更新日:2024年11月20日
ピークバカラとは? どんなルール?
これまで多くのライブカジノゲームをリリースしてきたEvolution Gaming。そんなEvolutionが2022年に新しくリリースしたゲームがピークバカラ(Peek Baccarat)です。
ピーク(Peek)とは、「チラッと見る・こっそり見る」などの意味があります。バカラはみなさんももうご存知ですよね。
つまり、ピークバカラとはその名の通り、チラッと見ながらバカラをプレイできる、そんなゲームなんです!
どういうことかと言うと、通常版のバカラに加えてカードが配布されオープンになった後に追加ベットが行えるという特徴があります。
このピークバカラはライブカジノゲームとして提供されているので、本物のディーラーを相手に対戦します。
ピークバカラのルール
ピークバカラはプレイヤーとバンカーの1対1で行われるカードゲームです。
ベッターはゲームに参加せずに、バンカーとプレイヤーのどちらが勝利するのかを予想するだけとなります。または、タイ、プレイヤーペア、バンカーペイにベットすることも可能です。
基本ルールはバカラと同じなので、カードの合計値の一の位の数字が「9」に近い方が勝利となります。
ピークバカラにおいてAは「1」、数字はそのまま、絵札は「0」としてカウントされます。ベッターがベットを終えゲームが開始されると、プレイヤーとバンカーに2枚ずつカードが配られます。
そして、ピークバカラが通常のバカラと違うのがこの点です。ピークバカラではすべてのカードが配られた後に、1~4枚のカードがオープンになります。そして、カードがオープンになった後に、さらにベットすることができるのです。
運が良ければすべてのカードがオープンになることもあります。その場合は、結果が分かった上で追加ベットを行うことができるので、必ず配当を得ることができるのです。
ピークバカラでは必ず1枚はカードが表向きになるので、通常のバカラよりも有利となります。追加チップに関しては、最初に賭けた金額に対して2倍と3倍で決まっています。
例えば、最初に100ドルを賭けていた場合、200ドルもしくは300ドルを追加でベットすることができます。
ピークバカラの手数料
ピークバカラと通常のバカラの大きな違いは、ピークバカラに参加するには20%の手数料が引かれるということです。
ピークバカラではカードが表向きになった後に追加でベットできるというユーザーに有利なルールが設けられています。そのため、バランスを取るために、ゲームに参加するためには20%の手数料を支払うようになっているのです。
この手数料がかかるのは最初のベットのみで、追加ベットには手数料はかかりません。なお、20%の手数料に関しては配当を支払う際に考慮されません。
ピークバカラの配当
ピークバカラの配当は通常のバカラと同じです。
バンカーの勝利にベットした場合には、コミッションが引かれた配当が支払われます。このコミッションとは、20%の手数料とは異なります。
賭け式 | 勝利時配当 |
---|---|
プレイヤーの勝利 | 2倍 |
バンカーの勝利 | 1.95倍 |
タイ | 9倍 |
プレイヤーペイ、バンカーペア | 12倍 |
ピークバカラの還元率・控除率
ピークバカラは還元率が高いのが特徴です。しかし、プレイヤーペア、バンカーペアにベットした場合は還元率が低くなるので注意が必要です。
賭け方 | 還元率 | 控除率 |
---|---|---|
通常 | 98.80% | 1.20% |
プレイヤーペア | 89.64% | 10.36% |
バンカーペア | 89.64% | 10.36% |
ピークバカラの流れと遊び方(やり方)
以下ではピークバカラのゲームの流れを見ていきましょう。
1.ゲームを検索
まずはオンラインカジノのゲームロビーにアクセスして、ゲーム検索画面に「Peek Baccarat」と入力しましょう。
そして、検索結果から「Peek Baccarat」を選んでゲーム画面を開きます。
2.ベット
ベット額を選択します。ピークバカラでは1ラウンドにつき$1から$10,000までベットすることができます。
ピークバカラはライブゲームなので、ベットには制限時間があります(12秒)。そのため、時間内に「プレイヤーの勝利」、「バンカーの勝利」、または「タイ(引き分け)」などから選んで、ベットを確定させるようにしましょう。
なお、ピークバカラの最初のベット額に対しては、常に20%の手数料がかかります。つまり、100ドルをベットしたい場合は、120ドルを支払う必要があります。
3.ゲーム開始
全員が賭け終わると、ゲーム開始となりカードが配られます。最初はカードが裏向きに配られますが、徐々にカードがオープンされます。
ここでは必ずすべてのカードが表向きになるわけではないので、表向きになったカードを元に、追加ベットを行うかうかを判断します。表向きになるカードの枚数は、その都度変わります。
4.追加ベット
表向きのカードを元に勝てると判断した場合は、追加ベットを行いましょう。
5.結果
すべてのカードを確認します。そして、結果に応じて配当を受け取ることが出来ます。
ピークバカラのコツ、攻略法
以下ではピークバカラのコツを見ていきましょう。
