マスターズトーナメントとベッティング(ブックメーカー)

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更新日:2024年11月7日

マスターズトーナメントとは、アメリカのジョージア州で毎年行われているオーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブ主催のゴルフのメジャートーナメントの一つです。

マスターズトーナメントに参加できる選手は前年度の世界各地での賞金ランキング上位の選手やメジャー大会優勝者などから招待制で選ばれます。参加資格のハードルが高いことからゴルファーからは「ゴルフの祭典」として、憧れの大会となっています。

優勝賞金が決まっておらず、開催期間3日間の入場収入によって決まるのも特徴で、2019年度の賞金総額は1150万ドルでした。優勝者にはグリーン・ジャケットとオーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブの名誉会員、本大会の生涯出場権も貰えます。

当記事では、マスターズトーナメントにベッティングするための基礎知識を解説します。

なお、スポーツベッティングに関する基本事項は、以下のページで詳しく解説しているのでご存知でない方は、参照をお願いします。

マスターズトーナメントにスポーツベッティングできる?

マスターズトーナメントは招待制ということもあり、プロゴルファーの中でも特に優れた功績やスキルを持つプレイヤーの対戦が繰り広げられます。特に日本ではゴルフはメジャーなスポーツなのでマスターズトーナメントの中継を地上波で見たことのある方も多いのではないでしょうか?

一方、海外では試合観戦はもちろん、スポーツの勝敗予想に賭けるスポーツベッティングが人気で、ゴルフのマスターズトーナメントももちろん賭けの対象となります。

スポーツに賭ける、というと日本では競馬や競輪などがありますが、海外のブックメーカーを使えば全く同じ要領で他の競技でもスポーツベッティングが楽しめます。マスターズトーナメントの場合は、優勝者、各ラウンドでの勝者、オールインワン・スコア関連など多様なオッズに賭けることができます。

マスターズトーナメントのベッティングで人気な選手は?

前回のマスターズトーナメントで見事、優勝を収めたタイガー・ウッズ選手が優秀候補として挙げられているので当然彼の優勝オッズに賭ける人は多くなるでしょう。また、2020年のマスターズトーナメントでは、日本人プロゴルファーとして松山英樹選手と今平周吾選手が出場しますので、彼らの活躍ぶりにも注目したいところです。

松山英樹選手に関しては10BetJapanでは優勝予想オッズが18位、34.00となっています。他には、これまでのマスターズトーナメントでの上位入賞者への優勝予想に集中しそうですね。

マスターズトーナメントのベッティングが可能なブックメーカー

ブックメーカーは何個でも登録できるので、登録して賭けてみて自分に一番合うブックメーカーを絞ってみるのも手です。

  • ウィリアムヒル
  • 10ベットジャパン
  • チェリースポーツ
  • ピナクル
  • 365ベット
  • スポーツベットアイオー

マスターズトーナメントに賭ける方法/やり方

マスターズトーナメントでスポーツベッティングを楽しみたいと思ったら、まずは自分のニーズに合うブックメーカーに登録しましょう。ブックメーカーによっては、他のブックメーカーより高いオッズやお得に遊べるボーナス・キャンペーンを提供しているところもあります。

そして、基本的なゴルフの賭け方について、確認しておきましょう。

マスターズトーナメントで賭けられる項目として以下の例が挙げられます。

全体の優勝者、各ラウンドの勝者、ホールインワンが決まるかどうか、アジア人/ヨーロッパ人/アメリカ人で1番の選手、5位、10位、15位に以内に入る選手 など

また、マスターズトーナメントでは特に2人の選手の勝敗予想のオッズを組み合わせて賭ける、「マルチベット」という賭け方の人気が高まっていますので、検討してみるといいかもしれません。

攻略法は、当サイトのスポーツベッティングの攻略法解説で紹介しています。

2020年マスターズトーナメントの注目選手

タイガー・ウッズ(アメリカ)

2020年のマスターズを優勝すれば、ゴルフ界のレジェンド、ジャック・ニクラスに並ぶマスターズトーナメント最多優勝回数に。また1つタイガー・ウッズ伝説を増やすことができるか注目の1戦になるでしょう。

マスターズトーナメントの日程

2020年4月に開催される予定だったマスターズトーナメントは予定が変更し、2020年11月12日~15日の四日間で開催されることに決定しました。例年通り、アメリカのジョージア州オーガスタのオーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブ”にて開催されます。

