更新日:2024年11月18日
バカラの確率とは
バカラの確率とは、バカラでプレーヤー、バンカー、タイが、それぞれ的中する確率です。
バカラは、プレーヤー、バンカー、タイのいずれかにベットする (賭ける) シンプルなゲームです。
プレーヤーかバンカーの2択で賭ける場合は、どちらの的中確率も基本的には50%です。
ただし、タイと呼ばれる引き分けにも賭けられ、このタイの確率も含めると、実際の確率は50%よりも下回ります。
どこに賭けると、どれくらいの確率で当たるのかを知っておくと、バカラゲームで長期的に勝率を上げる為のヒントになります。
そして、上級テクニックと呼ばれるバカラのプロの賭け方を取り入れることで、さらなる勝率アップを目指せます。
本記事は、そんなバカラの確率について詳しく解説しています。ぜひ、最後まで読んで、バカラの確率について知識を深めましょう。
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バカラの確率はデッキ数で変化する
バカラのルールでは、52枚のトランプカードを1デッキし、ゲームの中で6〜8デッキが使用されます。
8デッキが使われる場合、使用されるカードの総数は、416枚です (52×8=416)。
本記事では、8デッキが使用された場合を想定した確率をご紹介します。
実際にゲームで使われるデッキ数は、ある程度カードが減ってきた段階で追加される為、その時々で異なります。
また、確率もそれに応じて変わります。
なぜなら、デッキ数が補充されるとカードの総枚数が変わり、プレーヤー、もしくは、バンカー側の確率が高くなる可能性があるからです。
バカラの勝率を高める為にも、デッキ数をしっかり覚えておきましょう。
プレーヤー、バンカー、タイの確率
それでは、実際に8デッキを使用した場合の、プレーヤーとバンカー、タイの確率を見ていきましょう。
プレーヤー勝利 | 44.62% |
バンカー勝利 | 45.86% |
タイ | 9.52% |
バカラでは、1%程度ではありますが、プレーヤーよりもバンカーの確率が高くなっています。
つまり、若干ではあるものの、バカラでは、バンカー側に有利な展開が起こりやすいと言えます。
また、タイになる確率は10%程度です。つまり、10回に1回程度は引き分けになります。
これらの確率はあくまでも目安なので、実際の展開はその時々で結果が偏る可能性もあります。
ただ、一般的な的中確率を覚えておけば、ある程度勝ちやすい展開が分かるでしょう。
また、上記の数値だけを見ると、プレーヤーとバンカーの確率にそれほど差はありません。
ですが、以下の通り、ゲーム展開別に詳細な確率を見ていくと、バンカー側に有利に進むのがわかります。
プレーヤー勝ち | プレーヤー負け | 引き分け | |
最初の2枚で決まる場合 | 16.26% | 16.26% | 1.79% |
6か7で決まる場合 | 0.90% | 0.90% | 1.79% |
バンカーが3枚目を引く場合 | 8.61% | 2.26% | 0.90% |
プレーヤーが3枚目を引く場合 | 3.39% | 13.42% | 3.27% |
両方3枚目を引く場合 | 15.48% | 13.02% | 3.27% |
上記の表を合計した数値が、プレーヤーとバンカーの勝率、及び、タイの確率です。
実は、バンカー側が3枚目のカードを引いた場合、プレーヤー側が勝ちやすくなります。
一方で、プレーヤー側が3枚目を引いた場合、大半のケースで負けてしまうことから、3枚目を引く展開が来ると厳しい状況になります。
プレーヤーが若干負けやすい理由は、3枚目のカードを引く可能性がバンカーより高く、確率面で負けやすいゲーム性が影響する為です。
プレーヤーよりバンカーの勝率が高いのはなぜか
プレーヤーとバンカーで勝率が異なり、なおかつ、バンカーの勝率が高い背景には、バンカーに有利なバカラのゲーム性が影響しています。
先程、バンカーは3枚目のカードを取りやすいと説明しましたが、以下の通り、プレーヤーとバンカーでは3枚目のカードを配る条件が異なります。
- プレーヤーに3枚目のカードが配られる条件 :プレーヤーの最初の2枚の合計が5以下の場合に配られる。
- バンカーに3枚目のカードが配られる条件 : バンカーの最初の2枚の合計が6以下の場合は、プレーヤーのカード次第で配られる。
バンカーに3枚目のカードが配られる条件は、プレーヤーに3枚目のカードが配られていない場合や、また、配られた場合の3枚目のカードの数字によって決まります。
やや複雑ですが、基本的に覚えておきたいのは、バンカーの3枚目のカードは、プレーヤーの動向を見ながら配れることです。
プレーヤー側がカードを受け取り、その数字を見てバンカーにカードを配ります。また、プレーヤーが一定の数値に到達しなければ、バンカー側はカードを引かずに勝利を確定できます。
つまり、バンカーはゲーム展開を見てカードを引ける為、プレーヤー側に明らかな不利が発生し、バンカーの勝率が高くなります。
バカラの期待値 (還元率)
