更新日:2024年11月20日
ルーレットの確率とは?
ルーレットの確率とは、ルーレットにおいて、ベット (賭け) が的中する数値を指します。
ルーレットでは、ベットをする場所によって、予想が的中する確率が異なります。そして、確率が高いベット場所は、低めの配当倍率が設定されています。
- 確率が高い = 配当が低い
- 確率が低い = 配当が高い
なぜなら、的中確率が高いと、それだけ多くの人が当てられる為、配当倍率を下げなければ、カジノが倒産してしまうからです。
具体的に以下の例を見ていると、わかりやすいでしょう。
【 的中確率と配当の相関性の例 】
確率 | 配当 |
10%程度 | 6倍 |
50%程度 | 2倍 |
この例の様に、的中する確率が高いほど、配当の倍率は下げられ、大きな配当を得にくい設定になっています。
ルーレットのベット場所を選ぶにあたり、この確率と配当倍率の関係を覚えておくと良いでしょう。
そして、少しでも高額配当を得たい場合は、確率の低い場所に賭けて、倍率を引き上げる方針を取るのも一つの手です。
本記事では、ルーレットの確率の計算方法や、ルーレットのタイプやベット方法別の確率について解説しています。
これらの確率を参考にすれば、ルーレットでより多くの配当を得るチャンスが広がります。ぜひ、参考にして、ご自身のプレイに役立てましょう。
また、ルーレットのルールがまだマスターできていない方は、まずはカジマルのルーレット解説記事を読んでみましょう。
ルーレットの確率はタイプやベット方法で変わる
ルーレットの確率は、ルーレットのタイプや、ベット方法によって異なります。
ルーレットのタイプを大きく分けると「アメリカンルーレット」、「ヨーロピアンルーレット」「フレンチルーレット」の3つがあります。
確率がルーレットのタイプによって異なる理由は、ルーレットの盤面にある数字の数が、ヨーロピアンルーレットやフレンチルーレットよりも、アメリカンルーレットの方が多い為です。
タイプ | 賭けられる数字の数 |
アメリカンルーレット | 38個 |
ヨーロピアンルーレット | 37個 |
フレンチルーレット | 37個 |
アメリカンルーレットは、緑の背景色が採用されている「0」に加えて「00」も追加されており、ヨーロピアンルーレットやフレンチルーレットに比べて、数字が1つ多いのが特徴です。
その為、ほんの僅かですが、アメリカンルーレットは、的中する確率が下がると覚えておきましょう。
また、ベット方法によって確率が異なるのは、広範囲にベットできる場所もあれば、1ヶ所しかベットできないシステムがあるためです。
中には、盤面にある半分近くの数字にベットできる方法もあれば、1ヶ所以外にベットできない方法もあるため、1回のベットで選択する数字の数の違いにより確率が変わります。
確率を少しでも高くしたい場合は、多くの数字を選択できるベット先を選んだほうが有利なのは間違いありません。
ルーレットの確率の基本的な計算方法
ルーレットの確率と、基本的な計算方法は以下の通りです。
一般的に採用されている計算方法として、1回のベットで選択 (カバー) する数字の数を、ルーレット盤面上にあるすべての数字の数で割り、100を乗算して確率に直す方法が採用されています。
分かりやすいように、具体的に数字を入れて計算してみます。
例えば、ヨーロピアンルーレットには、盤面上に37個の数字が並んでいます。これが、盤面上のすべての数字の数です。
そして、1回のベットで4個の数字に書けられるコーナーベットをする場合、1つのベットでカバーできる数は、4個です。
その為、次のように確率の計算ができます。
1つのベットでカバーできる数があまり多くないと、的中する確率は下がります。ですが、カバーできる数が多くなればなるほど、的中確率が高くなる状況を作れます。
また、確率には、0と00が大きく影響してくることから、アメリカンルーレットやヨーロピアンルーレットなど、ご自身がプレイするルーレットの確率を確認する必要があります。
以下では、ベット方法別の具体的な確率をご紹介します。
ルーレットの確率をベット方法別に解説
それでは、ルーレットのベット方法別の具体的な確率を見ていきましょう。
ルーレットのベット方法は、主にアウトサイドベットとインサイドベット2つに分けられます。
まず、アウトサイドベットに該当するのは、次の5つのベット方法です。
アウトサイドベットは、盤面に並ぶ数字の外側にベットする方法で、インサイドベットに比べて確率が高いのが特徴です。
多くのプレーヤーが利用する方法で、特に、的中確率を高めたい方におすすめです。
- カラムベットの確率
