タイのカジノでギャンブル|徹底ガイド

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更新日:2024年11月18日

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タイのカジノとは?

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タイのカジノとは、解禁に向け立法府の国民議会が議論を続けている経済対策で、将来的には全国5ヶ所に合法カジノ開業が期待されています。

そもそもタイ国民はギャンブルに強い関心を持っており、成人の約半数が違法なギャンブル活動に関与しているとされます。

タイの首都バンコクやプーケットで運営される違法カジノやアングラなポーカー大会、タイとカンボジアの国境付近の合法カジノやマレーシアのカジノで遊ぶなど、多様な方法でギャンブルを楽しんでいます。

タイではカジノ解禁前でもすでにポーカーやバカラなどで遊べる場所はありますが、無用なトラブルを避けるためにも、タイ国内の違法カジノで遊ぶのはおすすめしません。

この記事では、タイにおけるカジノ解禁への動き、ギャンブルの違法性についての情報、将来的なカジノの立地候補、バンコクや国境に近いカジノの情報について詳しく解説します。

タイのバンコクにカジノはある?ギャンブルは違法?

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タイは日本人にも人気の海外旅行先で「バンコクにカジノはある?」とネットでの検索も多いようですが、2024年7月現時点で、残念ながらタイにカジノはありません。

これは、タイがギャンブルに対して非常に厳格な法律を持つ国であるためです。1935年に制定された賭博法により、一部の政府が公認するギャンブルを除き、すべての形態のギャンブルがタイ国内では違法とされています。

しかし、タイではギャンブルが一律に違法とされているわけではありません。タイ政府からの許可があれば以下一部のギャンブルは合法です。

  • ロイヤル・バンコク・スポーツクラブで開催される競馬
  • 毎月2回実施される国営ロッタリー(宝くじ)
  • 闘鶏
  • 麻雀
  • ボートレース

ただし、個人間でお金を賭けたり、タイ国内でオンラインカジノやスポーツベッティング、違法ポーカーなどのギャンブル行為は違法です。
タイを訪れた際にバンコクでカジノ、ギャンブルを楽しみたいと考えている方は、これらの違法性をきちんと理解しましょう。

世界レベルのカジノがタイのバンコクに登場

世界レベルのカジノがタイのバンコクに建設予定のバナー
2024年7月に発表された、タイ・バンコクのカジノに関する最新情報によると、「クロントゥーイ・エンターテインメント・コンプレックス」という複合施設の建設が提案されています。

このプロジェクトは、クロントゥーイ港の再開発の一環として計画されており、シンガポールのマリーナベイサンズを彷彿とさせるダイナミックなデザインで注目を集めています。

この複合施設は、商業スペース、住宅、港湾施設、倉庫、乗客クルーズターミナル、スポーツ施設、緑地など、多岐にわたる施設を含む予定です。また、カジノ施設を含む世界クラスの統合型リゾートも計画に組み込まれています。

当初、タイのバンコクはカジノ建設候補として考慮されていませんでしたが、このプロジェクトが実現すれば、バンコクは世界中から注目される観光スポットになると期待されています。

2039年の開業を目指しており、これが実現すればタイの観光産業に大きな影響を与えることは間違いないでしょう。

タイ政府、バンコクで3つのカジノリゾート開発を推進

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2024年9月、タイの新首相パエトンターン・シナワトラ氏が、バンコクにおける3つの統合型リゾート開発計画を推進すると地元メディア「ネイション」紙が報じました。

この計画は、首相が議会に提出した政策声明の一部で、観光業の振興を目的とした大規模なエンターテイメント施設の開発が、政府の経済刺激策の一環として掲げられています。

現在審議中のタイのカジノ関連法案には、バンコクでの3つのIR開発が含まれており、それぞれのプロジェクトには1000億バーツ(約30億米ドル)以上の投資が見込まれています。

また、バンコク以外にも4カ所でIRリゾートの開発が計画されており、これにより世界中のIR運営会社が関心を寄せることが予想されています。

タイのカジノ解禁とギャンブル合法化に向けて

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タイ政府は、文化的価値観や様々な理由から、長年にわたってタイでのカジノ解禁とギャンブルの合法化に消極的でした。

