更新日:2024年11月7日
ウィンブルドンとはイギリス・ロンドンのウィンブルドンで開催されるテニスの世界選手権であり、日本では全英オープンと呼ばれることもあります。ウィンブルドンは天然の芝を使用したコートで開催されるのが特徴で、選手の得意・不得意が顕著なため、他の大会よりも思いがけない逆転が起こりやすいと言われています。
また、ウィンブルドンは1877年から開催されている世界最古のテニス大会であり、独自の決まりなどもあり、格式が高い大会としても有名です。
当記事では、ウィンブルドンに対する知識をつけて、スポーツベッティングがより楽しめるようになりましょう!
なお、スポーツベッティングに関する基本事項は、以下のページで詳しく解説しているのでご存知でない方は、参照をお願いします。
ウィンブルドンにスポーツベッティングできる?
ウィンブルドンはグランドスラムという世界四大大会の一つであり、その知名度から世界的にメディアで試合が放映され、テニスファンのみならず多くのスポーツファンからの注目を集めます。スポーツベッティングを扱うブックメーカーもウィンブルドンはしっかり押さえています。
スポーツベッティングといえば、海外では一般的に楽しまれていますが、日本ではまだまだ知らない方も多いと思います。スポーツベッティングとは、好きなスポーツの勝敗や得点差を予想してお金を賭けるギャンブルのことです。
日本であれば、競馬など限られたスポーツにしか賭けることはできませんが、ブックメーカーを使えば、ウィンブルドンなど世界的なスポーツ大会でもスポーツベッティングを楽しめますよ!
ウィンブルドンのベッティングで人気な選手は?
男子シングルスでは、これまでに通算8回もの優勝歴を誇り、史上最高のテニス選手として名高いロジャー・フェデラー選手や過去の大会でフェデラー選手を破り、初優勝を飾ったラファエル・ナダル選手、ウィンブルドンでは毎年上位に勝ち進む強豪選手ノバク・ジョコビッチ選手の三人が優勝候補として注目されています。
当然、この三人のうち誰が男子シングルスで優勝するか、といったオッズに賭ける人は多いでしょう。日本人としては、日本テニス界の期待の星、錦織圭選手の動向も気になります。
女子シングルスでは、史上最多優勝回数を誇るセレーナ・ウィリアムズ選手はもちろん、前大会でセレーナ選手をストレートで破り、見事ルーマニア人選手として初の女子シングルス1位を獲得したシモナ・ハレプ選手の活躍が期待されます。
ウィンブルドンでは思い通りの結果を残せていない大坂なおみ選手ですが、今大会ではどのように実力を発揮するのか多くのファンが気になっていることでしょう。
ウィンブルドンのベッティングが可能なブックメーカー
各ブックメーカーでは、これまで取り上げた選手の勝敗結果に関するオッズが公開される予定ですので、各選手のプレイスタイルや過去の戦歴などを考慮して攻略を立ててスポーツベッティングを楽しむのがおすすめです。
- ウィリアムヒル
- 10ベットジャパン
- チェリースポーツ
- ピナクル
- 365ベット
- スポーツベットアイオー
ウィンブルドンに賭ける方法/やり方
日本人にとっては馴染みのないブックメーカーでのスポーツベッティングですが、実はやり方はとても簡単です。
インターネット環境とパソコン(スマートフォン、タブレット)、ブックメーカーのアカウントさえあればいつでもどこでも海外のブックメーカーを通して好きなオッズに賭けられるのです。
各ブックメーカーでは、毎年ウィンブルドンの開催日程が近づくと、ウィンブルドン各種目での優勝選手、試合の得点差に関するオッズが公開されます。好きなブックメーカーに登録したら、入金を済ませ、賭けたいオッズを選びましょう。結果が確定し、見事当たればオッズ×賭け金がアカウントに支払われます。
思っているよりもスポーツベッティングは簡単に出来るので拍子抜けしてしまうかもしれません。スポーツベッティングで試合観戦に新たなスパイスを加えましょう!
