ホーム » スポーツのニュース » メイウェザーを徹底解説|世界のトップ選手大全

更新日:2024年11月19日

メイウェザーの全貌のバナー

先日、MMAファイターの朝倉未来選手との対戦が決定したことで、現在注目を集めているメイウェザー。

名前は聞いたことはあっても、メイウェザーってどんな人?強いの?という疑問を持っている人も多いことでしょう。

そこでこの記事では、メイウェザーがどのような選手なのかについてわかりやすく解説していきます。この記事を読めば、メイウェザーの全てがわかるはずです。

朝倉未来VSフロイドメイウェザーのバナー

コニベットの登録バナー

メイウェザーとは?フロイドメイウェザーの基本情報

メイウェザーの基本情報(出典メイウェザーのインスタアカウント:https://www.instagram.com/p/BzgtylNFhqE/?igshid=YmMyMTA2M2Y=)

メイウェザーとは、アメリカ合衆国出身で、複数の階級においてボクシング世界チャンピオンの座を手にした経歴を持つ、元プロボクサーです。

メイウェザーの本名は、フロイド・メイウェザー・ジュニア(Floyd Mayweather Jr.)。1977年2月24日に、アメリカのミシガン州グランドラピッズで生まれました。

bonus-hunterbonus-hunter-mobile

メイウェザーの父は元プロボクサーで、ボクシング史上に残る名トレーナーとして知られているフロイド・メイウェザー・シニア。そして、叔父は元2階級制覇王者でトレーナーであるジャー・メイウェザーとジェフ・メイウェザーという、ボクシング一家に生まれました。そのため、フロイドメイウェザーがボクサーになるというのはとても自然なことだったのです。そのため、フロイドメイウェザーは小さい頃から父親や叔父からボクシングを教えられていたのです。

メイウェザーの子供時代(出典メイウェザーのインスタアカウント:https://www.instagram.com/p/Bh8gRQig1l7/?igshid=YmMyMTA2M2Y=)

メイウェザーは、現在はすでに引退していますが、現役時代はWBC世界スーパーフェザー級王者、WBC世界ライト級王者、WBC世界スーパーライト級王者、IBF世界ウェルター級王者、WBC世界ウェルター級王者、WBC世界スーパーウェルター級王者、WBA世界ウェルター級スーパー王者、WBA世界スーパーウェルター級スーパー王者、WBO世界ウェルター級王者など、多くの称号を獲得しました。

プロとしての戦歴は50戦50勝であり、このうち27試合がKO勝ちとなります。

史上初の無敗のまま5階級制覇を達成したことからも最強のボクサーと言われていました。

フロイドメイウェザーの基本情報まとめ

メイウェザーの基本情報

  • 出身:アメリカ合衆国ミシガン州グランドラピッズ
  • 誕生日:1977年2月24日
  • 本名:フロイド・メイウェザー・ジュニア(Floyd Mayweather Jr.)
  • 身長:173cm
  • 階級:スーパーフェザー級、スーパーウェルター級
  • 獲得タイトル:
    1996年アトランタオリンピックフェザー級銅メダル
    WBC世界スーパーフェザー級王座
    WBC世界ライト級王座
    WBC世界スーパーライト級王座
    IBF世界ウェルター級王座
    WBC世界ウェルター級王座
    WBC世界スーパーウェルター級王座
    WBC世界ウェルター級王座
    WBC世界スーパーウェルター級王座
    WBA世界ウェルター級スーパー王座
    WBA世界スーパーウェルター級スーパー王座
    WBO世界ウェルター級王座
    WBC世界スーパーウェルター級ダイヤモンド王座
    IBO世界ウェルター級王座
    IBA世界ウェルター級王座
    リングマガジン世界ウェルター級王座
    リングマガジン世界スーパーウェルター級王座
    WBS世界ライト級王座

メイウェザーのタイトル(出典メイウェザーのインスタアカウント:https://www.instagram.com/p/Bf4_pg_AxbC/?igshid=YmMyMTA2M2Y=)

フロイドメイウェザーの来歴、バックグラウンド

メイウェザーの幼少期

フロイドメイウェザーは子供のことから父親であるメイウェザー・シニアの手ほどきを受けて、ボクシングを開始していました。

そんなフロイドメイウェザーは、1993年、16歳の時にナショナル・ゴールデングローブスにライトフライ級で出場しました。そして、決勝でエリック・モレルに勝利し、優勝をしました。その後、1994年のナショナル・ゴールデングローブスのフライ級で優勝、1995年の全米選手権にフェザー級(57kg)で優勝、1996年のナショナル・ゴールデングローブスにフェザー級(57kg)で優勝など、ボクサーとしての才能を開花させ、多くの大会で優勝しました。

その後、1996年にプロとしてデビューをしました。プロに転向した後も多くの大会に出場し、その実力を世界に見せつけました。

bonus-hunterbonus-hunter-mobile

フロイドメイウェザーの年収、ファイトマネー

メイウェザーの年収

多くのタイトルを獲得しているフロイドメイウェザー。引退後も試合のオファーが絶えないことから、その人気は明らかです。

そして、メイウェザーはスポーツ選手長者番付1位を獲得するなど、かなりの大金を稼いでいることが知られています。日頃から自身の高級車や高級装飾品の自慢をしたり、現金を使った露骨なアピールをすることが多いことからも、「Money(金の亡者)」と呼ばれています。

では、そんな人気のボクサーであるフロイドメイウェザーはいくらくらい稼いでいるのでしょうか。

フロイドメイウェザーの年収を見ていく前に、比較対象として日本におけるプロボクサーの年収を見ていきましょう。日本ではプロボクサーには給料という形では支払いは行われておらず、試合をすることで獲得できるファイトマネーのみが収入となります。ファイトマネーの金額は試合の勝敗に関わらず、契約で決められた金額が支払われます。

日本ではチャンピオンになると、100万円ほどのファイトマネーを獲得することができます。つまり、1年間に4~5試合を行うと、年間で400~500万円の収入になります。日本ではボクシングだけでは食べていくことは簡単なことではなく、多くの人はアルバイトをしながらボクサーとして活動しています。
これを踏まえた上で、メイウェザーの収入を確認していきましょう。

最初に金額を言ってしまうと、なんとメイウェザーの年収は300億円だと言われています。

これだけでメイウェザーのファイトマネーが、日本のボクサーとは桁違いなのがわかります。例えば、「世紀の一戦」と言われたマニー・パッキャオ戦では、140億円のファイトマネーが支払われたと言われています。

なぜフロイドメイウェザーがここまで稼ぐことができているかというと、世界チャンピオンであるメイウェザーの試合は注目度が高く、試合の視聴率が高くなるからです。視聴率が高くなると、放送権料が高くなり、ボクシングの興行収入がアップし、ファイトマネーも上がる仕組みになっているのです。