カラムベットは、数字の縦列1ヶ所にベットしていく方法です。
ルーレットのベット場所は、縦に3列準備されていますが、その中で該当する縦1列だけを狙ってベットします。
カラムベットは縦列を狙うため、基本的に1、2、3の数字に3を足している数字がベット対象です。
従って、対象になる数字は12個で、縦列1つにベットしている場合は12個の数字を対象として賭けます。
なお、カラムベットの確率は次の通りです。
タイプ | 確率 |
アメリカンルーレット | 31.57% |
ヨーロピアンルーレット | 32.43% |
確率は、ヨーロピアンルーレットの方が若干高い為、狙う際は、アメリカンルーレットよりもヨーロピアンルーレットがおすすめです。
- ダズンベットの確率
ダズンベットは、12個の数字を1つの集合体としてベットする方法です。基本的に、以下の数字を対象としていくのがダズンベットです。
- 1~12の数字
- 13~24の数字
- 25~36の数字
指定できる範囲は3つだけで、どの場所にボールが落ちるのかを予想して賭けます。
広範囲に指定できるのは良い点ですが、やや偏った数字にベットする方法なので、割と当たらない可能性もあります。
よりばらけた数字に賭けたいと考えている場合は、カラムベットの方が有利な場面もあるので、検討しましょう。
なお、ダズンベットの確率は次の通りです。
タイプ | 確率 |
アメリカンルーレット | 31.57% |
ヨーロピアンルーレット | 32.43% |
ダズンベットの確率は、カラムベットと同じです。大体、3割程度で的中すると理解しておけば問題ありません。
- ハイローの確率
ハイローという意味が分かりづらく思われがちですが、「ハイ=高い数字」「ロー=低い数字」を意味します。
具体的には、以下の数字を対象にベットするのが、ハイローです。
1~18の数字 | ロー |
19~36の数字 | ハイ |
対象の数字に対してベットする方法ですので、比較的、広範囲にベットできるのが特徴です。
ダズンベットが更に広範囲になったベット方法なので、ダズンベットが好きな方にも使いやすいと言えます。
ただ、こちらも偏った数字にベットする為、運が悪いと相当偏りが出てくる可能性があります。
なお、ハイローの確率は次の通りです。
タイプ | 確率 |
アメリカンルーレット | 47.36% |
ヨーロピアンルーレット | 48.64% |
確率としては半分程度ありますが、完全に50%の確率ではない点に注意しましょう。
- オッドイーブンの確率
オッドイーブンは、奇数または偶数に対してベットする方法です。
奇数をオッド、偶数をイーブンと呼び、36までの数字の奇数または偶数のどちらが出るかを選んでベットされます。
ハイローに比べて、ばらけた数字にベットしやすいというメリットを活かし、このベット方法に賭ける人は多いようです。
なお、オッドイーブンの確率は次の通りです。
タイプ | 確率 |
アメリカンルーレット | 47.36% |
ヨーロピアンルーレット | 48.64% |
オッドイーブンの確率は、ハイローと同じ数値で、確率は半分程度であると理解できますね。
- 赤黒の確率
赤黒は、ルーレットのボールが落ちる数字の背景に使われている色に対して、ベットする方法です。
ルーレットの全ての数字には、背景色で赤か黒が採用されています。
そして、背景色は18個ずつに分けられているため、1回のベットでカバーできる数は18個と、比較的広範囲に対してベットできます。
なお、赤黒の確率は次の通りです。
タイプ | 確率 |
アメリカンルーレット | 47.36% |
ヨーロピアンルーレット | 48.64% |
こちらも50%弱の確率で的中するように作られているため、広範囲を狙いたいと考えている場合に向いています。
続いて、ルーレットのインサイドベットの確率について説明していきます。
インサイドベットは色々な賭け方が用意されているため、全ての確率を覚えておかなければなりません。
以下は、インサイドベットのベット方法です。
ベット方法は比較的多いものの、確率は、アウトサイドベットより低いことから、高配当を狙う際に利用するのがおすすめです。
それでは、インサイドベットのベット方法別の確率を詳しく説明します。
- ストレートアップの確率
ストレートアップは、盤面にある数字1つを選択してベットする方法で、選んだ数字に見事ボールが落ちれば的中です。
一番スタンダードな方法ではありますが、確率面では、かなり低いことを知っておかなければなりません。
実際の確率は、次の通りです。
タイプ | 確率 |
アメリカンルーレット | 2.63% |