2019年マスターズトーナメントで活躍した選手 TOP3

3位 ブルックス・ケプカ

惜しくも1打差で優勝を逃したブルックス・ケプカ。初日から1位タイ、1位タイ、4位という順位できた最終日。ブルックス・ケプカは12Hから15Hまで圧巻の4連続バーディで見せ場を作りました。ですが、結果から見ると、初日から3日目まで好順位につけながらも出入りの激しいゴルフになり、競り負けてしまった感が拭えず、悔しさの残る大会だったのではないでしょうか。

2位 ジェイソン・デイ

3日目14位から最終日に9つも順位を伸ばしたジェイソン・デイを選びました。最終的に首位と2打差の11アンダー5位タイで終わりましたが、最終日2アンダーといった安定したゴルフでこの順位に付けられた安定性を評価しても良いのではないでしょうか。2015年には世界ランク1位になった実力者ですので、今後の返り咲きにも期待したいです。

1位 タイガーウッズ

11年ぶりにマスターズトーナメントを制したタイガー・ウッズ。2018年のマスターズトーナメント32位だった記憶が残る中での、2019年。1打差という熾烈な戦いを制し優勝したタイガー・ウッズへの称賛の声が止むことはありませんでした。勝利時のガッツポーズも忘れられません。この優勝でマスターズトーナメント5回の優勝となり、あと1回マスターズトーナメントで勝てば最多タイになり、マスターズトーナメントの歴史に名前をまた刻むことになるでしょう。

2018年マスターズトーナメントで活躍した選手 TOP3

3位 リッキ・ファウラー

惜しくも1打差で2位になってしまったリッキ・ファウラー。3日目も首位で最終日を迎えていたため、最後の最後で悔しいマスターズトーナメントになったのではないでしょうか。最終日に2回のボギーが致命的でしたが、15Hから17Hまで3連続バーディーで最後までこの接戦をお膳立てしていたのが印象的な大会になりました。

2位 ジョーダン・スピース

初日首位だったジョーダン・スピース。2日目、3日目で順位を落とすことになります。マスターズトーナメント最終日、ジョーダン・スピースは全く諦めていませんでした。圧巻だったのは8H。苦戦する選手が多い中、イーグルを叩き出すと、13Hから17Hまでは5連続バーディ。驚異的な追い上げを見せ、最終日を盛り上げた結果、3位で終えた点を評価して取りあげました。

1位 パトリック・リード

2018年マスターズトーナメントを制し、メジャー初優勝を遂げたパトリック・リードを1位に選びました。2日目から首位になると、その後1度も首位を譲らず優勝という圧巻の試合結果でした。実は本大会の10年前、2008年の「全米アマチュア選手権」準決勝で負け、マスターズトーナメント出場を逃した過去があったパトリック・リード。10年後にはマスターズトーナメント優勝という快挙は、この10年間の研鑽の日々の結晶だと言えるでしょう。

2017年マスターズトーナメントで活躍した選手 TOP3

3位 マット・クーチャー

2016年のリオ五輪銅メダリストのマット・クーチャー。活躍が期待された2017年のマスターズでは終盤に追い上げを見せました。3日目まで1アンダー11位タイでしたが、最終日はイーブンで終え、4位タイと追い上げを見せることに。序盤3H目まで、3連続ボギーと調子を掴めなかった最終日。ここから怒涛の快進撃を見せます。4H目以降パーセーブ。終盤16Hと17Hで連続バーディを取って終えたマスターズトーナメントでした。メダリストとして最後まで全力プレーをしていた姿が印象的だったのも忘れられません。

2位 ジャスティン・ローズ

シーズン通して怪我に悩まされていたジャスティン・ローズ。怪我と向き合いながら臨んだマスターズトーナメント。最終日、終盤まで首位を走っていましたが、怪我の痛みが再発してしまいます。終盤、セルヒオ・ガルシアに追いつかれたにもかかわらず、全力を尽くし、紳士的なゴルフでお互いのゴルフを讃えながらプレーオフまで戦った姿に、世界中が感動しました。

1位 セルヒオ・ガルシア

マスターズ優勝で自身初のメジャータイトルを手にしたセルヒオ・ガルシア。マスターズトーナメント最終日にジャスティン・ローズと9アンダーで並び、プレーオフまでもつれる激闘に世界のゴルフファンが釘付けになりました。