また、具体的なテニスの賭け方やスポーツベッティングの攻略法を確認しておくと、より楽しくスポーツベッティングを楽しめます。
2020年ウィンブルドンの注目選手
2020年のウィンブルドンは惜しくも中止となってしまいましたが、こちらでは特に活躍が期待されていた選手をご紹介します。ウィンブルドン2021年でも注目を浴びるであろう二人の選手。前もってチェックしておきましょう。
大坂なおみ
2019年、男女通じてアジア初の世界ランキング1位になった大坂なおみ。全仏オープンとウィンブルドンを優勝することができれば、グランドスラム全制覇を達成できるという期待のかかったシーズンです。
ロジャー・フェデラー
2019年のウィンブルドンで錦織圭選手を破り、ウィンブルドン通算100勝目を記録し、さらに強豪選手ノバク・ジョコビッチ選手と熱い決勝戦を制し、見事ウィンブルドン優勝回数史上最多の8回目の優勝を飾りました。テニス界で最強の選手ともてはやされるロジャー・フェデラーは決してファンの期待を裏切らない活躍ぶりを見せるでしょう。
ウィンブルドンの日程
2020年のウィンブルドンは2020年6月29日~7月12日まで開催される予定でしたが、4月中旬に大会中止が発表されてしまいました。非常に残念ではありますが、出場予定だった選手たちには来年のウィンブルドンでの活躍に向けてしっかりと休息を取って欲しいと思います。
2019年ウィンブルドンで活躍した選手 TOP3
ファン・セバスチャン・カバルとロベルト・ファラ組(男子ダブルス)
2019年ウィンブルドンで一躍話題になったのは、ファン・セバスチャン・カバルとロベルト・ファラ組の決勝の一戦でしょう。対戦相手はニコラ・マウーとエドアード・ロジャー・ヴァッセリン組。
5時間にわたる死闘になった決勝戦で勝ったファン・セバスチャン・カバルとロベルト・ファラ組はコロンビアペア初のグランドスラム優勝と試合後に初めて世界ランク1位になるという栄光まで手にいれるというこれ以上ないほど素晴らしい結果となりました。
ノバク・ジョコビッチ(男子シングルス)
テニス界のスーパースターによる4時間57分の激戦となった2019年男子シングルス決勝。ノバク・ジョコビッチ対ロジャー・フェデラーによる一戦は意外にも2015年以来の決勝での顔合わせになりました。
7-6、 1-6、 7-6、 4-6、13-12という一進一退の攻防に全世界のテニスファンが釘付けになったことでしょう。勝利したノバク・ジョコビッチはウィンブルドン2連覇と5度目の優勝という結果を残しました。
シモナ・ハレプ (女子シングルス)
ウインブルドン女子シングルスの歴史の中でも、シモナ・ハレプの圧勝劇は伝説として語り継がれるのではないでしょうか?決勝の相手は史上最高の女子テニスプレイヤーとも呼ばれるセリーヌ・ウィリアムズでした。
世界ランキング7位のシモナ・ハレプがテニス界の女王セリーヌ・ウィリアムズを6-2、6-2とストレート勝ちし、優勝を飾るとは誰も予測していなかったでしょう。
2018年ウィンブルドンで活躍した選手 TOP3
ケビン・アンダーソン (男子シングルス)
2018年のウィンブルドン決勝は勝てばグランドスラム初制覇のケビン・アンダーソンとノバク・ジョコビッチの一戦になりました。結果は2-6、2-6、6-7でノバク・ジョコビッチが優勝、通算4度目のウィンブルドン制覇、30代になって初めてのグランドスラム制覇という結果になりました。
ケビン・アンダーソンは前年の全米オープンも準優勝という結果でしたので、非常に惜しい結果となりました。
アンゲリク・ケルバー(女子シングルス)
女子シングルでは、元世界ランキング1位のアンゲリク・ケルバーがセリーナ・ウイリアムズを6-3、6-3で下してウィンブルドン初制覇を達成しました。この年の全仏では2012年と同じベスト8という自己タイ記録の成績で悔しい終わり方をしたアンゲリク・ケルバー。
ウィンブルドンでは見事な活躍ぶりで優勝を果たし、悔しさを晴らすことができたのではないでしょうか?
マイク・ブライアンとジャック・ソック (男子ダブルス)
男子ダブルス界のスーパースターブライアン兄弟の兄マイク・ブライアンとジャック・ソック。マイク・ブライアンは2014年にウィンブルドンダブルス決勝でジャック・ソックと対戦しており、この二人がペアを組むというのは予想外でした。しかし、二人の相性はよく、当大会のダブルスで見事優勝を遂げました。
2017年ウィンブルドンで活躍した選手 TOP3
エカテリーナ・マカロワとエレーナ・ベスニナ (女子ダブルス)
2017年のウィンブルドン大会で活躍した選手はエカテリーナ・マカロワとエレーナ・ベスニナのダブルス組を選びました。というのも、圧巻だったのが決勝の詹皓晴とモニカ・ニクレシスとの一戦。
なんと、6-0、6-0という一つも与えず圧巻のストレート勝ちという衝撃は全世界のテニスファンを震撼させました。詹皓晴とモニカ・ニクレシス組の準決勝が激戦だったため、その疲れが影響してしまったのでしょうか。テニスの厳しさを垣間見たウィンブルドン女子ダブルス決勝になりました。
二宮 真琴とレナタ・ボラコバ (女子ダブルス)