ヨーロピアンルーレット | 2.70% |
ストレートアップの確率は、他のベット方法と比較して最も低い数値です。その為、的中する可能性は相当低いことを理解しておきましょう。
- スプリットベットの確率
スプリットベットは、2つの数字を対象としていくベット方法です。
ベッティングエリアの横2つ、または、縦2つの並んだ数字を対象としてベットします。
先に紹介した、ストレートアップより配当を少し下げても、的中確率を少しでも上げたい時に、このスプリットがおすすめです。
なお、スプリットベットの確率は、次の通りです。
タイプ | 確率 |
アメリカンルーレット | 5.26% |
ヨーロピアンルーレット | 5.40% |
ストレートアップに次いで、的中率がかなり低い為、的中させるのはかなり難しいベット方法です。
- ストリートベットの確率
ストリートベットは、横に並んだ3つの数字を狙うベット方法です。
ルーレットのベッティングエリアには、1、2、3のような数字が横に並んでいますが、この3つを対象としてベットしていく方法です。
数字を3つベットできる方法の中でもわかりやすいため、使いやすい手法です。
なお、ストリートベットの確率は、次の通りです。
タイプ | 確率 |
アメリカンルーレット | 7.89% |
ヨーロピアンルーレット | 8.10% |
スプリットベットより確率は高いものの、まだ、10%にも到達していないとわかります。
- コーナーベットの確率
コーナーベットは、4つの数字を対象とするベット方法です。
チップを4つの数字の真ん中に置く形でベットすると、4ヶ所に賭けているという状況を見せられます。
少しでも確率を高くしながら、倍率を確保したいと考えている時に利用されます。
コーナーベットの確率は次の通りです。
タイプ | 確率 |
アメリカンルーレット | 10.52% |
ヨーロピアンルーレット | 10.81% |
確率を見ると、10回に1回的中すると分かります。その為、インサイドベットの中では、初心者にもおすすめのベット方法です。
- ファイブナンバーの確率
ファイブナンバーは、アメリカンルーレットでのみ使えるベット方法です。
アメリカンルーレットにある「0」と「00」に加えて、1、2、3に対してベットするのがファイブナンバーです。
ヨーロピアンルーレットには「00」が存在しないため、ファイブナンバーは使えない点に注意しましょう。
なお、ファイブナンバーの確率は次の通りです。
タイプ | 確率 |
アメリカンルーレット | 13.15% |
確率はあまり高くありませんが、厄介とされている0や00でも的中するため狙いやすい方法です。
- ラインの確率
ラインは、ストリートベットを倍にしたものです。
ストリートベットは横1列のみ狙っていますが、ラインでは横2列を狙ってベットします。
2倍にすることで的中確率を上げ、配当を狙うために使われます。
なお、ラインの確率は次の通りです。
タイプ | 確率 |
アメリカンルーレット | 15.78% |
ヨーロピアンルーレット | 16.21% |
確率としては、7回程度回せば的中する為、ある程度の頻度で的中する方法と言えます。
ルーレットの連続出目の確率
ここでは、ルーレットで連続で同じ結果が出る確率について解説します。
ルーレットの連続出目の確率は、ベットする場所によって変わります。
例えば、赤黒を狙った場合、連続で同じ場所が的中する確率は次の通りです。
ベット回数 | 確率 |
1回目 | 48.6% |
2回目 | 24.3% |
3回目 | 12.1% |
4回目 | 6.0% |
5回目 | 3.0% |
的中率の高い方法であれば、同じ出目が来る可能性はそれなりにあると理解して大丈夫です。
しかし、的中率の低い方法では1%以下になってしまうものも含まれているなど、連続で出てくる可能性は極端に低くなります。
少しでも確率を高くしたいと思っている場合は、元々確率の高いところにベットして、同じ出目が来ることに期待しましょう。
なお、同じ数字が出てくる可能性は、2回目で1.35%、3回目は0.67%と、かなり低くなっています。
ルーレットの確率を基にした戦い方
ルーレットの確率を見ながら戦略を立てていく方法もあります。具体的に利用されるのは2つの方法です。
2つの方法はベットによって得られる配当が大きく、比較的確率も高められるという観点から期待できます。
ただ、ベット方法が少し複雑な部分なので、事前にベット方法を勉強しておく必要があります。
ここからは、ルーレットの確率を考えて、戦略を立てる2つの方法を説明します。
ルーレットの確率を基にした戦い方:ベアビック法を使う