しかし、新型コロナウイルスによる世界的なパンデミックが、インバウンド観光の需要減少と税収の低下を引き起こしたことを受け、2022年からカジノおよびギャンブルの解禁、つまり合法化に向けて積極的な態度を示し始めました。

統合型リゾート運営大手の米企業でありカジノ関連株を持つ、ラスベガスサンズのCEOは、マカオのカジノシンガポールのカジノ以外にも、アジアの主要市場における「興味深い機会」について言及しており、その中でタイのカジノ解禁、合法化に向けた動きが注目されています。

この言及では具体的な国名を出さなくとも、カジノ解禁、合法化に向けて前向きな議論が進められているタイが対象であると広く推測されています。実際に、ラスベガスサンズはタイのカジノ解禁への関心を示し、複数回にわたる視察を実施し、慎重に市場を観察していることが報道されています。

また、ラスベガスサンズは、タイのカジノ同様に解禁が望まれる台湾のカジノ建設に対しても積極的な態度を示しており、これによりアジア地域でのビジネス展開を拡大することに期待が寄せられています。

以下では、タイにおけるカジノ解禁の時期、タイカジノ委員会の動向、そしてギャンブル合法化に対する国際的な反応について、さらに詳しく掘り下げていきましょう。

タイのカジノ解禁時期はいつ?

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タイのカジノ解禁が待ち望まれる中、いつオープンするのかなどの具体的な時期も注目されています。

カジノ解禁に向けたタイの本格的な議論はまだ始まったばかりであり、カジノ事業を合法化する法案が決定されるまでには最大で3年かかる見込みです。これにより、カジノの解禁時期は2026年になる可能性が高いとされています。

2026年にカジノ解禁が行われた後、具体的な建設計画が始まることから、タイにおけるカジノの開業はおおよそ2030年頃になると予測されています。

興味深いことに、この時期は日本で初のカジノが開業予定である大阪IRの開業時期と一致するため、タイと日本でほぼ同時期にカジノが登場する可能性があると言われていました。

一方で、2024年4月に公開された情報によると、タイでのカジノリゾートの計画が急速に進行しており、MGMが主導するこのプロジェクトは、2029年に前倒しで開業する可能性が高いとのことです。

当初の予想より早く進んでいるため、日本のギャンブル産業は、タイのカジノモデルを追いかける立場になる可能性があります。

タイのカジノ委員会とギャンブル合法化への諸外国の反応

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2022年2月、タイでカジノを含むギャンブルの合法化を推進するために、60人から成るカジノ委員会が設立されました。

この委員会は、カジノおよびギャンブルの合法化に関する調査と検討を行い、以下を目的としています。

  • 違法ギャンブルの問題解決策
  • カジノ事業者に対する法的枠組みの構築
  • カジノ運営から得られる収益と税収の試算

過去にタイでは、医療目的での使用に限定されていた大麻の合法化が、バンコクやプーケットなどの都市部で大麻ショップが急増する結果を招き、大麻に関する法律の再検討を必要とする状況に陥りました。

カジノ委員会は、このような過去の事例から学び、ギャンブル合法化がもたらす可能性のある様々な事態について、徹底的な議論、調査、および検討を実施することが求められています。

また、タイ政府とカジノ委員会は、市場の競争の激化に伴う、アングラなポーカー大会などギャンブルの違法行為や、無認可カジノ営業にも警戒しています。

国際的にも注目が集まり、欧米のカジノ運営大手企業もタイのギャンブル合法化に関し、市場への進出可能性を探っているとの報道があります。

これらの動きは、エジプトのカジノやドバイのカジノなど中東地域におけるギャンブル解禁、IR開発とも関連しています

総称すると、タイにおけるカジノ解禁およびギャンブル合法化が、国内外に広範な影響を及ぼす可能性があることを示しています。

タイのカジノ事業に参入を目指す企業

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多くの投資家が注目するタイのカジノですが、運営の核になるのは、計画当初から参画への積極的な姿勢を示しているラスベガスサンズとMGMリゾーツだとみられています。

