マリーナベイサンズカジノ|徹底ガイド

ゲーミング事業総覧 » シンガポールのカジノでギャンブル|徹底ガイド » マリーナベイサンズカジノ|徹底ガイド

更新日:2024年11月22日

マリーナベイサンズカジノ|徹底ガイドのバナー

マリーナベイサンズ カジノとは?

マリーナベイサンズ カジノとは?のバナー

マリーナベイサンズカジノとは、2011年2月に開業したシンガポールの総合型リゾート施設「マリーナベイサンズ」内に併設される世界最大級のカジノです。

マリーナベイサンズカジノは、4つのフロアにわたり250種類を超えるスロット2,300台以上、テーブルゲームは約500台で、バカラやブラックジャック、ルーレットなど30種類以上の豊富なゲームが揃い、世界中からギャンブラーが集います。

マリーナベイサンズカジノのゴージャスな内装も魅力的で、吹き抜けの天井には、世界最大級のシャンデリアが飾られ、豪華で非日常的な空間の中でギャンブルが楽しめます。

当記事では、シンガポールのカジノで最も有名で人気が高い、マリーナベイサンズカジノの魅力について詳しくご紹介します。

マリーナベイサンズカジノの運営企業

マリーナベイサンズカジノの運営企業のバナー

マリーナベイサンズカジノの運営企業は、アメリカ合衆国ネバダ州ラスベガスに本社を置く、カジノリゾート運営会社「ラスベガス・サンズ(Las Vegas Sands Corp.)」です。

ラスベガス・サンズと言えばラスベガスのベネチアン、マカオのカジノで人気を誇るベネチアンマカオ、ザ・パラッゾなど世界的にも有名なカジノリゾートを運営する企業で、時価総額はギャンブル業界で世界最大です。

最近はアジアを中心に事業を展開し、マカオにはラスベガス・サンズ運営の総合型リゾート5つ所有しています。さらに、タイのカジノ解禁が期待される中、運営に名乗りを挙げており、アジアのカジノ市場で中心的な役割を果たしています。

マリーナベイサンズの総工費と面積

マリーナベイサンズの総工費と面積のバナー
シンガポールの象徴的なランドマークである、マリーナベイサンズの総工費は、55億シンガポールドル(日本円で約6,200億円)です。

土地費用を含めると、88億シンガポールドル(日本円で約1兆円)に達し、当時としては世界でも稀に見る巨額のコストを投じ、建設されました。

さらに、マリーナベイサンズの敷地面積は約19万平方メートルで、これは東京ドーム約4個分に相当します。

これにより、マリーナベイサンズは単なるホテルやカジノを超え、一大エンターテインメントハブとしての地位を確立しています。

マリーナベイサンズの施設概要とアトラクション

マリーナベイサンズの施設概要とアトラクションのバナー
マリーナベイサンズは、3つの連なるタワーにまたがる船のようなデザインが特徴で、ホテル、ダイニング、ショッピングモール、スパ、プール、アトラクションなど、多彩なエンターテインメント施設が揃っています。

洗練されたセンスと壮大な豪華さを誇る空間で、細部にまでこだわった最上級のサービスが提供されるため、マリーナベイサンズでは、まるで夢の中にいるかのような非日常的な体験が楽しめます。

以下に、マリーナベイサンズの施設概要と各アトラクションの魅力について詳しく解説します。

インフィニティープールを備える高級ホテル施設

マリーナベイサンズの高級ホテル施設
画像出典: マリーナベイサンズ 公式サイト
“https://jp.marinabaysands.com/hotel.html”

マリーナベイサンズの3つのタワーにある10階以上は、ラグジュアリーな客室が設けられており、高級ホテルとしての設備に加え、壮大な景色が広がるインフィニティプールが備えられています。

客室は以下の、3つのカテゴリーに分かれ、「ザ・オリジナルコレクション」は、手頃な価格でありながら広々とした部屋が特徴です。次に、「ザ・サンズコレクション」では、より豪華な設備と最高のくつろぎを提供し、ワンランク上の滞在が楽しめます。さらに高層階に位置する「ザ・パイザコレクション」は、豪華絢爛な宮殿のような洗練されたレジデンシャルスタイルで、別格の存在感を放っています。

マリーナベイサンズの象徴とも言えるのが、57階に設置されたインフィニティプールです。このプールは、その名の通り無限に広がる感覚を体験できる巨大なプールで、空中に浮かんでいるかのように見えるその景色は、一生の思い出として記憶に残ることでしょう。

空中庭園を歩くサンズスカイパーク

マリーナベイサンズのサンズスカイパーク
画像出典: マリーナベイサンズ 公式サイト
“https://jp.marinabaysands.com/attractions/sands-skypark.html”

サンズスカイパークは、地上56階という圧倒的な高さからシンガポールの360度パノラマビューを堪能できる絶景スポットで、美しい空中庭園を歩いて楽しめます。

マリーナベイのきらめく水面やガーデンズ・バイ・ザ・ベイの幻想的な夜景、そしてシンガポールの象徴とも言えるスーパーツリーグローブなど、圧巻の景色が広がります。

夜になるとマリーナベイを舞台にした光と水のショー「スペクトラ」が開催され、色鮮やかなレーザー光線と力強い噴水が織りなす幻想的なショーを、サンズスカイパークから最高の眺めで堪能できます。

