インドのカジノでギャンブル|徹底ガイド

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更新日:2024年11月7日

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インドのカジノとは?

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インドのカジノとは、ゴア州を含む一部の地域でのみ合法化されているギャンブル施設のことです。

限定されたエリアにあるインドのカジノは、ホテル内や豪華客船を使った船上カジノで、法律に基づき運営されています。

インド全国でギャンブルは連邦法によって基本的に禁止されていますが、ギャンブルを好む文化が根強いため、ゴア州など限られた場所では合法的なカジノが存在し、世界各地の観光客を中心に人気を集めています。

インドはその独特な文化、息をのむような美しい建築、そして強大なエネルギーが融合する魅力的な国です。日本人旅行者もその魅力に惹かれ、物価の安さも相まって長期滞在を選ぶ人も少なくありません。

本記事では、そんなインドのカジノについてギャンブルの基本情報から、おすすめのカジノホテル、軍資金やミニマムベット額まで、詳しく解説していきます。

インドのカジノとギャンブルの基本情報

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インドは、世界的にもギャンブルに厳しい規制を設けている国の一つです。

台湾のカジノグアムのカジノハワイのカジノと同様、カジノへの出入りを含め、ほとんどの賭博行為が基本的には禁止されています。

しかし、一部のギャンブルは合法とされていますが、それはどのような種類のものになるのでしょうか?

以下に、インドにおけるギャンブルの合法性と違法ギャンブルとその危険性について解説します。

インドにおけるギャンブルの合法性

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インドでは、公共賭博法により、ほとんどのギャンブル行為が連邦レベルで違法とされています。

一方で、エジプトのカジノドバイのカジノに見られるように、富裕層からの人気や需要が高まっている現状があります。

この増加するギャンブルへの関心を受け、インド政府は違法ギャンブルよりも、いっそ合法化してカジノプレーヤーや、事業者からの税収を確保する方が合理的だとの見解を示し始めています。この動きは、インドにおけるギャンブルの合法化に向けた一歩と捉えられるかもしれません。

現在、合法化が検討されているタイのカジノのように、経済利益と社会的責任のバランスを取ることが、インド政府の課題になっています。

インドの違法ギャンブルとその危険性

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ギャンブルに限りませんが、物事が厳しい法律で規制されるほど、違法の業者が出てきたり違法取引が行われるものです。規制の厳しいインドのギャンブルなので、必然的に違法ギャンブルが横行しています。

インドにおいて違法ギャンブルは、胴元だけでなく、参加者やその場に居合わせただけの人にも厳しい取り締まりが及び、懲役刑や罰金刑の対象になり得ます。

特に外国人旅行者にとって、知らず知らずのうちに違法ギャンブルに関わることは大きなリスクを伴います。インドを訪れる際はギャンブルに関する現地の法律と規制を理解し、違法ギャンブルには絶対に手を出してはいけません。

インドの合法ギャンブルの種類と実情

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インドでは、宝くじや競馬のように特別立法によって認められたギャンブル活動が合法です。

また、リアルマネーゲームやスポーツ賭博に関しては、法律が完全に整備されていないため、一部合法的に楽しめます。

ただし、インド国内の企業には厳しい制限が課されており、リアルマネーゲームやスポーツ賭博を提供することは公式には許可されていません。にもかかわらず、実際にはこれらの規制を回避し、活動を続けている事業者も存在します。

次に、インドにおけるリアルマネーゲームとスポーツ賭博の現状について、詳しく説明します。

リアルマネーゲーム

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インドにおいて、ギャンブル事業者が運営するリアルマネーゲームは存在し、新しいIT法の改正を受けても取り締まりを逃れることができました。

これらのゲームは、インドでは、ギャンブルではなく「スキルゲーム」と位置づけられることで規制を免れています。

2023年7月にはインド政府から、リアルマネーゲームに新たな税制が導入されることが発表されました。この新税制では、プレーヤーがゲームに入金する金額に対して28%の税が課されます。

重要なのは、この課税は入金額にのみ適用され、賭け金自体には課税されないという点です。海外の事業者が運営するリアルマネーゲームに関しても、インドの法律は同様に適用されます。

オフショアゲームを含む、全てのリアルマネーゲームに対して、プレーヤーの入金額はインド法に従い、課税の対象です。

これにより、インド内でリアルマネーゲームを提供する事業者も、海外事業者も、インド政府の定める税制に従う必要があります。

スポーツ賭博

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インドでは、クリケットを筆頭にホッケー、カバディ、サッカー、テニス、バドミントンなど、豊富な種類のスポーツ賭博が行われています。

これらのスポーツ賭博は、特にオフショアサイトを通じて行う場合、合法とされています。リアルマネーゲームと同様に、これらの賭博活動も課税の対象ですが、オフショアサイトを利用したスポーツ賭博を、直接禁じる法律は存在しません。

ただし、インド国内の一部の州では、スポーツ賭博に関するライセンス制度を導入しており、国内事業者が運営するスポーツ賭博サイトも合法的に利用可能です。

これにより、インド国内でのスポーツ賭博の環境は、地域によって異なる規制の下で成立しています。オフショアサイトを通じた賭けが広く受け入れられている一方で、一部の州ではより公式な形で、安全にスポーツ賭博が楽しめます。