ラスベガスサンズは、ベネチアンマカオマリーナベイサンズなど人気カジノを手がけるカジノ運営大手であり、一方のMGMリゾーツは大阪IRにも参画する企業です。

そんな中、2024年8月にラスベガスを拠点とするウィンリゾーツも公式に入札に興味があることを発表しました。

注目なのは、ウィンリゾーツがイのバンコクでのカジノリゾート建設について言及したことです。

ウィンリゾーツと言えば現在、アラブ首長国連邦のアルマルジャン島でのカジノプロジェクトを急ピッチで進行中で、業界内での存在感を強めています。

今後、タイがカジノを合法化する動きが進むにつれ、他の企業も参入を検討し、業界内での競争がさらに激化するでしょう。

タイのカジノ解禁に向けた新着情報

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タイでのカジノ解禁に向けた最新の動向が、タイ政府による施策の実施や条件の緩和を通じて、明らかになってきています。

以下にて、タイ政府の施策や理想とするカジノモデル、カジノ解禁と合法化に向けた最新情報をご紹介します。

政府によるタイのカジノモデル

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2023年、タイ政府は観光客誘致と税収向上を目的に、次のような施策を展開しました。

  • 観光地でのナイトクラブやバーの営業時間延長
  • 主要な国際観光客向けビザ要件の緩和
  • アルコール販売税の廃止
  • 大麻産業の拡張認可

タイでのカジノの合法化と解禁は、これらの施策を強化し、タイ政府の収益を年間数十億単位で増加させる効果が期待されています。

さらにはタイでのカジノ合法化に続き、オンラインカジノやスポーツベッティングの認可も検討されています。しかし、法律の複雑性から実施まで数年が必要である可能性や、一部の反対意見が課題になると見られています。

そのため、ゲーミングエリア内でのカジノギャンブルに限定する、シンガポールのマリーナベイサンズのような統合型リゾートモデルが、タイ政府にとって望ましい選択肢として提案されています。

一方で、2024年5月の報道によれば、タイ政府はIR施設に対するカジノエリアの面積を5パーセント以内に制限することも検討しているようです。

タイカジノ、解禁へ向けた重要な段階へ

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タイは2024年3月、カジノ解禁および合法化にむけて重要な一歩を踏み出しました。

バンコクポスト紙によれば、この提案が下院の承認を得られれば、タイにおけるカジノ業界の新時代が始まります。

この動きは、タイのギャンブル委員会が実施した研究に基づき、公式に発表されました。

副財務大臣ジュラプン・アモンヴィワット氏によると、提案が下院での採決を経て内閣へ提出され、承認されることでタイでのカジノが解禁する見込みです。

さらに、提案されているタイのカジノ税率は17%で、これはシンガポール、マカオ、フィリピン、マレーシアのカジノなど、アジアの競合カジノ国が課している25-40%の税率と比較すると低く、カジノ運営業者にとっては魅力的な条件です。

タイ政府は、ホテル、モール、カジノを含むエンターテインメント複合施設を開設する計画を立てており、タイでのカジノ解禁がいよいよ間近に迫ってきます。

さらに、タイ財務省が主導する形で16の政府機関と共に、カジノリゾートの合法化の実現可能性を調査する計画が進行中です。

2024年4月9日には、タイのカジノリゾートの国内実現可能性に関する報告書が内閣承認され、各エンターテイメントセンターには少なくとも270億ドルの投資が必要とされています。

タイ政府、カジノで観光収入をブースト

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タイの観光業界は、カジノ解禁とギャンブルの導入により大きな変化が見込まれています。

2024年3月のBloomberg記事によると、タイにカジノリゾート建設が承認されギャンブルが解禁になれば、観光客の消費が52%増加する可能性があります。さらには、タイの年間観光収入は約12億ドル増え、GDP成長率も約1.16ポイント上昇する見込みです。

また、カジノ解禁によって建設される5箇所のカジノリゾートにより、タイでは少なくとも5万の新たな雇用が創出される可能性があります。

タイのカジノ委員会は、タイ国民にもギャンブルを解禁することを示唆しており、近く国会で議論される予定です。しかし、タイ国民がカジノで遊ぶためには、雇用と収入のチェックが必須であり、ギャンブル依存症対策も求められています。