また、メイウェザーほどの有名選手となるとTV番組、CM、イベントの出演料などのファイトマネー以外の収入も増えるため、年収が一気に上がるのです。

経済誌「フォーブス」が発表している世界スポーツ選手長者番付では、2012年(8500万ドル、約96億円)、2014年(1億500万ドル、約118億円)、2015年(3億ドル、約339億円)、2018年(2億8500万ドル、約313億円)と4回、1位となりました。

特に、マニー・パッキャオ戦が行われた2015年には3億ドルを稼いだことで、タイガー・ウッズのスポーツ選手歴代最高年収記録だった1億1500万ドルを更新しました。

そんなフロイドメイウェザーはお金の使い方が豪快であることも知られており、ラスベガスに豪邸を所有しています。この豪邸には大理石の部屋、映画館、ジムなどが完備されており、ブランド家具が多く飾られています。

その他、20億円の腕時計を愛用しているなど、高級品を多く身につけていることでも知られています。また、メイウェザーは無類の車好きとしても知られており、スウェーデンの「ケーニッグゼグ・CCX」を始めとした、数億円の車を複数所有しているようです。

メイウェザーは「イーロン・マスク、ビル・ゲイツ、ジェフ・ベゾス、ウォーレン・バフェット、ウォルトン一家が50代、60代、70代、80代、90代になっても稼ぎ続けるなら、オレもお金を稼ぐことから引退しないし、彼ら全員よりも若い。怒らないでくれ、これは神が望んだことなんだ」ともコメントしており、これからも大金を稼ぎ続けるようです。

朝倉未来VSフロイドメイウェザーのバナー

コニベットの登録バナー

メイウェザーのビジネス

メイウェザーのビジネス

フロイドメイウェザーは、20年以上にわたる輝かしいボクシングのキャリアを経て、現在はビジネスマンとしても活躍しています。そして、複数の事業を抱えています。

メイウェザーは2006年に最初の主要な投資として、ボクシングビジネス・メイウェザープロモーションズを発足しました。CEOにはLeonard Ellerbe(レナード・エラーベ)を採用しており、他にもプロフェッショナルなメンバーを集めました。

このビジネスは現在も続いており、今ではWBAライト級王者のガーボンタ・デイビス、バドゥ・ジャック、アンドリュー・タビチ、ロナルド・ガブリルなど、その他多くの有望なボクサーを抱えています。

また、メイウェザーは、ファッションビジネスにも進出し、TMTのアクセサリーを商品化しています。TMTではキャップ、パーカー、ジャケット、スポーツウェアからボクシング用品まで、多くの商品を扱っており、日本でもサービスを展開しています。

さらに、フロイドメイウェザーはラスベガスにアダルトクラブ「ザ・ガールズ・コレクション」を経営しています。このクラブはラスベガスで最も豪華なクラブの1つとだとも言われています。メイウェザーのインスタグラムではこのクラブについて多く宣伝しており、多くの写真を見ることができます。メイウェザーは友人や家族と一緒にこのクラブでパーティーを頻繁に行っており、目撃情報も多数あるようです。

その他にもメイウェザーは、ラスベガスのローラースケートパークを購入、ボクシングフィットネスジム「MAYWEATHER BOXING + FITNESS」を全米でフランチャイズ展開するなど、ビジネスの幅を広げています。

数年前には、日本のIR(カジノ法案・総合型リゾート実施法案)関連にも興味を示していました。
このようにメイウェザーはボクサーとしてだけではなくビジネスマンとしても成功しており、自身の資産を増やしているのです。

メイウェザーのこれまでの犯罪歴

メイウェザーの犯罪歴

メイウェザーは世界チャンピオンとして多くの人に尊敬されていますが、実は多くの犯罪歴があります。ここではメイウェザーの犯罪歴を振り返っていきます。

2000~2010年

メイウェザーが初めてトラブをを起こしたのは2001年10月のこと。この時、メイウェザーは内縁の妻のメリッサ・ブリムに自動車内で暴行を加えたとして起訴されました。

そして、さらにその5が月後となる2002年3月、ショッピングモールでメリッサ・ブリムを再度殴ったとして起訴されます。これにより、メイウェザーはメリッサ・ブリムへの2度の家庭内暴行、さらにはメリッサ・ブリムの父親への暴行を認めたことにより、執行猶予判決を受けました。これらの他にもメイウェザーはストーカー容疑及び公務執行妨害容疑などもありましたが、罪を認めたことで、他の容疑の起訴は取り下げられました。

しかし、フロイドメイウェザーはこれに懲りずに2003年8月になると、ラスベガスのナイトクラブにて、別の内縁の妻であるジョージ・ハリスの知人女性2人を殴ったことによって、執行猶予判決を受けました。

同年12月には、自動車内でジョージ・ハリスに対して殴る蹴るの暴行を加えるだけではなく、髪の毛を掴んで車外へ引きずり出したとして、重暴行容疑で逮捕されました。ただし、この件に関しては2005年7月にハリスが証言を翻し、メイウェザーは無罪となります。

これ以降、しばらくは大きな事件はありませんでしたが、2009年になると他の問題が浮上。なんと、フロイドメイウェザーはファイトマネーによる税金を支払っていなかったのです。

累積した税金の未払いが560万ドルに達しており、それにもかかわらずメイウェザーはIRS(内国歳入庁)からの要請を拒んでいたのです。しかし、IRSがマルケス戦のファイトマネーを差し押さえる手続きを取ったことで、ようやくメイウェザーは税金の支払いを行いました。

このようにこの10年間だけではフロイドメイウェザーは多くの暴力事件を犯しており、脱税もしていたのです。

2010~2020年

2010年9月、このころメイウェザーは内縁の妻シャンテル・ジャクソンと同棲をしていました。そして、メイウェザーは別の内縁の妻であるジョージ・ハリスがNBA選手のC.J. ワトソンと会っていると聞き、ジョージ・ハリスが住んでいる自宅に乗り込みます。

そして、るジョージ・ハリスがワトソンとあっていることを認めると、激怒したメイウェザーは「お前たち2人を殺す」、「消させてやる」と発言。そして、自分の子供たちの目で、ハリスの後頭部を何度も殴りました。

これにより2011年12月、メイウェザーはハリスへの暴行、子供への脅迫、携帯電話の窃盗など懲役90日の判決が下されました。当初は最大で懲役34年の実刑を科せられる可能性がありましたが、司法取引に応じて一部の罪を認めたことで減刑されたのです。

