更新日:2024-07-04
ハワイのカジノとは?
ハワイのカジノとは、オアフ島に位置するカポレイの町に建設が検討されているカジノ計画です。
現在、アメリカでは、ギャンブルに対する法整備が進んでおり、ほとんどの州においてカジノ建設が進んでいます。
しかし現在は、ハワイ州とユタ州のみ、合法的なギャンブルが認められていません。
ハワイは、日本ともつながり強い土地であり、人口の多くは日系アメリカ人や日本からの移民が占めています。また、正月には多くの芸能人がハワイを訪れるように、日本人を含む、多くの観光客がバケーション先に選ぶような観光資源も魅力的です。
しかし、ハワイは長年に渡りギャンブルを規制しており、これまで観光客がカジノ含むギャンブルで遊ぶことはできませんでした。
しかし、ここ最近になり、ハワイにおけるカジノ建設計画が州政府によって検討されていることが分かっており、豊富な観光資源を誇るハワイがさらに活性化されると期待されています。
実際、アメリカにはバリーズや、タイのカジノ計画にも携わるMGMなど、多くの企業が統合型リゾートを建設。街における大きな収入源になるほど、大きな人気を誇っています。
それに加えて、近年では、アメリカでオンラインカジノやスポーツベッティングなどiGaming産業も活発化。今では、スポーツ番組を見ると、ブックメーカーのオッズが表示されるほど、スポーツベッティングの普及が進んでいます。
実際、他の観光地を見ても、韓国のカジノやシンガポールのカジノのように、ギャンブル産業で多くの収益を上げている国や地域は存在します。
多くの観光客が集まるハワイにカジノは出来るのか?この記事では、ハワイにおけるギャンブルの法律や、現在検討されているハワイのカジノ計画を詳しく解説していきます。
ハワイのカジノとギャンブルの基本情報
数多くのリゾートホテルや、美しいビーチ、そして安定した治安が揃い、多くの観光客が集まるハワイ。
日本人においても、大人気の旅行先として知られている上、日本のテレビなどの媒体も頻繁にハワイを取り上げていますね。
その為、一回はハワイに行ってみたいと思った方も多いのではないでしょうか。
しかし、意外なことにハワイではギャンブルは全て禁止されています。
ハワイでトラブルに陥らないためにも、現時点ではハワイでギャンブルをするのはやめましょう。
ここでは、ハワイにおけるギャンブル事情を説明します。
ハワイのカジノとギャンブルの合法性
現在、ハワイにはカジノは存在していません。
これは、ギャンブル産業が存在することで、マフィアやギャングが関連する犯罪率が上がり、ハワイの観光産業の評判に大きな傷を与えると考えられているからです。
また、オンラインカジノやスポーツベッティングなど、オンライン上におけるギャンブルも固く禁止。それに加えて、競馬や競輪、競艇など、日本で人気を誇っている公営ギャンブルも一切行われていません。
その為、ハワイの土地においてギャンブルをすることは不可能と言えるでしょう。
しかし、ハワイ州外であれば、ギャンブルが認められています。ゆえに、ハワイに住む住人は、しばしばラスベガスに訪れ、ギャンブルを楽しんでいるようです。
ハワイのカジノの違法ギャンブルと危険性
ハワイにおいて、現在カジノを含むギャンブルは、違法です。
その為、日本人であっても、ハワイでギャンブルに手を染めれば、刑事事件として検挙されます。
実際、ハワイのカリヒ在住の男が、違法カジノを運営していた男が、逮捕されたというニュースも流れています。
ゆえに、ハワイ州内でカジノをプレイする際は、全て違法ギャンブルであり、とても危険です。
ハワイにカジノはある?場所は?