タイやサイドベットは使わない
ピークバカラではタイやサイドベットに対して高い配当が設定されています。
そのため、これらにベットをして高額配当を狙いという人もいることでしょう。ただし、これらのベットの場合ハウスエッジが高くなるのでおすすめではありません。
また、ピークバカラではこれらのサイトベットに対しては追加ベットができないルールとなっています。そのため、せっかく20%の手数料を支払ってピークバカラをプレイするのであれば、タイやサイドベットを避けるのがいいでしょう。
「プレイヤーの勝利」、「バンカーの勝利」にベットして追加ベットをしたほうが、最終的に大きなリターンを得ることが出来ます。
2枚の内1枚でも8~9なら追加ベット
カードが表向きになって2枚の内1枚でも8~9であれば、追加ベットを行いましょう。
ピークバカラでは10, J, Q, Kは0としてカウントされ、これらが出現する確率は4/13=約30%となります。つまり、約30%の確率で、結果が8~9になるということなので、十分に勝率が高いと言えます。
ベットしている方のハンドの合計が8~9になるのであれば、3倍ベットをするのが得策です。
相手のハンドが0であれば追加ベット
自分がベットしていない方のハンドのカードが1枚だけオープンになり、それが10, J, Q, Kで0であれば、もう1枚のカードで大きい数字が出る確率が低いと言えます。
この場合は、最終結果も小さい数字である可能性が高いので、追加ベットを行いましょう。
ナチュラル9なら追加ベット
自分がベットしている方のハンドがナチュラル9ならばぜひ追加ベットをしましょう。
ナチュラル9であれば高確率で勝利することができるので、3倍ベットをすることをおすすめします。
運悪く相手のハンドがナチュラル9だったとしても、タイとなりベット額が返金されるためです。そのため、追加ベットをしても全くリスクがないことになります。ベットしているハンドがナチュラル9だった場合は、ピークバカラにおいて最も有利な状態だと言えるででしょう。
罫線を利用する
ピークバカラでも、通常のバカラと同じように罫線を利用することができます。
罫線とは過去のゲームの結果を示したものであり、「バンカーの勝利」「プレイヤーの勝利」「引き分け」を記録していきます。
そして、この罫線を利用することで、ゲームの流れを知ることができます。ピークバカラではカードの一部をみることが出来ますが、プレイヤーのハンドが「3、?」、バンカーのカードが「4、?」など、推測が難しいこともあります。
このような時は、罫線を利用して、追加ベットをするかどうかを判断するのがいいでしょう。
資金管理をしっかりと行う
ピークバカラをプレイするときには、しっかりと資金管理をする必要があります。
ゲームをプレイし始めてから勝った金額、負けた金額をすべて細かく記録していくようにしましょう。
ゲームの収支はカジノのキャッシャーを見てもわかりますが、自分でメモを取り、いくら勝ったのか、いくら負けたのかを正確に把握しておくことが大切です。そうすることで、資金を計算しつつ、冷静にピークバカラをプレイすることが出来ます。
また、ピークバカラをプレイする前に、予算やゲームを止めるタイミングを決めておくことも大切です。
ピークバカラを遊べるオンラインカジノ
ピークバカラは大人気ライブカジノゲームプロバイダーのEvolutionが提携しているオンラインカジノでプレイすることが出来ます。
ベラジョンカジノ、遊雅堂、カジノシークレット、カジノミーなど下記の多くのオンラインカジノで遊べるのが嬉しいですね。
ピークバカラをプレイしよう
ピークバカラはカードを見た上で追加ベットをすることができるというプレイヤーにとって非常に有利なゲームとなります。
追加ベットによって、高額配当を狙うことができるため、通常のバカラよりもギャンブル性が高い点が魅力だと言えます。
ピークバカラはペイアウト率が高い人気のゲームなので、気になった方はぜひオンラインカジノに登録してプレイしてみましょう!
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小山道也
カジマル編集長担当、オンカジ業界専門家
オンカジ業界経験10年超。コンサルタントとして就業した後に、欧州でビジネス修士号を取得。そして、海外マーケテシング企業にて、オンラインカジノのメディア立ち上げに携わり、今に至る。 論理思考や分析思考をもとに、入金不要ボーナスをさまざまな観点で解析し、読者に分かりやすく解説するのが得意。独自のレーダーチャートは、その他メディアでも参考にされ業界の標準化にも貢献した。当メディアの運営以外では、オンカジサイト立ち上げ時の外部アドバイザーとしても活動している。
西尾昇
コンテンツ制作担当
ディーラーとしてゲーミング業界に携わる。その後、表舞台からは身を引き、コンテンツ制作に回り、ルーレットやバカラのゲーム解説や攻略記事をはじめ、オンカジ比較評価記事やボーナスの解説コンテンツの制作に従事。業界での人脈が広く、各社のキーパーソンと繋がっているので裏情報にも精通。カジマル.comでは、業界の隅々を分かりやすく解説し定評を得る。エディトリアルメンバーの中ではエキスパートとして立ち回っている。