同情する声も多い中、何点か不審な点があるのも事実です。
アメリカ国内では、水原一平氏が”罪を擦り付けられた人”を意味する「Fall Guy」なのではないかという議論が巻き起こっています。
議論が巻き起こる一因になっているのが、水原一平氏がどのようにして、大谷翔平の銀行口座からブックメーカーに送ったのかということ。
アメリカでは一般的に、水原氏が窃盗されたとしている、6億円のような大金はオンラインで送金はできません。
また、銀行からオンラインで送金する際には、大谷翔平自身の身分証明書や承認が必要です。
その為、大谷翔平抜きにして、銀行口座から送金を行うことは不可能であると考える人が多いようです。
加えて、ブックメーカーでは、基本的に借金を行いベットすることは禁止されています。
また、ブックメーカー運用する際には、基本的には本人確認 (KYC)も厳重に行われ、多額の債務を抱えるプレーヤーに対してはブックメーカーの利用を禁止しています。
このような理由から、大谷翔平自身がスポーツ賭博に関わったのではないかと言われています。
まだまだ真相が不明な、大谷翔平の通訳・水原一平氏による窃盗疑惑。
これからMLBによる調査や、警察による調査が行われることが分かっています。
実際に大谷翔平のスポーツ賭博の関与が発覚した場合は、謹慎処分に加えて、最悪MLBからの永久追放も考えられます。
その為、現地の野球ファンの間でも、大きな話題になっていることが伺えますね。
様々な憶測が流れる中、メディアやSNSの情報に惑わされず、真相を解明されるのを待ちましょう。
今回は、大谷翔平の通訳・水原一平氏による、スポーツ賭博のニュースについて、海外の反応をまとめました。
今回の一件は、日本のみならず、アメリカにおいても大きな関心を集めています。
また、大谷翔平の会見後には、大谷に同情する声も現地では多く見られますね。
それと同時に、大谷翔平が実際にスポーツ賭博に関わっていたのではないかと疑う声もあるようです。
実際の真相はまだ分かりませんが、これからの捜査において、真相が究明されるのを待ちましょう。
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小山道也
カジマル編集長担当、オンカジ業界専門家
オンカジ業界経験10年超。コンサルタントとして就業した後に、欧州でビジネス修士号を取得。そして、海外マーケテシング企業にて、オンラインカジノのメディア立ち上げに携わり、今に至る。 論理思考や分析思考をもとに、入金不要ボーナスをさまざまな観点で解析し、読者に分かりやすく解説するのが得意。独自のレーダーチャートは、その他メディアでも参考にされ業界の標準化にも貢献した。当メディアの運営以外では、オンカジサイト立ち上げ時の外部アドバイザーとしても活動している。
西尾昇
コンテンツ制作担当
ディーラーとしてゲーミング業界に携わる。その後、表舞台からは身を引き、コンテンツ制作に回り、ルーレットやバカラのゲーム解説や攻略記事をはじめ、オンカジ比較評価記事やボーナスの解説コンテンツの制作に従事。業界での人脈が広く、各社のキーパーソンと繋がっているので裏情報にも精通。カジマル.comでは、業界の隅々を分かりやすく解説し定評を得る。エディトリアルメンバーの中ではエキスパートとして立ち回っている。