そして、2012年6月、刑務所に収監されましたが、受刑態度が良かったとして90日よりも短い2012年8月3日に出所しました。

このように、多くの犯罪歴があるメイウェザーは、イギリス政府によって入国ビザの発行を拒否されたこともあります。これにより、2014年に予定されていたツアーはキャンセルされました。

そして、2014年9月、この頃にはすでに別れていたシャンテル・ジャクソンが、メイウェザーと付き合っていた期間に暴力を振るわれていたことを告白。さらに胎児との写真や中絶したことをSNSにて公開したことで名誉を傷つけられたとし、メイウェザーを起訴しました。

これに対して、フロイドメイウェザーは「気分を害してしまった人たちに謝罪する。私も間違うことがある。家庭内暴力は許されるべきことではない」と謝罪したことで問題は落ち着きました。

2017年には、再度納税疑惑が浮上します。この頃フロイドメイウェザーが2015年度分の税金2220万ドル(約24億円)を滞納していることが指摘されます。さらに、2010年度分の税金720万ドル(約8億円)を滞納している事も明らかになりました。

その他にも、報酬を隠していたことも発覚しており、罰金61万ドル(約7000万円)を支払ったこともありました。

このようにメイウェザーの私生活はトラブル続きだったのです。

フロイドメイウェザーの名言

メイウェザーの名言

暴力的、攻撃的、というイメージが強いフロイドメイウェザーですが、実は多くの人に勇気を与えるような多くの名言を残しています。ここでは具体的にどのような名言があるのかを紹介していきます。

フロイドメイウェザーの名言は50以上ありますが、ここではそれらの中でも特に印象的なものを厳選しました。

フロイドメイウェザーの名言1

俺は自分のスキルを信じている、自分の才能を信じている。もし誰もフロイド・メイウェザーを信じないなら、俺が自分自身を信じる。

フロイドメイウェザーの名言2

お前らが休んでいるとき、俺は練習している。お前らが寝ているとき、俺は練習している。お前らが練習しているときは、当然俺も練習している。

フロイドメイウェザーの名言3

いい日もあるし、悪い日もある。しかし最も大事なことは精神を育てること。

フロイドメイウェザーの名言4

伝えることよりも見せることの方がより良い。

フロイドメイウェザーの名言5

史上最高の男でいるためには時間を超えて働き続けなければいけない。

フロイドメイウェザーの名言6

俺の究極のゴールとして、ここまで来るのにお世話になった人たちに恩返しをしたいと思っているんだ

フロイドメイウェザーの名言7

プレッシャーに負けたりはしない、素晴らしいアスリートというのはプレッシャーがあった方が良いパフォーマンスができるものだ。だから俺にプレッシャーをかけてくれ。

フロイドメイウェザーの名言8

泣くな。不満を言うな。ただ努力するんだ。

フロイドメイウェザーの名言9

ベストになるには、練習時間外にも努力をする必要がある

フロイドメイウェザーの名言10

誰かのために待つ必要なんてない。自分が動きたい時に動くんだ。

フロイドメイウェザーの名言11

俺はいつだってネガティブなことをポジティブに変えようと努力している。

フロイドメイウェザーの名言12

自分にできることは日々、より良い人間になっていくことだけ。

フロイドメイウェザーの名言13

いつだって悪者が必要なんだ、そしてあいつらはいつも俺を悪者にしたがる。もう慣れたよ。それが自分をけしかけてくれるし、おかげで戦う気持ちを奮い起こさせてくれるんだ。

bonus-hunterbonus-hunter-mobile

メイウェザーの圧倒的な強さ、対戦成績などを見ると、かなり才能に溢れた恵まれた人物だという印象を得る人も多いはずです。

しかし、これらの名言をみると、フロイドメイウェザーはかなりの努力家であり、その上でこれまでの多くのタイトルを獲得していることがわかります。

また、暴力的なイメージが強いメイウェザーですが、周囲の人への感謝を忘れない、人としての温かさもある人物であることがわかります。

また、お金が大好きであることで知られているメイウェザーは、以下のような名言も残しています。

俺は札束を食べるんだ。これからも俺の口座には、どんどん金が振り込まれる。もう預金口座は金でいっぱいさ

俺は若くて、イカしてて、ド派手で、大金持ちだ

フロイドメイウェザーの試合と戦績

冒頭で説明した通り、フロイドメイウェザーは、現役時代に、WBC世界スーパーフェザー級王者、WBC世界ライト級王者、WBC世界スーパーライト級王者、IBF世界ウェルター級王者、WBC世界ウェルター級王者、WBC世界スーパーウェルター級王者、WBA世界ウェルター級スーパー王者、WBA世界スーパーウェルター級スーパー王者、WBO世界ウェルター級王者など、多くの称号を獲得しています。

プロとしての戦歴は50戦50勝、うち27試合がKO勝ちです。

具体的なフロイドメイウェザーの直近5年の戦績をまとめると以下の通りです。

引退後はエキシビションボクシングにのみ出場しています。また、今年の9月には日本にて朝倉未来選手とメイウェザーの試合が予定されています。

朝倉未来VSフロイドメイウェザーのバナー

コニベットの登録バナー

日付

勝敗

時間

内容

対戦相手

引退前

2017年8月26日

勝利

10R 1:05

TKO

コナー・マクレガー

引退後

2018年12月31日

勝利

1R 2:19

TKO

那須川天心

2021年6月6日

8R

ローガン・ポール

2022年5月21日

8R

ドン・ムーア

メイウェザーのこれまでのペイ・パー・ビューの売上

ペイ・パー・ビュー(pay-per-view、PPV)とは、有料コンテンツに料金を支払って視聴するシステムのことを指します。

アメリカではペイ・パー・ビューが総合格闘技、ボクシング、プロレス、コンサート、映画等の放送で利用されており、この売上によってその放送がどれくらい人気を集めていたかを判断することがよくあります。

そして、このペイ・パー・ビューを見ると、メイウェザーの試合がいかに注目度が高いのがわかります。これまでのメイウェザーの試合のペイ・パー・ビューをまとめると以下の通りです。