タイのパタヤ市長はカジノ施設の誘致と解禁に前向きですが、タイ王国警察は、カジノの建設場所を地域コミュニティや教育機関から離れた場所にするべきだと提案しています。

今、タイのカジノ解禁における観光収入増加と、社会的課題のバランスが求められています。

タイのカジノ候補地の場所一覧

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タイのギャンブル合法化に向けて、いくつかの地域がカジノの候補地場所として挙がっています。

計画されている最初のカジノは、エンターテインメント施設、ホテル、テーマパークを含むIR施設であるため、既に整備されたインフラを持つエリアが選定条件とされています。さらに、外国人観光客のアクセスを容易にするために、入国審査場の整備が必要とされます。

これらの条件を踏まえ、タイの首都バンコク、国際的なリゾート地プーケットがカジノの有力候補地として注目されています。

その他、カジノの候補地として考慮されている場所には、以下が含まれます。

  • チョンブリー(パタヤ)
  • ラヨーン
  • チャチューンサオ

これらの地域は、タイの東部経済回廊に位置しており、未来のハイテク産業基地として、特にEV自動車開発と製造に向けた計画が進んでいます。また、既にインフラ整備が進行中のエリアであり、カジノ開設に適した条件が整いつつあります。

以下では、タイのカジノ候補地場所として特に有力視されている、バンコクとプーケットについて詳しく説明します。

バンコクのカジノ候補地

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タイの首都であるバンコクは、近代的な高層ビルが立ち並び、東南アジアを代表する世界都市の一つです。

バンコクには巨大なショッピングモールや高級ラグジュアリーホテルが充実し、エンターテインメントの面でも非常に発展しています。

また、バンコクはビジネスや金融の中心地としてタイ経済を支えると同時に、観光業にも力を入れているタイ最大の経済都市です。

世界中から多くのインバウンド観光客を惹きつけるため、以前はバンコクはカジノの最有力候補地と見なされていました。しかし、最新の報告書によると、バンコクはカジノ候補地から除外されており、現在はバンコクでカジノによるギャンブルを楽しむことはできない状況です。

バンコクがカジノ候補地から除外された具体的な理由は明確ではありませんが、インバウンド観光客が多く訪れるバンコクよりも、地方都市のさらなる活性化を目指している可能性が高いと考えられます。

バンコクのカジノ計画が選考から外れてしまった要因として、地方の活性化を通じて、ギャンブル以外にもより幅広い経済効果を生み出し、タイの国全体の均等な発展を促進することが狙いであると予測されます。

プーケットのカジノ候補地

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タイ有数のリゾート地であるプーケットは、エメラルドグリーンの美しい海と真っ白な砂浜が魅力的な、世界屈指のリゾート地です。

通称「アンダマン海の真珠」とも呼ばれるほど、綺麗なビーチを持ち、年間を通して世界中から観光客が訪れます。

日本からの直行便は設定されておらず、通常はバンコクのスワンナプーム国際空港を経由する必要があります。しかし、プーケット国際空港は既に入国審査場が整備されており、これがプーケットをタイのカジノ候補地として最有力の一つにしています。

プーケットにカジノが開業すれば、オーストラリアのカジノや、オープンが期待されるグアムのカジノハワイのカジノと同様、訪れる人々は昼間はビーチリゾートでの憩いを楽しみ、夜はカジノで刺激的なギャンブルが楽しめるようになるでしょう。

これは、タイ旅行の新たなハイライトとなり得る、人気の観光モデルコースになるかもしれません。

タイのカジノリゾートホテル建設予定

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タイでは、ギャンブル解禁を受けて、カジノホテルと商業施設を備えた統合型リゾートの建設が計画されています。

この新たな取り組みにより、タイはラグジュアリーな観光施設とカジノを含む巨大エンターテイメントの中心地としての地位を確立することが期待されています。

現時点では、アメリカのラスベガスサンズおよび、カジノリゾート運営のリーディングカンパニーであるMGMリゾーツインターナショナルは、タイ市場への進出に向けて積極的に検討を進めています。