マスターズトーナメントの歴史概要

マスターズトーナメントは1934年にのちにゴルフ界の「木のシャフトの伝説」と呼ばれ、ゴルフ史に残るボビー・ジョーンズとその友人実業家クリフォード・ロバーツによって開催されたのが始まりでした。

1960年からは本戦の前日水曜日に「パー3コンテスト」も開催されるようになります。予選通過ラインは2013年から「50位タイまで」、「首位から10打差以内」。2002年から永久出場権のあるオーガスタ・ナショナル・ゴルウフクラブ名誉会員に対して「一定の水準のスコアでラウンドを回れなくなった選手に出場辞退を勧める書簡」が送られるようになりました。

歴史と伝統、格式も守りながら、少しずつ変化も遂げてきている大会がマスターズトーナメントです。

スターズトーナメントにまつわる雑学 5選

・世界一取れないチケット

マスターズ・トーナメントの入場チケットは「世界一取れないチケット」の1つとして有名です。以前はスポンサーや関係者、地元の人だけしか入場できず、チケットのことを「パトロン」と呼んでいました。2012年以降、チケットはインターネットで抽選販売されるようになりましたが、倍率は不明で入手困難です。

・最多優勝回数とゴルファー名

マスターズトーナメントの最多優勝回数は6回で、ゴルフの「帝王」、「ゴールデン・ベア」の異名をもつジャック・ニクラスです。ジャック・ニクラスは最多予選通過回数も37回、46歳2ヶ月23日で最年長優勝もしています。マスターズトーナメントに最も愛されたゴルファーがジャック・ニクラスであるといえるでしょう。

・タイガー・ウッズとマスターズトーナメント

タイガー・ウッズもまたジャック・ニクラス同様。マスターズトーナメントに愛されたゴルファーでしょう。タイガー・ウッズは、マスターズトーナメントの最年少優勝(21歳3ヶ月14日)、72ホール最小スコア「270」、最多連続バーディー回数「7」を記録しています。さらに、2019年に優勝したことで、マスターズトーナメント優勝回数も「5」回に。あと「1」勝でジャック・ニクラスと並ぶというところまできております。

・最多出場回数と最多連続出場回数

最多出場回数は「52」回のゲーリー・プレーヤー、最多連続出場回数は「50」回でアーノルド・パーマーが記録しています。両名ともにゴルフ界のレジェンドたちで、マスターズトーナメントは往年のスーパースターたちの共演だということを再認識させられる数値でしょう。

・オーガスタのグリーンには魔女が棲む

マスターズトーナメントのINの11番、12番、13番の3つのホールは「アーメンコーナー」と言われるほどグリーンの難所として有名です。祈らないと攻略は無理だという例えです。ショットの正確さや瞬時の風を読む力など、最高のゴルファーに備わっている能力を確かめられることから、マスターズトーナメントの真髄として注目されるシーンの1つになっています。

スポーツベッティングをマスターズトーナメントで楽しもう!

春に予定されていた今年のマスターズトーナメントが無事に11月に開催されるということで安堵したゴルフファンも多いと思います。楽しみは後に取っておくのが良いともいいますし、まずはこの機会にスポーツベッティングという新たなスポーツ観戦の楽しみ方を検討されてはいかがでしょうか?

監修者兼ガイド
小山道也

小山道也

カジマル編集長担当、オンカジ業界専門家

オンカジ業界経験10年超。コンサルタントとして就業した後に、欧州でビジネス修士号を取得。そして、海外マーケテシング企業にて、オンラインカジノのメディア立ち上げに携わり、今に至る。 論理思考や分析思考をもとに、入金不要ボーナスをさまざまな観点で解析し、読者に分かりやすく解説するのが得意。独自のレーダーチャートは、その他メディアでも参考にされ業界の標準化にも貢献した。当メディアの運営以外では、オンカジサイト立ち上げ時の外部アドバイザーとしても活動している。

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業界エキスパート
西尾昇

西尾昇

コンテンツ制作担当

ディーラーとしてゲーミング業界に携わる。その後、表舞台からは身を引き、コンテンツ制作に回り、ルーレットやバカラのゲーム解説や攻略記事をはじめ、オンカジ比較評価記事やボーナスの解説コンテンツの制作に従事。業界での人脈が広く、各社のキーパーソンと繋がっているので裏情報にも精通。カジマル.comでは、業界の隅々を分かりやすく解説し定評を得る。エディトリアルメンバーの中ではエキスパートとして立ち回っている。

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