日付

イベント

売上げ

2005年6月25日

フロイド・メイウェザー・ジュニア vs. アルツロ・ガッティ

36.5万件

2006年4月8日

フロイド・メイウェザー・ジュニア vs. ザブ・ジュダー

37.4万件

2006年11月4日

フロイド・メイウェザー・ジュニア vs. カルロス・バルドミール

32.5万件

2007年5月5日

フロイド・メイウェザー・ジュニア vs. オスカー・デ・ラ・ホーヤ

240万件

2007年12月8日

フロイド・メイウェザー・ジュニア vs. リッキー・ハットン

92万件

2009年11月19日

フロイド・メイウェザー・ジュニア vs. ファン・マヌエル・マルケス

110万件

2010年5月1日

フロイド・メイウェザー・ジュニア vs. シェーン・モズリー

140万件

2011年11月17日

フロイド・メイウェザー・ジュニア vs. ビクター・オルティス

125万件

2012年5月5日

フロイド・メイウェザー・ジュニア vs. ミゲール・コット

150万件

2013年5月4日

フロイド・メイウェザー・ジュニア vs. ロバート・ゲレーロ

87.5万件

2013年9月14日

フロイド・メイウェザー・ジュニア vs. サウル・アルバレス

220万件

2014年5月3日

フロイド・メイウェザー・ジュニア vs. マルコス・マイダナ I

85万件

2014年9月13日

フロイド・メイウェザー・ジュニア vs. マルコス・マイダナ II

92.5万件

2015年5月2日

フロイド・メイウェザー・ジュニア vs. マニー・パッキャオ

440万件

2015年9月12日

フロイド・メイウェザー・ジュニア vs. アンドレ・ベルト

40万件 – 55万件

2017年8月26日

フロイド・メイウェザー・ジュニア vs. コナー・マクレガー

430万件

このようにメイウェザーの試合は注目度が高く、多くのペイ・パー・ビューを売り上げています。ちなみに1イベントでの最多販売記録は、2015年5月2日に行われたフロイド・メイウェザー・ジュニア 対 マニー・パッキャオ戦の460、歴代2位は2017年8月26日に行われたフロイド・メイウェザー・ジュニア対コナーマクレガーの430万件、歴代3位は2007年5月5日に行なわれたオスカー・デ・ラ・ホーヤ対フロイド・メイウェザー・ジュニアの240万件と、全てメイウェザーの試合となっています。

実際にメイウェザーのペイ・パー・ビューは世界一であり、ランキングは以下のようになっています。

このランキングを見ると、フロイドメイウェザーが1試合を行うだけで、どれだけの利益が生まれるのかがわかるでしょう。

歴代PPV販売件数

選手 合計販売件数 競技
フロイド・メイウェザー・ジュニア 2473万件 ボクシング
マニー・パッキャオ 2016万件 ボクシング
コナー・マクレガー 1792万件 MMA
マイク・タイソン 1583万件 ボクシング
オスカー・デ・ラ・ホーヤ 1408万件 ボクシング
イベンダー・ホリフィールド 1229万件 ボクシング

 

フロイドメイウェザーの引退

メイウェザーはこれまで何度も引退を発表しては、復帰を繰り返しています。

1回目の引退

フロイドメイウェザーが最初に引退を表明したのは2008年6月6日のこと。

「ここ数年はボクシングに自分の望みを見いだすのが困難だった」とコメントし、現役を引退することを表明しました。そして、WBC世界ウェルター級王座を返上しました。

しかし、その約1年後である2009年5月2日に行われた記者会にて、7月18日にファン・マヌエル・マルケス(メキシコ)とのノンタイトルマッチで現役復帰することが発表されました。しかし、メイウェザーがトレーニング中に負傷したことから、試合は延期。

実際に予定されていた日程よりも4ヶ月ほど延期された2009年9月19日に試合が実施されました。

この試合は、1年10ヶ月ぶりの復帰戦となりましたが、ファン・マヌエル・マルケスから2回のダウンを奪うなど、3-0の大差判定勝ちを収めました。ブランクを感じさせない、メイウェザーの圧倒的な強さを見せる試合となったのです。

2回目の引退

フロイドメイウェザーが2回目の引退を表明したのは2015年9月12日のこと。

この日、メイウェザーはWBA世界ウェルター級暫定王者であるアンドレ・ベルトと対戦。12回3-0の判定勝ちを収めたメイウェザーは、リング上で現役引退を表明しました。

その後、2年の時を経て、メイウェザーは2017年8月26日、現役復帰。復帰戦では総合格闘家のUFC世界ライト級・フェザー級王者であるコナー・マクレガーとスーパーウェルター級12回戦を行いました。

この試合では10回1分5秒TKO勝ちを収め、メイウェザーは戦績を50戦50勝無敗とすると共に、ロッキー・マルシアノの持つ無敗記録を61年ぶりに更新しました。そして、この試合が終了した後に、3度目となる引退を表明しました。

その後、メイウェザーは2018年9月15日に来日し、パッキャオと対戦するために復帰すると発表しました。しかし、この復帰は延期となり、しばらくはリングに姿を見せない時間が続きました。

ですが、2020年には再度自身のSNSにて復帰をする予定であることを示唆。その後は復帰戦について幾つかの噂が流れましたが、いずれも実現しないまま時間が流れました。

この間も復帰の交渉が続いていたようですが、メイウェザーがなかなか承諾をしなかったようです。
現在もエキシビションに参加するのみで、現役としては公式の復帰はしておらず、引退している状態となっています。

フロイドメイウェザーはダウンしたことがある?

メイウェザーは、これまでプロとして50以上の試合を行っていますが、それでも一度しかダウンと取られたことがありません。

メイウェザーがダウンをとられたのは、2001年3月26日におこなれたカルロス・ヘルナンデスとのWBCスーパーフェザー級の7度目の防衛戦。

メイウェザーが試合中に左手を負傷し拳をついたことから、レフリーはダウン判定をしました。これがメイウェザーのボクシング人生における唯一のダウンとなります。

試合中はダウンと取られたものの、最終的には審判員の全員一致の判定でメイウェザーが勝利しています。

また、2006年4月8日に行われた対ザブ・ジュダー戦では、前半にパンチが当たって倒れたシーンがありました。しかし、レフリーはメイウェザーがすべって転んだと判断し、生涯2度目のノックダウンは免れたとしています。

bonus-hunterbonus-hunter-mobile

メイウェザーのトレーニングはどんな内容?