二宮真琴の快進撃が日本でも話題になった2017年ウィンブルドン女子ダブルス。準決勝まで快進撃で進んでいった2人は準決勝で今大会女子ダブルス最高の試合を展開するとは誰が想像したでしょうか。
6-7、6-4、7-9で惜しくも準決勝を敗退してしまいましたが、当大会女子ダブルス最高の激闘を乗り切った二人の活躍ぶりは評価されるべきでしょう。
マルチナ・ヒンギス (混合ダブルス)
2017年のマルチナ・ヒンギスのダブルスの成績はウィンブルドンでの混合ダブルスでジェイミー・マリーと組んでの優勝を皮切りに驚異的なものとなりました。
さらに、その後の全米オープンの女子ダブルスでも優勝し、女子ダブルスランキングの1位に躍り出ました。10月に3度目の引退を発表し、ランキング1位で引退という有終の美を飾りました。
ウィンブルドンの歴史概要
日本では全英オープンと呼ばれることもあるウィンブルドン。テニスの4大国際大会の1つです。第一回大会は1877年7月9日に芝生の手入れ用ローラーの老朽化のための資金集めが目的の大会でした。
当初、男子シングルスのみでしたが、1884年に女子シングルスと男子ダブルスもウィンブルドンで開催されるようになり、1913年には女子ダブルスとミックスダブルスも開催されるように。1968年からはプロ選手の参加も認められるようになり、大会としての規模が大きくなりました。2009年にはセンターコートに引き込み式屋根が設置され話題となったり、2015年には全仏オープンとの試合間隔が2週間から3週間に変更になったりと年々進化している大会でもあります。
ウィンブルドンにまつわる雑学 5選
ミドル・サンデーと雨
開催期間中の第1週と第2週との間の日曜日をミドル・サンデーと呼び、必ずミドル・サンデーは休養日となる伝統があります。ですが、この期間のウィンブルドンは雨が多く、雨天中断によって試合消化が難しくなった1991年、1997年、2004年、2016年にはミドル・サンデーにも試合が行われたことで話題になりました。
白いウェア着用が義務
ウィンブルドンは白いウェアを着ることが義務になっています。1884年、イングランドのモード・ワトソンが女子シングル初代チャンピオンとなった際着用していたのが上下白のウェアだったため、リスペクトを込めて伝統となりました。
色だけでなく、ウェアの形状にも指定があるため、逸脱したウェアを着た選手が逸脱したウェアを着用した翌年には禁止になるという厳格さです。
ウィンブルドン現象
「ウィンブルドン現象」という経済用語をご存知でしょうか?なんと、この言葉の由来がテニスのウィンブルドン大会なのです。ウィンブルドン現象の意味は、「元々決まったグループだけでのものだった事柄に、門戸を広げて様々なグループも参加できるようになった結果、元の決まったグループの利益が無くなったり、元のグループが淘汰されてしまったりする現象のこと」です。
ウィンブルドン大会では、男子では1936 年から77年間、女子では1977年から地元イギリス人選手の優勝がないことから「ウィンブルドン現象」と呼ばれています。
ウィンブルドン大会最長試合時間
ウィンブルドン大会の最長時間はなんと「11時間5分」。2010年男子シングルスのジョン・イスナー対ニコラ・マユの一戦の最終第5セットが59-59で2日目がサスペンデット。最終的には「11時間5分」という死闘になりました。
スコアは70-68でイスナーが勝つというゲームでしたが、両選手の精神力と体力には脱帽してしまいます。
ウィンブルドンのシングルス最多勝利数
ウィンブルドン大会の勝利数は男子シングルスではロジャー・フェデラーの101勝が最多。女子シングルスではマルチナ・ナブラチロワの120勝で、男女とも100勝以上というすごい数字です。現役のフェデラーがこの記録をどこまで伸ばして伝説となれるのか毎年話題になっています。
スポーツベッティングをウィンブルドンで楽しもう!
新しいスポーツ観戦の楽しみ方をもたらすスポーツベッティング。各ブックメーカーでは、ウィンブルドンでの錦織圭選手や大坂なおみ選手に関するオッズも発表され、日本人にとっても身近に楽しめるものとなりました。当サイトではスポーツベッティングに関して豊富なコンテンツを揃えているので是非チェックしてみてくださいね。
小山道也
カジマル編集長担当、オンカジ業界専門家
オンカジ業界経験10年超。コンサルタントとして就業した後に、欧州でビジネス修士号を取得。そして、海外マーケテシング企業にて、オンラインカジノのメディア立ち上げに携わり、今に至る。 論理思考や分析思考をもとに、入金不要ボーナスをさまざまな観点で解析し、読者に分かりやすく解説するのが得意。独自のレーダーチャートは、その他メディアでも参考にされ業界の標準化にも貢献した。当メディアの運営以外では、オンカジサイト立ち上げ時の外部アドバイザーとしても活動している。
西尾昇
コンテンツ制作担当
ディーラーとしてゲーミング業界に携わる。その後、表舞台からは身を引き、コンテンツ制作に回り、ルーレットやバカラのゲーム解説や攻略記事をはじめ、オンカジ比較評価記事やボーナスの解説コンテンツの制作に従事。業界での人脈が広く、各社のキーパーソンと繋がっているので裏情報にも精通。カジマル.comでは、業界の隅々を分かりやすく解説し定評を得る。エディトリアルメンバーの中ではエキスパートとして立ち回っている。