これまで、バカラの確率について解説し、若干ではあるものの、バンカーの確率の方が高いと分かりました。
ですが、実際にベットしたお金に対する配当はどれくらい期待できるのかが気になる方も多いでしょう。
ここからは、バカラの期待値について見ていきます。
バカラでは、期待値、つまり還元率の計算方法が存在します。
この計算方法を覚えておけば、長期的に見て、賭けたお金に対してどれくらいの配当が戻るかの目安が分かります。
期待値の計算方法は、以下のとおりです。
やや複雑に感じる方も多いでしょうから、賭け額や確率など、実際の数字を当てはめた例をご紹介します。
プレーヤーに賭けた場合の期待値
まず、プレーヤーに$100賭ける場合の期待値の計算をしてみましょう。
- プレーヤーが勝利した時の利益 = $100
- プレーヤーが負けた時の損失 = $100
- プレーヤーの勝つ確率 = 44.62%
- プレーヤーの負ける確率 = 45.86% (バンカーの勝つ確率)
つまり、プレーヤーに$100賭けると、98.76%の利益が戻るという期待ができます。
バンカーに賭けた場合の期待値
次に、バンカーに$100賭ける場合の期待値の計算をしてみましょう。
バンカーが勝利した時の配当は1.95倍なので、 利益が$95になる点に注意しましょう。
- バンカーが勝利した時の利益 = $95
- バンカーが負けた時の損失 = $100
- バンカーの勝つ確率 = 45.86%
- バンカーの負ける確率 = 44.62% (プレーヤーの勝つ確率)
つまり、バンカーに$100賭けると、98.95%の利益が戻るという期待ができます。
若干ですが、還元率はがプレーヤーよりも高い為、バンカーを狙い続ける方法も有効でしょう。
しかし、バンカーの配当は1.95倍に設定されている為、プレーヤーよりも稼げなくなる可能性は残されています。
また、的中率、期待値の点ではバンカーが有利ですが、バンカーの配当では攻略法を使いづらくなるなど、マイナスポイントも存在しています。
タイ (引き分け) に賭けた場合の期待値
最後に、タイに$100賭ける場合の期待値の計算をしてみましょう。
- タイが的中した場合の利益 = $800
- タイがはずれた時の損失 = $100
- タイの勝つ確率 = 9.52%
- タイの負け確率 = 90.48%
つまり、タイに$100賭けると、85.68%の利益が戻るという期待ができます。
引き分け自体がバカラで起こりづらいという側面もあるため、どうしても数値は下がります。
しかし、タイに賭けた場合の配当は9倍と高い数値を誇っていることから、1回の配当で多くの金額を回収できるメリットがあります。
期待値こそ低いものの、一撃という観点ではバカラ最高の数値を得られることから、狙うチャンスは十分あります。
バカラの期待値 (還元率) の一覧
上記で解説した、プレーヤー、バンカー、タイに賭けた時の期待値を表にまとめました。
控除率 | 還元率 | |
プレーヤー | 1.24% | 98.76% |
バンカー | 1.05% | 98.95% |
タイ | 14.32% | 85.68% |
若干ではあるものの、期待値はバンカー側が高く、バカラでは、バンカーにベットする方が還元されやすいと言えます。
また、タイにベットすると、大半がカジノ側に吸われてしまい、還元される可能性は85%程度しか存在しません。
基本的に、バカラはプレーヤーかバンカーのどちらかでベットしていくのが主体である為、タイを狙って勝利する方法は、かなり厳しいと言えます。
また、控除率とは、カジノの胴元が受け取る取り分で、ハウスエッジとも呼びます。
ハウスエッジが無ければ、カジノを運営する胴元がの経営が成り立たなくなってしまう為、バカラのみでなく、どんなギャンブルにも設けられています。
バカラにおけるプレーヤーとバンカーの連続勝利の確率
バカラでどちらに賭けようか迷った時に、連続勝利の確率も覚えておくと便利です。
バカラでは、プレーヤーとバンカーのどちらかが連続して勝利することがあります。
若干ですが、プレーヤーとバンカーで連続勝利の確率も異なるため、ぜひ覚えておきましょう。
プレーヤーの連続確率
まずは、プレーヤーの連続勝利確率です。
連続勝利数 | 確率 |
1回 | 44.620% |
2回 | 19.909% |
3回 | 8.884% |
4回 | 3.964% |
5回 | 1.769% |
この連勝確率を見ると、プレーヤーが連続で勝つ確率は、2回連続が約20%。その後、徐々に確率が下がります。
5連勝する確率が2%弱ですので、100回プレイすると、数回程度は連勝する可能性があると言えます。
ただ、3回連続以降は10%以下とかなり低い数値ですので、連続してプレーヤーに賭け続けるのが賢い選択とも言えません。
闇雲にどちらかに偏って賭けるよりは、連続確率も頭に入れておきながら、ゲームの流れを読んでベットするのが良いでしょう。
バンカーの連続確率
続いて、バンカーの連続勝利確率を見ていきます。
連続勝利数 | 確率 |