圧倒的な強さを見せていたメイウェザー。ではメイウェザーは、どのようにトレーニングを行なっていたのでしょうか。

メイウェザー1週間は主に、4日間のトレーニング、”アクティブな休日”、”完全な休日”で構成されていたようです。

以下では、具体的に曜日ごとにどのようなトレーニングを行なったいたのかをみていきましょう。

月曜日

メイウェザーは1週間の始まりに、必ず45分間のロードワークや縄跳びなどの軽い有酸素運動を行っていました。これは体のコンディションを整え、持久力を向上させる目的であったことに加え、メイウェザーがこれらのトレーニングが好きだったということがあげられます。実際にメイウェザーま毎日縄跳びを行っていました。

そして、朝の有酸素運動を終えると、メイウェザーはジムへ行き、スキルアップのためのトレーニングをしていたようです。

このトレーニング方法は一切公開されておらず、メイウェザーは誰にも覗かせないようにしていたようです。彼のトレーニングを見ることができるのは、親しい友人やチームメンバーに限られていたといいます。
ただ、これらのトレーニングには、スパーリング、パッドワーク、フットワークドリル、フォーカスミットなどが含まれていたと言われています。また、筋力トレーニングや体幹トレーニング、レッグリフト、ネックリフトなど、首を強くするためのエクササイズなども行なっていたそうです。

最後に縄跳びを数回行い、メイウェザーの月曜日のトレーニングは終了となります。

火曜日

月曜日にハードなトレーニングを行なったので、メイウェザーは火曜日を”アクティブな休日”としていたようです。

この日は、プールで30分ほど泳いで過ごすのが多かったようです。スイミングは筋肉を休ませながらも、負荷の少ないトレーニングになるので、メイウェザーは休日に好んで行なったいたようです。

しかし、休日であっても、メイウェザーはジムで軽いトレーニングを行い、低負荷でより技術的なスキルを身につけることに取り組んでいたよううです。そのほか、夜には友人などとバスケットボールの試合をするのが好きだったようです。

もちろん火曜日も縄跳びを3分ずつ3ラウンドほどして、1日を終えます。

水曜日

水曜日、メイウェザーは、月曜日と同じように、再びトレーニングに励みます。まずは軽いジョギングや縄跳びを数回行い、その後、技術トレーニングを行います。さらに水曜日は、さまざまなプライオメトリック・エクササイズで体力づくりをしていました。

また、メイウェザーはさまざまなストレングス&コンディショニングのコーチに師事し、中でも有名なのがマニー・パッキャオの元コーチ、アレックス・アリーザでした。

これらの有名なトレーナーが指導することで、メイウェザーはより効率的な方法でワークアウトを行い、オーバーワークをせずに筋肉を鍛え上げることができたのです。メイウェザーは非常に効率的にトレーニングを行っていたため、常にベストな状態で試合に臨むことができたと言われています。

また、メイウェザーは水曜日にヨガなどのストレッチを少し取り入れ、筋肉や関節の柔軟性を保っていたことでも知られています。

木曜日

木曜日は、メイウェザーにとって2回目の”アクティブな休日”でした。木曜日は軽いロードワークや縄跳びをするだけで、技術的なトレーニングは避けていたようです。

主に木曜日の目的は、簡単に体を動かし、血液の循環を良くさせることだったと言われています。

金曜日

木曜日に”アクティブな休日”を過ごした後は、すぐにハードなトレーニングに戻ります。

金曜日の朝、メイウェザーは6マイルのランニングをし、その後、ヘビーバッグ、スピードバッグ、フォーカスミットでトレーニングを行いました。

そして、カーディオ運動とボディウェイトトレーニングで大量のエネルギーとカロリーを消費することで、メイウェザー独特の体格が作り上げていたようです。

金曜日もいつものように3ラウンドの縄跳びでトレーニングを締めくくります。

土曜日

メイウェザーは土曜日をボクシングのコーチである父フロイド・シニアと叔父のロジャーと過ごしていました。

そして、独自のボクシングスタイルをでトレーニングを行なっていたようです。

また、土曜日は戦略的なトレーニングも行っていました。具体的には特定の試合に向けたゲームプランを立てたり、頭の動きをよくする、機動性を高めるためのトレーニングを2~3時間行っていました。

さまざまな試合のシナリオを想定した上でトレーニングを行っていたことも、メイウェザーが本番で強かった理由だと言えるでしょう。

また、夜には、対戦相手の映像を研究することもあったそうです。

日曜日

日曜日はメイウェザーにとって、”完全な休日”であり、ジムで過ごす時間は全くなく、運動もほとんどしない1日を過ごしていたようです。そして、体だけでなく、心も休める日だったようです。

日曜日は家族とリラックスした時間を過ごすことも多かったようです。

フロイドメイウェザーと那須川天心の試合

2018年12月31日、日本のさいたまスーパーアリーナにて開催されたRIZIN.14で、日本のボクサーである那須川天心と対戦しました。

この試合は、ジャッジを置かない判定決着なしのKOかTKOのみで決着がつく、3分3ラウンド契約、公式戦績には残らないボクシングルールのエキシビションマッチとなりました。

そして、フロイドメイウェザーは那須川天心を相手に、1回2分19秒でTKO勝利を収めました。

ただし、この試合では、キックボクシングの「神童」と呼ばれる那須川天心に対して、キック禁止というルールが設けられていました。また、5キロ以上の体格差があることからも、かなり那須川天心にハンデが多い試合方式だったと言えます。

また、メイウェザーに10億円近いファイトマネーが支払われたことからも、この試合に対しては、かなり批判もありました。

メイウェザーとローガンポールの試合

メイウェザーは、2021年6月6日にYouTuberのローガン・ポールと対戦しました。

試合会場には2万5000人以上の観客が詰めかけるなど、かなり注目度の高い試合として、国内外のメディアが注目をしました。

フロイドメイウェザーとローガンポールにはかなりの体格差があり、メイウェザーは身長173センチに対し、ローガンは188センチ。体重はメイウェザーが155ポンド(70.3kg)なのに対し、ローガン・ポールは189.5ポンド(85.95kg)でした。この数字からはかなりローガンが有利だったのがわかります。

この体格差を活かして1ラウンドではローガンが攻める展開となりました。しかし、2ラウンドからはメイウェザーが反撃を開始し、ローガンを追い込んできます。しかし、ローガンも粘り、規定の8ラウンドを戦い切りました。この試合にはジャッジによる採点が行われないため、勝敗は決められずに、両者健闘を讃えあい終了しました。

この試合については多くの人がメイウェザーのKO勝利を予想したようですが、体格差によってメイウェザーはかなり追い込まれたようです。

実際に試合後のインタビューでメイウェザーは「タフな相手で驚かされた。だが楽しかった。彼には(試合の)経験は少ないが、体重を有利に戦った」とコメントしました。

今回の試合はメイウェザーにとって約2年半ぶりの試合となったのですが、まだまだ戦えることを世界に証明した試合にもなりました。

また、この試合でメイウェザーは100億円近く稼いだとも言われています。

メイウェザーとパッキャオの試合

2015年5月2日にラスベガスのMGMグランドにて、フロイド・メイウェザー・ジュニア 対 マニー・パッキャオ戦は開催されました。この試合は「世紀の一戦」とも言われ、世界中が注目。

フロイドメイウェザーとパッキャオの試合は2009年に対戦交渉が行われましたが、なかなか実現には至りませんでした。これにはドーピング検査やファイトマネー、放映権などが問題となっていたようです。それが、6年後となる2015年にようやく実現することとなったのです。