インドの注目カジノでギャンブル

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インドで合法的に遊べる注目の人気カジノとして、デルティンロワイヤル、ビッグダディカジノ、メイフェア ガントクカジノ 麻雀の3つがあります。

インドのカジノは、統合型リゾートのような豪華ホテル内に併設されているものから船上カジノまで、施設スタイルはユニークです。

以下に、インドの注目おすすめカジノ3施設について、それぞれ紹介します。

デルティンロワイヤル

デルティンロワイヤル
画像出典: Deltin Royale 公式サイト
“https://www.deltin.com/deltin-royale-casino/”

デルティンロワイヤル(Deltin Royale)は、ゴア州パナジ近郊に位置する、24時間体制で運営される豪華な船上カジノです。

デルティンロワイヤルは3つのデッキを有し、カジノフロアの他にもレストラン、バー、プールなどの充実した設備が特徴です。

カジノゲームの種類は豊富で、スロット、ブラックジャック、バカラ、ルーレット、ポーカー、クラップスなど、様々なテーブルゲームで遊べます。

なお、乗船には最低4,000ルピー(日本円で約7,200円)の支払いが必要で、デルティンロワイヤルへのアクセスは、橋渡し役である小型の船に乗って向かいます。

注意したいのは、この小型船は満員になるまで出発しないため、船上カジノを訪れるには少し待ち時間が生じることがあります。デンティンロワイヤルのカジノで遊ぶ際は、計画的に訪れましょう。

ビッグダディカジノ

ビッグダディカジノ
画像出典: Big Daddy Casino 公式サイト
“https://bigdaddy.in/casino/”

ビッグダディカジノ(Big Daddy Casino)は、デルティンロワイヤルと同じくゴア州パナジ近郊にある船上カジノで、ギャンブル以外にも食事やダンスなどのエンターテインメントも楽しめます。

インド最大級のカジノの1つであるビッグダディカジノは、4つのデッキを有し、110以上のテーブルゲームを備えた豪華客船の内部で、バカラやブラックジャック、スロットなどのギャンブルが楽しめます。

メイフェア ガントク カジノ 麻雀

メイフェア ガントク カジノ 麻雀
画像出典: MAYFAIR Spa Resort & Casino, Gangtok – Hotel 公式サイト
“https://www.mayfairhotels.com/spa-resort-casino-gangtok/”

メイフェア ガントク カジノ 麻雀(Mayfair Gangtok Casino Mahjong)は、シッキム州ガントクにあるカジノで、5つ星ホテルのメイフェア・スパリゾート&カジノの施設内に併設しています。

メイフェア ガントク カジノ 麻雀のカジノは24時間営業で、バカラやブラックジャック、ルーレット、ポーカー、スロットなど種類も豊富にあり、入場料は3,200ルピー(日本円で約5,800円)です。

カジノフロア自体そこまで大きくありませんが、週末の夜になると、世界中のギャンブラーが集い大変な賑わいます。

インドの都市別一押しカジノホテル

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インドでカジノ体験を求めるなら、豪華なカジノホテルへの訪問がおすすめです。

首都デリー、経済の中心ムンバイ、文化の都コルカタ、そして南の大都市チェンナイと、インドには4大都市がありますが、カジノを合法的に楽しめるのは特定の地域に限られます。

各都市はそれぞれ独自の雰囲気、景色、文化を持ち、訪れる人々に常に新しい楽しみを提供しています。

以下では、インドの都市別一押しカジノホテルを紹介します。カジノ目的でインド旅行を検討している人は、是非参考にしてみてください。

デリーのカジノホテル

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インド首都特別地域のデリーは南アジアを代表する世界都市の1つですが、残念ながらデリーにカジノホテルはありません。

同様に、ムンバイ、コルカタ、チェンナイにもカジノおよびカジノホテルはありません。

デリーでのカジノ運営は法律で認められていなく、もしデリーに滞在しながらカジノで遊びたい場合には、ゴアやシッキム、ダマン、ガントク、バンガロールなどの地方へ足を運ぶ必要があります。

それでもデリーは、豪華な5つ星ホテルが多く存在し、カジノホテルに匹敵するような非日常的な体験を提供しています。これらのホテルはスパ、プール、フィットネスセンター、レストランといった多様な施設を備え、最高のひとときが過ごせます。

ゴアのカジノホテル

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インドのラスベガスとも呼ばれるゴアには、船上カジノと陸上カジノ合わせて16以上あり、カジノホテルも豊富です。

ディーラーがゲームを進行するテーブルゲームは船上カジノのみで、陸上カジノは電子テーブルゲームとスロットマシンが中心です。

以下は、ゴアでおすすめのカジノホテルです。

  • カジノ・ロワイヤル(Casino Royale)
  • ザ・プライド(The Pride)
  • デルティン・ジャック(Deltin Jaqk)
  • ザ・ズリ・ホワイト・サンズ・カジノ(The Zuri White Sands Casino)

