更新日:2024年11月7日
ボクシングは、サッカーやバスケットボールと比べると、そこまで賭け方のオプションは多くありません。しかし、しっかりリサーチをすることで、賞金を稼ぐことができるスポーツの1つです。
ボクシングでは、大きく分けて3つの賭け方があります。ここでは、その3つの賭け方について、例を用いながら一つずつ分かりやすく解説していきます。
ボクシングのマネーライン(Money Lines)
ボクシングにおけるマネーラインとは、勝つと予想される選手に賭ける方法です。ボクシングに対するマネーラインのオッズは、対戦する選手の優劣によって異なります。
まずは、実際にマネーラインの例を見てみましょう。
フロイド・メイウェザー : -800
マニー・パッキャオ : +600
上記のマネーラインの場合、フロイド・メイウェザーが圧倒的に優勢であることが分かります。ゆえに、フロイドに賭けた場合、800ドルを賭けて100ドルの利益しか得られないのに対して、劣勢のマニー・パッキャオに賭けた場合、100ドルを賭けて600ドルもの利益を得ることができます。
ボクシングのトータルラウンドベット(Total Round Bet)
ボクシングにおけるトータルラウンドベットとは、Over/Under形式を使った賭け方で、ボクシングの試合が何ラウンドまで続くかを予想して賭ける方法です。
合計ラウンド数は、ブックメーカーによって予想され、その数を超えるかまたは下回るかを予想します。トータルラウンドベットのオッズは、マネーラインほど大きく異なりませんが、実力が同じ選手同士が戦う試合では、高い配当を狙うことができます。
では、実際にどのように賭けが行われるか、例を用いて説明します。
例えば、合計12ラウンドのタイトル戦があるとします。両選手の実力が似ていて、接戦が予想されることから、トータルラウンドベットは「10.5」で、オッズは「-110」です。
この場合、プレイヤーは実際の結果が10.5ラウンドを超えるか(オーバー)または下回るか(アンダー)を予想します。予想が見事に的中したときには、110ドルを賭けて100ドルの利益を得ることができます。
ボクシングのプロップベッティング(Prop Betting)
ボクシングにおけるプロップベッティングとは、勝敗予想以外のあらゆる要素に賭ける方法です。ボクシングでも見られるこのプロップベッティングでは、様々なオプションに賭けることができます。
中でもよく見られるオプションが、試合の勝ち方に賭けるプロップベッティングです。具体的には、以下のオプションがあります。
- 判定勝ち
- テクニカル判定勝ち
- 相手の失格による勝ち
- テクニカルノックアウト(TKO)
- ノックアウト(KO)
ちなみに、テクニカル判定とは、怪我や出血による負傷で続行不可能となり、それまでの採点で判定を下すことを意味します。
上記のオプションでのプロップベッティングについて、以下の例を見てみましょう。このオッズからすると、メイウェザーが判定勝ちするのが、最も起こりそうということがわかります。逆にパッキャオのKO勝ちが最も予想外の展開といえます。
フロイド・メイウェザー(判定勝ち、またはテクニカル判定勝ち): -700
フロイド・メイウェザー(DQ、TKO、またはKO勝ち): -450
マニー・パッキャオ(判定勝ち、またはテクニカル判定勝ち): +400
マニー・パッキャオ(DQ、TKO、またはKO勝ち): +550
スポーツベッティングでボクシングに賭けよう!
以上、ボクシングの賭け方についてでした。ボクシングは、賭けプレイヤー間で人気上昇中の種目です。大きな試合になればなるほど様々なオプションから選んで賭けることができます。
特にタイトル戦は、もっとも賭けオプションが多く、注目度の高い試合となっています。
ボクシングのベットは、試合が始まる数ヶ月前から公開されます。常にオッズの最新情報を追いかけながら、挑戦してみてはいかがですか?
小山道也
カジマル編集長担当、オンカジ業界専門家
オンカジ業界経験10年超。コンサルタントとして就業した後に、欧州でビジネス修士号を取得。そして、海外マーケテシング企業にて、オンラインカジノのメディア立ち上げに携わり、今に至る。 論理思考や分析思考をもとに、入金不要ボーナスをさまざまな観点で解析し、読者に分かりやすく解説するのが得意。独自のレーダーチャートは、その他メディアでも参考にされ業界の標準化にも貢献した。当メディアの運営以外では、オンカジサイト立ち上げ時の外部アドバイザーとしても活動している。
西尾昇
コンテンツ制作担当
ディーラーとしてゲーミング業界に携わる。その後、表舞台からは身を引き、コンテンツ制作に回り、ルーレットやバカラのゲーム解説や攻略記事をはじめ、オンカジ比較評価記事やボーナスの解説コンテンツの制作に従事。業界での人脈が広く、各社のキーパーソンと繋がっているので裏情報にも精通。カジマル.comでは、業界の隅々を分かりやすく解説し定評を得る。エディトリアルメンバーの中ではエキスパートとして立ち回っている。