試合の決定は、2015年2月20日にメイウェザーが、自身が投資しているソーシャルメディアのShotsにメイウェザーがサインした契約書の写真を掲載することで公になりました。そして、その約3ヶ月後である5月に、試合が正式に発表されたのです。

この試合はWBA・WBC・WBO世界ウェルター級王座統一戦として行われました。この試合は1万6000人収容の試合会場で行われ、なんとチケットの最高額は7500ドル(約90万円)。最低でも1500ドル(18万円)に設定されました。それほど多くの人がこの試合の観戦を望んでいたのです。

そして、メイウェザーが3-0(2者が116-112、118-110)の判定勝ちを収めました。

この試合のペイ・パー・ビュー購買件数は460万件に達し、これまでトップだったフロイド・メイウェザー・ジュニアvsオスカー・デ・ラ・ホーヤ戦のの240万件を大幅に上回る結果となりました。

ファイトマネーは当初、メイウェザーが1億2000万ドル(約144億円)、パッキャオが8000万ドル(96億円)に設定されていましたが、ペイ・パー・ビューの売り上げの歩合を含めると、最終的にメイウェザー2億1000万ドル(約252億円)、パッキャオ1億5000万ドル(約180億円)に達したと報道されています。

bonus-hunterbonus-hunter-mobile

メイウェザーの強さの理由

メイウェザーはこれまで多くの選手と対戦し、圧倒的な強さを見せてきました。では、なぜメイウェザーはここまで強いのでしょうか。

以下ではメイウェザーの強さの秘密について解説しています。

パンチの精度

メイウェザーは、他のプレッシャーファイターのように多くのパンチを繰り出すことはしません。しかし、メイウェザーはパンチの精度が非常に高く、ジャブや右ストレートは決める確率が高いのです。

例えば、マイダナとの初戦がいい例として挙げられます。この試合では試合序盤から積極的に攻めているマイダナのスタイルがより観客を魅了していました。ただし、実際にはメイウェザーの方が多くのパンチを的中させており、試合をリードしていたのです。

また、この試合でメイウェザーがロープを背にしていたシーンにおいては、マイダナよりもメイウェザーの方がクリーンショット、特にショートフックやアッパーを多く打っているのがわかります。

統計的にみても、この試合ではメイウェザーは34%のジャブを放ったのに対し、マイダナはわずか11%でした。また、マイダナのパワーパンチ34%だったのに対して、メイウェザーのパワーパンチの割合は65%と、約2倍だったのです。

メイウェザーは、スピード、タイミング、経験に優れたカウンターパンチャーとして、他の選手が気付かないような相手の防御の隙を見つけ、その隙を突くスキルを備えているのです。そのため、統計を見ても、メイウェザーの攻撃の精度が圧倒的に高いのです。

ハンドスピード

メイウェザーと多くの対戦相手とのハンドスピードの差は、ボクシング初心者にとっても一目瞭然です。
スピードに優れ、相手のリズムをつかむセンスもあるメイウェザーは、相手がまばたきする前に何発もパンチを繰り出すことがよくあります。というのも、メイウェザーは攻撃を第一に考えるファイターではなく、防御を補完するために攻撃を使うファイターだからです。

メイウェザーの攻撃スタイルは、パンチを避け、相手の体勢を崩すことで隙を作り、隙をハンドスピードで突いていくというもの。

また、メイウェザーはディフェンスに頼らずに、パンチを繰り出すことも可能です。これはすでに説明したパンチの精度の高さが可能にしています。

メイウェザーは序盤のラウンドではあまり先制攻撃はしません。しかし、中盤になり相手のリズムが分かってくると、自分から攻撃を仕掛けることが多くなります。

これにはいくつかの理由があります。中盤に差し掛かると、序盤で攻撃を抑えていたメイウェザーは、通常、対戦相手より体力を多く残しています。また、この時点には相手のディフェンスの弱点を見極めているので、カウンターパンチャーを仕掛けていくのです。

対戦相手は通常、中盤になると体力をかなり消費しているので、試合序盤のようなペースを保つことができなくなります。そうすると、メイウェザーのディフェンスにイライラし始め、突進してくるか、静止しすぎるかのどちらかになります。これが、メイウェザーのターゲットとなるのです。

リズムとタイミングをつかんだメイウェザーの得意技は、右のリードパンチです。メイウェザーは、ショルダーロールのスタンスから、右手を放つ準備を常呈しています。そして、相手がミスをして隙ができたときに、電光石火のようにパンチ繰り出すのです。

メイウェザーは、ハンドスピードに加え、足の速さも兼ね備えているため、対戦相手よりも早く攻撃することができるのです。

足の動きの速さ

左右の動きやバックステップなど、メイウェザーは試合中に足を使って相手の攻撃を回避することに長けています。

メイウェザーの試合を見ていると、相手のボクサーが突進してきてきた際に、メイウェザーが足を使って簡単に攻撃を交わしているシーンを多く見ることができます。

彼の優れた足の動きの速さとテクニックは、主に彼のディフェンを強化していると強調されることが多いですが、実は足の動きの速さは、メイウェザーの攻撃の成功率にも結びついています。

特にメイウェザーはサイドステップやシャッフルを得意としており、これらをディフェンスに使うだけではなく、攻撃にもうまく活用しているのです。

メイウェザーはカウンターパンチャーとして、相手が突進してくるのを待ち、素早くサイドステップを踏んでから、右のパンチを頭にクリーンヒットさせることが多くあります。

この攻撃はテレビで見ると簡単そうに見えますが、それはただ単に素晴らしいフットワークとスピードがそう見せているのです。難しいことを簡単にやってのけるのは、メイウェザーが偉大であることの証だと言えるでしょう

ショルダーロールディフェンス

メイウェザーの強さの理由として、ディフェンス力の強さを挙げることができます。

特にーはショルダーロールディフェンスを得意としており、スピード、フットワーク、経験とともに他のボクサーよりも圧倒的に優れているのです。

メイウェザーがこの構えをしているとき、肩で顔を隠しているため、右側全体の隙がほとんどないのです。また、メイウェザーは大きなパンチをダッキングしたり、サイドステップしたりする能力にも優れており、右手で0にパンチを与えりることがほぼ不可能なのです。

また、メイウェザーは、相手の右ローをグローブでブロックするか、優れた反射神経とスピードで回避することが得意です。

そして、メイウェザーは相手がミスをするのを待ち、そのパンチを避けるように動き、攻撃をかわし続けます。

この繰り返しで、メイウェザーの右に出る者はいないのです。

メイウェザーのインスタ

メイウェザーのインスタグラム(2022年7月14日、記事制作時時点のプロフィール)

ファンの間でもかなり注目されているのが、メイウェザーのインスタグラム(https://www.instagram.com/floydmayweather/)です。