ギャンブルが未だ違法なハワイですが、そんなハワイでもカジノを楽しめる方法はあります。
それは、クルーズ船に乗船することです。
クルーズ船では、ハワイの領海内に入ると、カジノの営業を中止しますが、ハワイ領海外では、カジノが運営されています。
ここでは、ハワイでカジノゲームを楽しめる雄一の手段であるクルーズ船を紹介します。
カーニバルレジェンド
カーニバルレジェンドは、カナダ・バンクーバーを出発し、ハワイ島・カウアイ島・マウイ島・オアフ島のハワイ4島回る、14日間のクルーズを開催しています。
カーニバルレジェンド内には、「カーニバルレジェンドカジノ」と呼ばれるカジノが存在。
ブラックジャックやルーレット、バカラなどをプレイできる14台のテーブルゲームと、125台のスロットマシンが備えられています。ランドカジノに匹敵するほどのゲームを揃え、海の上でもギャンブルを存分に楽しめます。
また、ほとんどの日程で、食事が用意されているほか、停泊先でのホテルも確保されているのもうれしいポイントですね。
日本では、成田空港出発でクルーズ船に参加できるツアーも販売されています。カジノもしたいけど、ハワイにも行きたい方は、カーニバルレジェンドで行くクルーズの利用を検討してみてもいいのではないでしょうか。
ノルウェージャンクルーズラインプライドオブアメリカ
ノルウェージャンクルーズラインプライドオブアメリカは、7泊8日の日程で、ホノルルを出発し、ハワイ4島を回るクルーズです。
ノルウェージャンクルーズラインプライドオブアメリカは、カジノアトシーと呼ばれるカジノを備えています。
カジノアットシーでは、ポーカー、ブラックジャック、クラップスを楽しめるテーブルを用意。
また、スロットでは、リールスロット、ビデオスロット、ハイブリッドポーカー、ビデオポーカーなどがプレイできる最新マシーンを用意。1セントの低額から100ドルまで賭けられ、存分にカジノを楽しめます。
また、カジノ以外にも船内の施設が充実。2つのメインダイニングの他、アメリカンダイナー、カフェなどでは、多種多様な食事を楽しめます。
他にも、バスケットボールコートやバー、シアター。ジムなどが完備されており、船の中とは思えない体験を楽しめるでしょう。
もちろん、ハワイの各島に停泊するので、存分にハワイ観光もできます。
ハワイの観光島別、厳選カジノホテル
ハワイでは、現在カジノは運営されていません。
しかし、カジノの建設が検討されています。
大抵のカジノは、統合型リゾートと呼ばれる宿泊ホテルを含む複合型施設内にあります。統合型リゾートは、大阪IR計画により、大きな話題を呼んでいますね。
また、長崎においても、長崎のカジノ計画が浮上するなど、現在日本国内でもいくつかのカジノ候補地が検討されています。
その為、リゾートホテルが多数存在するハワイでは、将来ギャンブルが合法化された際に、既存のリゾートホテルにカジノが併設される可能性も大きいです。
ここでは、オアフ、マウイ、ハワイ、カウアイのハワイ4島におけるリゾートホテルを紹介します。
将来、これらのホテルでカジノがプレイできるかもしれません。
オアフ島ホノルルでギャンブル
オアフ島は、ハワイでも有数の都市であるホノルルがあり、多くの観光客が訪れています。
その為、多くのリゾートが存在し、大きな人気を誇っています。
その中でも、特に有名なのが「ワイキキビーチコマーアウトリガー」。その名の通り、ハワイでも有数のビーチであるワイキキビーチの近くに位置しており、多くの観光客が滞在します。
24時間対応しているフロントや、多くのレストランが併設。初めてハワイを訪れる方でも、安心して滞在を楽しめるでしょう。
その他にも、ヒルトンハワイアンビレッジやモアナサーフライダーなど、多くのリゾートホテルがワイキキに存在しています。
カジノホテルが出来れば、日本人が多く集まるワイキキにおいても、新たな名所になるかもしれません。
マウイ島でギャンブル
マウイ島も同じくハワイ州内であるため、ギャンブルは規制されているものの、数多くのリゾートホテルが存在します。
マウイ島は、「魔法の島」と評されていることもあり、ホノルルとは違う、静かでラグジュアリーなホテルが存在します。
特に、ハイアットリージェンシーマウイリゾート&スパは、おすすめであり、ハワイでギャンブルが合法になった際は、カジノも併設されるのではないでしょうか。
ハイアットリージェンシーマウイリゾート&スパは、ビーチのすぐそばに位置しており、様々なアクティビティーが用意されています。
子供も楽しめるアトラクションがあるので、家族連れにもおすすめです。
ハワイ島でギャンブル
ハワイ島は、広大な自然を有しており、トレッキングで人気のエリアです。
しかし、残念ながら、他のハワイ州の島々と同様、ギャンブルは出来ません。
ただ、多くのリゾートホテルが建設されており、カジノが合法になった際は、これらのリゾートでカジノで遊べる可能性がありますね。