これらの業界経験豊富な大企業の参入により、タイのカジノリゾートホテルは世界クラスのゲーム、宿泊、および娯楽の体験を提供することが期待されます。

タイは豊富な観光資源ですでに世界中の旅行者に人気があり、カジノリゾートホテルが導入されれば、その魅力はさらに増すことは間違いありません。

このようにカジノリゾートホテルの建設は、タイの経済にとっても大きなプラスであり、国際的な観光地としてのさらなる発展を促すことになるでしょう。

タイカジノでのギャンブル年齢制限

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タイでのカジノ解禁および合法化に向けた議論を進めている検討委員会は、カジノへの入場に年齢制限を設け、入場料の徴収も検討していると報じられています。

カジノの具体的な年齢制限についてはまだ決定されていませんが、タイ国内で合法的に楽しめる競馬などの公営ギャンブルが21歳以上のため、カジノにも同様の年齢制限が適用される可能性が高いです。

日本では成人年齢が18歳に設定されていますが、日本で成人であっても、タイのカジノには21歳になるまで入場が認められない可能性があります。

これは、21歳未満の入場を制限することにより、若年層のギャンブルへの参加を抑制する狙いがあると考えられます。そのため、お子様を連れた家族旅行でタイのカジノを訪れる際には、この点に注意が必要です。

一方で、統合型リゾートの入場自体に年齢制限はないため、IR内にある施設の利用に際しては、カジノ以外のエリアならば年齢に関係なく楽しむことが可能です。

カジノにさえ立ち入らなければ、ギャンブル以外にも様々な年代の人々が、タイのIRが提供する多様なエンターテイメントや施設を楽しめるでしょう。

タイのバンコクや国境から近いカジノ

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現在、タイではカジノ合法化に向けた議論が活発に行われていますが、バンコクを含むタイ全土でカジノは違法とされ、禁止されています。

そのため、カジノで遊びたいタイ人や、タイを訪れている外国人観光客の中には、カンボジアのポイペトへ向かう人も多いです。

カンボジアのカジノは合法化されており、ポイペトはタイから陸路で容易にアクセスできるため、多くのタイ人が訪れます。そのため、タイの国境を越えると、すぐにポイペトの街があり、複数のカジノホテルが営業しています。

特にタイ人に人気のカンボジアのカジノは、カンボジア入国ゲートを出たすぐ近くにある「トロピカーナリゾートアンドカジノポイペト」です。ここでは、入国手続きを済ませた直後から、カジノでギャンブルが楽しめます。

バンコクからポイペトまでは約250キロの距離がありますが、直通列車を利用すれば、乗り換えなしで約5時間30分から6時間で到着します。

また、タイと国境の近いラオスでは通常、カジノの運営は認められていませんが、特別経済区内では例外的にカジノ設置が許可されています。

ラオスのカジノでは、入場料が無料であることが一般的で、入場するための年齢は21歳以上である必要があります。しかし、治安の懸念から、ギャンブラーにはあまり人気がないようです。

韓国のカジノをはじめ、フィリピンのカジノ、マレーシアのカジノ、ベトナムのカジノミリオンゴッドゲーミングは日本人観光客の間で人気があります。

タイ旅行中にカジノでの遊びを楽しみたくなった場合、ギャンブルを求める旅行者にとって、ポイペトは魅力的なオプションと言えるでしょう。

まとめ

本記事では、タイのカジノ解禁の現状やカジノホテル建設の候補地と年齢制限、そして現在タイのバンコクから行ける国境付近のカジノについて紹介しました。

長年ギャンブルに対して厳しい姿勢を見せてきたタイのカジノ解禁は現実味を帯びてきました。これからタイのカジノ委員会で議論を重ねていき、早ければ2030年頃には、ギャンブルが合法化され、タイにカジノが誕生する可能性は十分にあるでしょう。

現在、バンコクを含むタイ全土で違法カジノや、違法キャッシュゲームを含むアングラなポーカー大会などのイベントが長い間、横行しています。今後は、タイでのカジノ解禁への動きに伴い、これら違法行為への取り締まりが今後一層厳しくなると予想されます。

これらの取り組みや規制の実施は、日本のカジノ法案や、大阪や長崎IRなどカジノ候補地の開業時にも良い参考となるでしょう。

多くの人に待ち望まれるタイのカジノ解禁は、一歩一歩確実に前へと進んでいます。

当記事のガイドにもあるように、違法ギャンブルには一切手を出さずギャンブル合法化を待ち、タイカジノのオープン時には安全に思いっきり楽しみましょう!

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