インスタグラムではメイウェザーの私生活に関する写真を多く見ることができます。

特にファッション関連、コレクション関連が多く、メイウェザーがいかに豪快にお金を使っているかを見ることができます。

最近では子供との写真もあげられており、メイウェザーの父親としての様子も見ることができます。

メイウェザーの女性遍歴

世界チャンピオンであるメイウェザーは女性にも特に困っていないようです。これまでの報道では、メイウェザーは約20人の女性との噂がありました。

初めてメイウェザーと噂になったのは、ライザ・ヘルナンデス(Liza HernandezVia)。

二人がデートしていたのは2014年のこと。ヘルナンデスは元ミスハワイアントロピックだったこともあり、かなりの美貌の持ち主だったようです。そんなヘルナンデスは最近ではサッカー界のスーパースターであるクリスティアーノロナウドがあるのだとか。

その他、メイウェザーはローレンウッド、エリカ・ディクソン,マライア・キャリーなど、多くの女性とデートをしてきたことで知られています。

さすが世界チャンピオンということで、一般女性から女優まで、多くの女性との交際経験があるようです。

朝倉未来VSフロイドメイウェザーのバナー

コニベットの登録バナー

メイウェザーの娘、妻、家族について

多くの人が気になるのがフロイドメイウェザーの私生活でしょう。莫大な資産を築いているメイウェザーがどのようなプライペートライフを送っているのか知りたいですよね。

メイウェザーは結婚はしていないですが、2人の女性との間に、4人の子供がいます。

子供の名前は、それぞれKoraun Mayweather(コラウン・メイウェザー)、Iyanna Mayweather(イヤンナ・メイウェザー)、Zion Shamaree Mayweather(ジオン・メイウェザー)、Jirah Mayweathe(ジラー・メイウェザー)。

また、母親と2年間デートをしていたことから、血縁関係はないもののDevion Cromwell(デビオン・クロムウ)の養父となっています。

合計5人の子供を持つメイウェザーは、幸せな家庭を気づいているのでは?と思うことでしょう。しかし、実際には家庭でもトラブルが多いのです。

血縁関係のある4人の子供のうち、3人の母親である内縁の妻、ジョージー・ハリス。彼女は2020年3月に、カリフォルニア州の自宅近くで死亡しているのが発見されました。 アメリカのメディア「TMZ」によると、ハリスは車の中で死亡しており、特に不審な点はなかったようです。そのため、殺人捜査ではなく死亡調査として扱われたと報道しました。

しかし、SNSでは違法薬物の使用による影響なのではなどの憶測もあるようです。

また、メイウェザーの長女である19歳のイアンナは、2020年4月に交際相手のラッパーをめぐるトラブルで、女性に傷害を与えたことで逮捕されました。事件があった当日、イアンナはラッパーのNBAヤングボーイの自宅を訪問。イアンナは自身がNBAヤングボーイの婚約者だと主張していましたが、NBAヤングボーイの自宅にて彼の交際相手であるラパットラ・ラシャイ・ジェイコブスと遭遇。そして、NBAヤングボーイをめぐって口論がはじまり、頭に血がのぼったイアンナがキッチンにあったナイフを手に取り、ラパットラを刺してしまったのです。

これにより、イアンナには懲役99年の有罪判決が下されたのです。

しかしその後、11月にイアンナが妊娠していることが発覚。これはイアンナの8人目の子供なのだとか。21歳ですでに7人の子供がいるということなので、驚きです。

その後、イアンナがどうしているのはか、特に公になっていません。

このようにメイウェザーの私生活は波瀾万丈。平和とは言い難いようです。ただ、メイウェザーは「可能な限り最高の父親であろうと努力している」とコメントしており、最近では長男にボクシングを教えるシーンなどをインスタグラムに投稿しています。

フロイドメイウェザーの知られざる事実

以下ではフロイドメイウェザーに関するあまり知られていない事実、ちょっとユニークな事実を紹介しています。

フロイドメイウェザーの幼少時代

メイウェザーの若い頃(出典メイウェザーのインスタアカウント:https://www.instagram.com/p/CcgLUPSuECW/?igshid=YmMyMTA2M2Y=)

メイウェザーはプロのボクサーとして輝かしい実績を多く残していますが、実生活はかなり荒れているようです。

メイウェザーには複数の逮捕歴があり、2002年に家庭内暴力事件を1回、2004年には女性二人への暴行事件を起こしています。これらの事件では共に有罪判決を受けており、2012年には妻への暴行により、2ヶ月間刑務所へ収監されています。

その他にも、アジア人や女性への差別発言を多数行なっていることから、2014年にスポーツ・イラストレイテッドの『最も嫌われているスポーツ関係者35人』の1人に選出されています。そして、メイウェザーの素行の悪さから、スポンサー契約の解約にも繋がっています。

このような素行の悪さの理由は、メイウェザーの幼少時代から来ているのかもしれません。

メイウェザーの家庭は貧しく、7人の家族が1つのベットルームで寝ているという環境でした。そして、電気が止められることもよくあったのだとか。

そして、メイウェザー一家があったのは、治安が悪いエリアであり、自宅の庭にヘロインの使用済みの注射器が転がっていることもあったのだととメイウェザーは話しています。プロボクサーである父親のフロイド・メイウェザー・シニアは、麻薬の売人も兼業しており、息子であるメイザーに暴力を振るうこともあったようです。

メイウェザーは自身の幼少時代に対して、「公園へ遊びに連れて行ってもらったり、映画を見に行ったり、アイスクリームを一緒に買いに行ったりするような、普通の父親が息子にすることをしてもらった記憶が一切無い。」と語っています。

また、メイウェザー・シニアが身内から撃たれそうになった時、自分を守るために赤ん坊だったメイウェザー・ジュニアを盾に使ったとこともあったそうです。

このような幼少期の経験が、大人になってからの犯罪に繋がっているのかもしれません。

メイウェザーの食生活

メイウェザーはかなり体を鍛えており、バキバキの筋肉を自慢としています。
この筋肉の理由としてはもちろんトレーニングが挙げられますが、フロイドメイウェザーの食生活へのこだわりもあげられます。

メイウェザーは普段からタンパク質を多く摂るようにしており、鶏肉や牛肉などお肉を食事の中心としているようです。

また、試合に向けたトレーニング期間中には毎日同じ献立にし、筋肉の増強に力を入れているようです。

例えば、マクレガーとの試合前には専用のシェフを雇い、卵、ハム、ジャーマンポテト、グリッツ、ベーコン、ターキー・ソーセージなど食事を口にしていたようです。このように徹底的にタンパク質を摂取することで、筋肉をつけるようにしているようです。