特に、フォーシーズンズフアラライは、リゾートホテルの代名詞と言えるような建物が特徴で、ハワイの雄大な自然に癒されること間違いなしです。
また、プールなどのアクティビティーも充実しているため、家族連れの方もストレスなく楽しめるでしょう。
カウアイ島でギャンブル
カウアイ島は、ハワイで最も古くに誕生した島として知られています。
自然が特徴的で、ハワイを代表する鳥「ベニハワイミツスイ(イーヴィ)」も生息しています。
残念ながら、カウアイ島においてもギャンブルは禁止されています。また、観光客数もハワイ4島の中で、一番少ないです。
しかし、シェラトンやマリオット、グランドハイアットなど、多くの有名ホテル企業が進出しているため、これらのホテルにカジノが併設される可能性も大いにあるでしょう。
ハワイのカジノとギャンブルの新着情報
ハワイ州において、カジノを含むギャンブルは禁止されています。
競馬や競艇などの公営ギャンブルやオンラインカジノはもちろん、プライベート用に、自宅でスロットマシーンを置くことすら禁止されているので、かなりの徹底ぶりと言えるでしょう。
長い間ギャンブルに対して後ろ向きの制作を取り続けていたハワイですが、観光産業をブーストさせるためにも、現在カジノ合法化に向け、議論が続けられています。
また、ハワイ州政府「ハワイアンホームランド局」が、統合型リゾートカジノの建設に関する法案を可決したことで、さらに議論が加速しています。
ハワイアンホームランド局は、現在、ハワイ州において20万エーカー以上の土地を管理しています。これらの土地は、ハワイ市民に向けて売られており、2万8000人以上の市民が購入を希望しているものの、財政難から開発が大幅に遅れています。
その為、ハワイ州政府はこの土地にカジノを含む、統合型リゾートの建設を検討しているのです。
現在出されている提案では、20年間のライセンスをもとに、カジノ運営会社に売り出し、カジノによる収益の45%を税収として納めるように、法整備を行う予定です。
カジノから得た税収は、住宅開発費用などに使われ、ハワイの地元の経済と福祉のさらなる発展が見込まれます。
統合型の建設予定地として、現在挙げられているのは、カポレイ地区。カポレイ地区は、オアフ島の西部に位置しており、ワイキキから車で1時間弱の好立地です。
カジノが建設されれば、多くの来場者を見込めると共に、既にある豊富な観光資源のさらなる強化につながるでしょう。
日本人にも人気のハワイですが、カジノを含む統合型リゾートは出来るのか。現在注目が集まっています。
ハワイと近隣国におけるカジノの法規制と文化
ハワイの近隣に位置するサイパンのカジノでは、合法的にギャンブルが楽しめます。
特に、サイパンでは、インペリアルパレスサイパンと呼ばれる、統合型リゾートが2017年に誕生。豪華賢覧な内装が特徴的な統合型リゾートで、21歳以上であれば、誰でもカジノを楽しめます。
既に、サイパンの中では、ランドマーク的な場所として、観光客にも地元民にも大きな人気を誇っています。
また、グアムのカジノは存在しませんが、パチンコやビンゴなどの公営ギャンブルが娯楽として楽しめます。
また、日本からも多くの旅行客が訪れる、オーストラリアのカジノも人気があります。
さらに近年では、フィリピンのカジノやマレーシアのカジノ、カンボジアのカジノも建設されており、同じリゾート地であるハワイにおいても、カジノの建設は必須でしょう。
龍が如く8に出てくるハワイのカジノ
画像出典:龍が如く8公式サイト
“https://ryu-ga-gotoku.com/eight/”
日本のみならず、世界で大きな人気を誇るゲーム「龍が如く8」はハワイを舞台にしています。
作中には、主人公がプレイできる闇カジノが存在しており、龍が如く8をプレイする方は、ハワイの闇カジノで主人公に扮してカジノを楽しめます。
もし、実際にハワイにカジノが出来れば、龍が如くのファンが、主人公の気分を味わうために、ハワイのカジノに行くなんてこともあるかもしれませんね。
実際に、龍が如く8を制作しているのは、セガサミーが親会社のセガです。セガサミーは近年カジノにおけるスロットマシーンなどの開発も行っているため、何らかのコラボも考えられます。
また、龍が如くの世界観をモチーフにしたカジノが出来ても、面白いかもしれません。
まとめ
今回は、ハワイにおけるギャンブル事情や、建設が検討されているハワイのカジノ計画において、詳しく解説しました。
残念ながら、現在ハワイでは、カジノもギャンブルも固く禁止されています。
しかし、クルーズ船などを使えば、ハワイに観光に行った際でも、カジノゲームを楽しめます。
また、現在ワイキキ近郊のカポレイ地区において、カジノを含む統合型リゾートの建設計画が、州政府によって検討されています。
日本からも多くの観光客が訪れるハワイですが、ベトナムのミリオンゴッドゲーミングのように、日本人向けのカジノのオープンも期待できそうです。
今後、オープンの可能性を秘めるハワイのカジノの動向に、今後も注目していきましょう。