1回 | 45.860% |
2回 | 21.031% |
3回 | 9.645% |
4回 | 4.423% |
5回 | 2.028% |
プレーヤーの連続勝利の確率と比較して、バンカーの方が連続勝利が発生しやすいと分かります。
この確率だけを見ると非常に僅かな差ではあるものの、多くのゲームラウンド数を重ねると、この差が出てくるでしょう。
どちらかだけにベットするのであれば、プレーヤーへ連続で賭けるよりも、バンカーへ連続で賭ける方が有利になると言えます。
バカラの確率論を基に高配当を狙う方法
バカラの確率論を基準として、勝率アップを狙う方法としては次の手段があります。
以降で、これらの方法について、それぞれ詳しく解説していきます。
「大数の法則」に基づいて勝負を重ねる
まずは、大数の法則に基づいて勝負する方法です。
大数の法則とは、「回数を重ねると、事象の出現回数が理論上の値に近づく」という統計理論に基づき、多くの回数をこなして勝率50%に近づける考え方です。
本記事で紹介した確率は、あくまでも長期的な平均値です。
数回程度の賭けをしただけでは、ご紹介した確率通りの結果は出ません。ですが、賭けの回数を100回程度まで増やすと、実際のプレーの確率を理論上の平均値に近づけらるでしょう。
とにかく試行回数を増やす必要があるので、100回程度プレイできる環境が作れるかが重要になります。
バンカーに賭け続けてみる
確率的に勝てる方法を追求するなら、勝率が高いバンカーを狙い続けるのも一つの手段です。
元々、バカラはバンカーが勝ちやすいようにルールが作られています。
また、配当もプレーヤーが2倍なのに対し、バンカーは1.95倍とやや低くなります。これはつまり、「配当が減る代わりに、的中率が高い」と言えます。
確率的にもバンカーが有利なので、初心者でも勝ちやすく、展開が良ければ、連勝によってかなりの配当を得られます。
タイには賭けない方が良い
タイの配当は9倍とかなり高い数字で、1回でも的中すれば、多くの配当を期待できます。
しかし、的中率はとても低く、還元率も85%程度しかないことから、タイにかけてもあまり勝てるとは言えません。
無駄なお金を使ってしまう可能性が高い為、タイよりも、プレーヤーかバンカーのどちらかに賭ける方が良いでしょう。
勝敗記録から流れを読む
最後は、過去の勝敗記録からゲームの流れを読む方法です。
バカラでは、罫線という過去の勝敗の記録を確認できる表が参照できます。
この罫線を見ると、過去のいくつかのゲームにおいて、プレーヤー、バンカーのどちらに偏って勝敗が続いているのかが分かります。
つまり、ゲームの流れを読みながら、次のラウンドでベットする場所を決めるのが罫線を利用する方法です。
バカラには波があるのも確かですので、流れを読み切って、勝利しやすい方にベットすると勝率アップが期待できます。
まとめ
バカラの確率は、ベットする場所それぞれの勝利が発生する確率を指します。
デッキ数によっても確率は変化しますが、一般的な確率を覚えておくだけでも、バカラをより深く理解し、勝率アップを図れます。
確率から見ると、バカラはバンカーが勝ちやすいゲームと言えます。
ただし、プレーヤーが勝利する確率と比較してその差は微々たる数字でもあり、時には、バンカーではなくプレーヤーに偏って勝利が発生する可能性もあります。
確率論を基に勝率アップを図りたい時は、ベットの試行回数を増やしたり、罫線を駆使して、勝ちやすい状況を作るなどの対策も検討すると良いでしょう。
バカラ初心者でも、ある程度、バカラの法則や勝利しやすい環境がわかっていくと、バカラで稼ぐことも不可能ではありません。
そして、実際にバカラで遊ぶなら、オンラインカジノがおすすめです。オンラインカジノなら、インターネットとスマホがあれば、いつでも好きな場所でバカラをプレイできます。
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小山道也
カジマル編集長担当、オンカジ業界専門家
オンカジ業界経験10年超。コンサルタントとして就業した後に、欧州でビジネス修士号を取得。そして、海外マーケテシング企業にて、オンラインカジノのメディア立ち上げに携わり、今に至る。 論理思考や分析思考をもとに、入金不要ボーナスをさまざまな観点で解析し、読者に分かりやすく解説するのが得意。独自のレーダーチャートは、その他メディアでも参考にされ業界の標準化にも貢献した。当メディアの運営以外では、オンカジサイト立ち上げ時の外部アドバイザーとしても活動している。
斉藤亜季
コンテンツ制作担当
オンカジ運営側でカスタマーサポート、キャンペーン企画、マーケティング、そしてトラブル対応など多岐に渡る役割を経験。その後、幅広い経験が認められ、カジマル.comのエディトリアルチームに参画。 過去には、ホスピタリティマネジメントの学士号を取得し、実務経験も積んでいるため、顧客管理に対する知識が深い。そのため、利用者目線での分析を得意とする。オンカジ業界はまだサービス面での改善が必要であると考え、率直な批評もいとわない。