一番簡単に勝利できる方法が、ベアビック法です。
ルールは簡単で、ヨーロピアンルーレットであれば、37個の数字から35個を選び、全てストレートアップでベットします。
ストレートアップを35個配置しておけば、確率94%以上で的中するので、ほぼ、36倍の配当が得られるというものです。
なお、アメリカンルーレットの場合は38個の数字から35個を選ぶため、ヨーロピアンルーレットより的中率が下がる点に注意しましょう。
ルーレットの確率を基にした戦い方:フラワーベット法を使う
ルーレットの確率を利用した、もう1つの戦い方が、フラワーベット法です。少し複雑なルールを採用していますので、ベットする方法を簡単に紹介します。
- 中央に該当する場所に、ストレートアップでベット
- ストレートアップの周辺4ヶ所に、スプリットベット
- ストレートアップの斜め側4ヶ所に、コーナーベット
チップが9ヶ所に固まって置かれていること、そして花のようなイメージを持たせられるという意味から、フラワーベットと呼ばれています。
確率はベアビック法に比べると低いものの、24%程度の確率で高配当が得られるとされているので、比較的使いやすい攻略法と言えます。
また、ベットする場所が合計9ヶ所で、配当は最大で36倍受け取れる為、ギャンブル性も比較的高い手法です。
ただし、フラワーベット法は、中央にストレートアップができて、周辺にチップが置ける状況が作られていない端の数字には使えない点に注意しましょう。
ルーレットの確率に関するよくある質問
ここからは、ルーレットの確率に関するよくある質問を、いくつかご紹介します。
ルーレットの赤が連続で出た後に黒が出る確率は?
ルーレットでは、各ベットラウンドは独立しています。その為、何回赤が連続で出たとしても、次に黒が出る確率が高まることはありません。
例えば、20回連続して赤が出た場合でも、次に黒が出る確率は、常時、48.65%です。
ルーレットで同じ数字が当たる確率は?
ルーレットで遊ぶ際、「ホットナンバー」「コールドナンバー」が表示される場合があります。
ホットナンバーは、過去のラウンド統計を基に、出やすいとされる数字です。また、コールドナンバーは、その統計を基に、出にくいとされる数字です。
ですが、これらはあまり当てにしない方が賢明です。なぜなら、ルーレットは、どの数字が当たりやすいという確率は存在せず、全ての数字が同じ2.70% (ヨーロピアンルーレットの場合)の確率で出る為です。
ただし、どの数字に賭けるか迷ったら、遊び心で、参考にしても良いかもしれませんね!
まとめ
いかがでしたか?本記事では、ルーレットの確率について解説しました。
ルーレットの確率は、ベットの的中する確率を示しています。そして、ルーレットの確率は、アメリカンスタイルやヨーロピアンスタイルなどのタイプや、ベットする方法によって異なります。
どのタイプやベット方法が良いかは、ご自身の予算や好みによって異なるので、確率を覚えた上で、ご自身に合った方法を見つけるのをおすすめします。
それぞれの確率を考慮しながら、ベットの仕方を考えると、ただ運に任せて資金を注ぎ込むよりも、リスク管理ができるはずです。
また、確率が高いベット方法は、配当倍率が低くなります。確率と合わせてルーレットの倍率に関しても学ぶと良いでしょう。
加えて、ルーレットで配当を増やしたい方には、ルーレットの必勝法を合わせて使うのも良い方法です。
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小山道也
カジマル編集長担当、オンカジ業界専門家
オンカジ業界経験10年超。コンサルタントとして就業した後に、欧州でビジネス修士号を取得。そして、海外マーケテシング企業にて、オンラインカジノのメディア立ち上げに携わり、今に至る。 論理思考や分析思考をもとに、入金不要ボーナスをさまざまな観点で解析し、読者に分かりやすく解説するのが得意。独自のレーダーチャートは、その他メディアでも参考にされ業界の標準化にも貢献した。当メディアの運営以外では、オンカジサイト立ち上げ時の外部アドバイザーとしても活動している。
斉藤亜季
コンテンツ制作担当
オンカジ運営側でカスタマーサポート、キャンペーン企画、マーケティング、そしてトラブル対応など多岐に渡る役割を経験。その後、幅広い経験が認められ、カジマル.comのエディトリアルチームに参画。 過去には、ホスピタリティマネジメントの学士号を取得し、実務経験も積んでいるため、顧客管理に対する知識が深い。そのため、利用者目線での分析を得意とする。オンカジ業界はまだサービス面での改善が必要であると考え、率直な批評もいとわない。