これらのゴアのカジノホテルの特徴は、美しいビーチに近く優雅な雰囲気で、家族連れにも人気があります。ゴアのカジノホテルは、美味しい食事やエンターテインメント、最上級のサービスが受けられるため、カジノが目的でなくとも、滞在する価値は十分にあります。

インドのカジノ、ギャンブル規制と今後

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ギャンブル規制が厳しいことで知られるインドですが、2022年インドの一部の州ではオンラインカジノの合法化が実現しました。

一方で、合法とされたのはポーカーやファンタジースポーツのようなスキルベースのゲームに限られています。運の要素が大きいゲーム、例えばサイコロを使うシックボーや、ホイールにボールを投じるルーレットなどは引き続き違法とされています。

さらに、2023年10月には、オンラインカジノへの課税制度も導入され、プレーヤーが入金した金額に対して28%の税金が課されることが決定しました。

インドでのオンラインカジノ合法化は、まだ初期段階にあるため、今後は、ゲームの規制緩和や業界基盤の革新など、さまざまな変革が期待されています。

インドのカジノの年齢制限や服装

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インドのカジノでの、ギャンブルの年齢制限は、一律21歳以上と定められています。

ですので、たとえ日本で成人を迎えていても、インドでは21歳未満のカジノ施設への入場は認められていません。

大切なのは、インドのカジノへ入場するためには、パスポートの提示が必須です。コピーでは入場を拒否される場合もあるので、パスポートの原本を持ち歩きましょう。

また、インドのカジノは、5つ星ホテル内に併設されていることも多く、カジュアルな服装は許可されていますが、最低限のドレスコードが求められます。具体的には、半ズボン、タンクトップ、スリッパ、スウェットやジャージなどスポーツウェアも入場禁止の対象です。

カジノ目的でインドへ行く場合には、シャツやワンピースなど、ある程度小綺麗でカジュアルな洋服を持参するようにしましょう。

インドのカジノのギャンブル軍資金

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インドのカジノは比較的低レートで遊べるため、ギャンブルの軍資金は5,500~16,500ルピーと、日本円で1万円から3万円程度あれば、十分に楽しめます。

インドのカジノの平均ミニマムベットは、以下の通りです。

ゲーム ミニマムベット(ルピー) ミニマムベット(日本円)
スロット 10~50ルピー 約18~90円
ルーレット 100~500ルピー 約180~900円
ブラックジャック 250~1,000ルピー 約450~1,800円
バカラ 500~2,000ルピー 約900~3,600円

このようにミニマムベットが低いため低資金でも問題ありませんが、カジノ目的だけで長時間に渡って遊ぶ場合には、55,000ルピー(日本円で約10万円)は用意しておきたいところです。

また軍資金以外にもインドのカジノは入場料がかかります。カジノによって異なりますが、平均的には3,000~4,000ルピー(日本円で約5,400円〜7,200円)程度であるため、一緒に用意しておきましょう。

インドと近隣国におけるカジノの法規制と文化

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インドの近隣国にもカジノで遊べる国はたくさんあります。例えばネパールには首都カトマンズや観光都市ポカラなどに集中し、10施設前後の外国人向けカジノホテルがあります。

ネパールと言えば、ヒマラヤ山脈などの美しい自然景観や独特な文化を持つ魅力的な国で、歴史的な街並みと近代的なカジノの融合を楽しめます。

そしてカザフスタンのカジノはアルマトイ、カプチャガイなどに集中し、外国人観光客だけでなくカザフスタン人の入場も認められています。カジノ自体は決して豪華な作りではないですが、ローカルな雰囲気を味わえます。

ミャンマーは、仏教寺院やパゴダなどの歴史的な建造物や広大な自然が魅力的な国ですが、ヤンゴンには外国人観光客向けに複数のカジノがあります。従業員の監禁や詐欺、人身売買など治安に不安が残るミャンマーのカジノですが、最近では取り締まり強化により、健全なカジノも増えています。

他にも、大規模な統合型リゾートの建設計画が急加速に進むスリランカのカジノも、ギャンブル旅行でおすすめの国です。

また、インドは国際ハブ空港であるため、ギャンブル上級者は飛行機でマカオのカジノや、シンガポールのカジノを訪れてみるのもおすすめです。

まとめ

本記事では、インドのカジノとギャンブルの基本情報、インドの違法ギャンブルとその危険性、ゴアのおすすめカジノなどについて、詳しく解説しました。

インドは、世界的に見ても珍しい川や海の上でギャンブルを楽しめる船上カジノが中心で、ちょっとしたクルーズ気分で様々なカジノゲームを楽しめます。

また、インドではオンラインカジノとスポーツ賭博も条件付きで合法化されているため、今後もさらなる飛躍が期待できます。

東南アジアとインドは、飛行機や陸路でもアクセスが良いため、マレーシアのカジノフィリピンのカジノベトナムのカジノカンボジアのカジノなどに訪れて、違いを比較してみるのも良いかもしれません。

これからギャンブル旅行を検討しているのなら、是非インドも旅行先の選択肢に入れてみてください。インドならではのユニークなギャンブル体験が、訪れる人を待っています!

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