ただ、ラーメンが大好きであることも公言しており、トレーニング期間中は好きな食事を楽しむようです。また、一番好きなスナックはTwizzlersと話しているなど、可愛らしい一面も見られます。

その他にも、外食の際は最初に全てのフォークとナイフを洗浄してから使用する、電子レンジは使わずにオーブンかストーブで調理したものしか食べない、など食事に対する多くのこだわりがあるようです。

無料で試合をすることもある

一般的に金の亡者として知られているメイウェザー。かなり贅沢な暮らしを満喫していることからもファイトマネーへのこだわりが強いと思われていますが、実はそうではないようです。

メイウェザーはお金がすべてではないということを証明するために、アマチュアを相手に無料で試合をすることもあります。

実は負けたことがある

プロでの戦績は50戦50勝として圧倒的な強さを世界に見せてきたメイウェザー。ノックダウンを取られたこともわずか1回であり、メイウェザー=勝利、というイメージが定着していることでしょう。
しかし、メイウェザーにも実は負けた経験があるのです。

それはメイウェザーがアマチュアだったころです。

プロに転向してからは圧倒的な強さで負けなしとなっていますが、アマチュア時代の戦績は84勝8敗となっています。

そのうちの一戦となるのが、1996年に開催されたアトランタオリンピック。メイウェザーは、アメリカ代表としてボクシングフェザー級(57kg)に出場しました。

このオリンピックにて、メイウェザーは準決勝にてブルガリアのセラフィム・トドロフと対戦しました。レフェリーはメイウェザーの勝利としましたが、その後3人のジャッジがセラフィム・トドロフを支持。試合展開はメイウェザーが優勢であり、明らかに判定にミスがあるようでした。

しかし、ジャッジがそのように判断したことにより、メイウェザーは銅メダルという結果になりました。
これはメイウェザーのボクシング人生における最後の敗戦となっており、それ以降は無敗となっています。

メイウェザーのあだ名

メイウェザーには「Money(金の亡者)」、「TBE(史上最高、The Best Everの略)」など、多くのあだ名がありますが、「Pretty Boy(プリティーボーイ)」とも呼ばれています。このあだ名が付けられた理由として、「童顔だから」というものがありますが、これは本当の理由ではありません。

フロイドメイウェザーが「Pretty Boy(プリティーボーイ)」と呼ばれる理由は、試合で打たれたとしても顔に傷をつけることなく、綺麗な状態なままリングを降りるから、というのが本当の理由だと言われています。確かに、過去の試合映像などを見ても、メイウェザーが顔に傷をつけているものは見当たりませんでした。
これは他のボクサーと比較して、メイウェザーの防御スキルが高いことを証明しています。

ギャンブルが大好き

メイウェザーのギャンブル(出典メイウェザーのインスタアカウント:https://www.instagram.com/tv/CfhPkzulzK9/?igshid=YmMyMTA2M2Y=)

メイウェザーは、ボクサーとして大成功を収めただけでなく、ギャンブルが好きであることでも知られています。

特にメイウェザーはスポーツ賭博に熱中していることで知られており、これまでギャンブルを楽しんでいる様子をソーシャルメディア上で披露しています。特に、大規模なスポーツイベントが開催される際には、積極的にベットをしているようです。

実際にスポーツ賭博でも多くの利益を獲得しており、アメリカの大学バスケットボールにベットして75,000ドルを獲得したほか、2014年の9月と10月、メイウェザーは1ヶ月の間に、NFLに賭けて470,000万ドルを稼ぎ出しました。さらには、NBAとボクシングにベットして4日間連勝により$827,000を獲得したことも報じられています。

一方で2017年だけで、彼は5000万ドルを負けてしまったこともあるのだとか。このように、メイウェザーはかなりギャンブルに熱中しており、莫大な金額を費やしているようです。ただし、メイウェザーにとってはちょっとしたお小遣い程度の感覚なのでしょう。

また、ラスベガスに住んでいることからも、カジノに足を運んだこともあるようです。

読み書きができない?

フロイドメイウェザーは、貧しい家庭に生まれ、子供の頃の環境は恵まれていたとはいうことができません。

そのため、教育不足により文章の理解力が低い機能的非識字者と診断されています。そして、フロイドメイウェザーに対する侮辱として、何回も公式の場で発言されてきました。

メイウェザーが字が読めないと世間で言われるようになったのは、メイウェザーのかつての友人であるラッパーである50centでした。

二人は昔は仲が良かったですが、時間が経つにつれて関係がこじれていきます。そして、50centが、ハリー・ポッターの本のページを読んで自分のインスタグラムのアカウントに投稿すれば、メイウェザーが選んだ慈善団体に75万ドルを寄付する、と持ちかけたのです。

これに続いて、アメリカのヒップホップコミュニティのメンバーであるCharlamagne Tha Godは、ラジオドロップでメイウェザーが言葉につまずく様子を撮影した映像を公開。これにより、メイウェザーが字が読めないという噂に火をつけたのです。

メイウェザーはその後、その映像は明らかに自分を悪者にするために編集されたものだと述べ、以下のようにコメントしました。

「俺はラジオドロップを読むためにお金をもらっているわけではない。僕は完璧じゃないんだ。読めないからと言って、バカにするのはおかしい。もし俺が本当に字が読めなかったら、俺の業績はもっとすごいことになっていただろうね」。

メイウェザーは、字が読めないということを認めておらず、真相は謎のままとなっています。

bonus-hunterbonus-hunter-mobile

監修者兼ガイド
小山道也

小山道也

カジマル編集長担当、オンカジ業界専門家

オンカジ業界経験10年超。コンサルタントとして就業した後に、欧州でビジネス修士号を取得。そして、海外マーケテシング企業にて、オンラインカジノのメディア立ち上げに携わり、今に至る。 論理思考や分析思考をもとに、入金不要ボーナスをさまざまな観点で解析し、読者に分かりやすく解説するのが得意。独自のレーダーチャートは、その他メディアでも参考にされ業界の標準化にも貢献した。当メディアの運営以外では、オンカジサイト立ち上げ時の外部アドバイザーとしても活動している。

プロフィールを見る
業界エキスパート
西尾昇

西尾昇

コンテンツ制作担当

ディーラーとしてゲーミング業界に携わる。その後、表舞台からは身を引き、コンテンツ制作に回り、ルーレットやバカラのゲーム解説や攻略記事をはじめ、オンカジ比較評価記事やボーナスの解説コンテンツの制作に従事。業界での人脈が広く、各社のキーパーソンと繋がっているので裏情報にも精通。カジマル.comでは、業界の隅々を分かりやすく解説し定評を得る。エディトリアルメンバーの中ではエキスパートとして立ち回っている。

プロフィールを見る