またサンズスカイパークには、バーやレストランなどの飲食店も併設され、広大な景色を楽しみながら飲食を楽しめます。

ニーズを満たすショッピング体験

マリーナベイサンズでのショッピング
画像出典: マリーナベイサンズ 公式サイト
“https://jp.marinabaysands.com/”

マリーナベイサンズには、世界的にも有名なカナルに囲まれたショッピングモールがあり、170を超える高級ブティックが立ち並び、19の世界的な人気ブランドも出店しています。

マリーナベイサンズのショッピングモールは、ラグジュアリーブランドからトレンドアイテムまで揃うことで、ギフトや自分へのご褒美まで、訪れる人のニーズを満たします。

また、最新のコンセプトを採用したブティックも多く、マリーナ湾の水面に浮かぶ「Apple Store(アップル ストア)」や世界初の「Louis Vuitton Island Maison(ルイヴィトン アイランド メゾン)」など、マリーナベイサンズでしか体験できない特別なショッピングが楽しめます。

国際会議を開催、サンズエキスポ&コンベンションセンター

マリーナベイサンズのコンベンションセンター
画像出典: マリーナベイサンズ 公式サイト
“https://jp.marinabaysands.com/expo-events-and-convention-centre/meetings-and-conventions.html”

シンガポールの中心地、セントラルビジネス地区に位置するマリーナベイサンズの「サンズ・エキスポ&コンベンションセンター」は、国際的な会議を開催する、シンガポール最大級の最新鋭のイベント会場です。

12万平方メートルの広大なイベントスペースには、最大45,000人を収容できるホール、2,000の展示ブース、250の会議室を備えています。

東南アジア最大級で11,000人を収容可能なボールルームは、華やかなパーティーや大規模な会議など、多岐にわたるイベントで活用されています。

花と緑の癒しの空間ガーデンズ バイ ザ ベイ

マリーナベイサンズのガーデンズバイザベイ
マリーナベイサンズの東側に位置する花と緑の癒しの空間ガーデンズ・バイ・ザ・ベイは、最新技術を駆使した未来型植物園です。

面積は101ヘクタールと広大で、大小の植物園や池、庭園など世界各国の植物観察を楽しめます。

ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ内で一際目立つ屋内ドームのクラウド・フォレストには、高さ約30mから滝が流れ落ち、熱帯山地で見られる低温多湿な雲霧林を体験できます。

エレベーターを使って滝の流れる山頂まで登れ、ちょっとした山の探検気分を味わえるのも魅力です。

科学とアートが出会う、アートサイエンスミュージアム

マリーナベイサンズのアートサイエンスミュージアム
画像出典: マリーナベイサンズ 公式サイト
“https://jp.marinabaysands.com/#experiences”

広さ5,000平方メートルのマリーナベイサンズのアートサイエンス・ミュージアムでは、レオナルド・ダ・ヴィンチやヴィンセント・ヴァン・ゴッホなど、世界的に有名な巨匠の作品を展示する博覧会や、光と音を使用した幻想的なデジタルアートショーが開催されています。

このミュージアムの3階ギャラリーは、高い吹き抜けの天井とユニークなドーム型の展示スペースが特徴です。開放的な空間でさまざまなタイプの作品が楽しめ、地下2階ギャラリーでは、パテーションで区切られた空間で珍しいアート作品を堪能できます。

さらに、アートサイエンス・ミュージアムでは「マリーナベイサンズ アートパス」という年間パスが提供されています。

このパスは218シンガポールドル(日本円で約2万5千円)から購入可能で、1年間無制限に入場できる他、会員限定の博覧会やセレモニーにも参加できます。

頻繁にシンガポールや、マリーナベイサンズを訪れる予定がある方には、この年間パスがおすすめです。

東南アジア最大級のレーザーショー、ワンダーフル

マリーナベイサンズのレーザーショー
マリーナベイサンズの目の前で開催される「ワンダーフル」は、レーザー、噴水、音を駆使したショーで、東南アジア最大級のレーザーショーとして多くの観光客に人気です。

このショーでは、水中から炎が吹き上がるなど、他のレーザーショーでは見られない迫力ある演出が楽しめます。

マリーナベイサズのワンダーフルは悪天候を除いて毎日開催され、午後8時と午後9時30分からの2回、さらに週末の金曜と土曜の夜には午後11時から特別なショーが行われ、多くの観光客や地元の人たちで賑わいます。

マリーナベイサンズのカジノフロア

マリーナベイサンズのカジノフロアのバナー
マリーナベイサンズのハイライトは、なんといっても15,000平方メートルを超える広大なカジノフロアです。シンガポールでの究極のギャンブル体験を求める人々にとって、600台以上のテーブルゲームや、1,500台以上のスロットマシンはまさに楽園です。

また、ギャンブル初心者でも楽しめるように、マリーナベイサンズのカジノフロアでは、ミニマムベットが低いテーブルゲームやスロットが下層階に用意されています。25シンガポールドル(日本円で約5,700円)から始められるテーブルゲームや、1ライン4.5円から遊べるスロットは、手軽にギャンブルを楽しむのに最適です。

さらに、マリーナベイサンズのカジノフロアでは、レストランやカフェ、休憩スペースを提供しています。無料で利用可能なサービスもあり、ギャンブルに疲れたら一休みできるのも嬉しいポイントです。

マリーナベイサンズカジノのVIP会員

マリーナベイサンズカジノのVIP会員のバナー

マリーナベイサンズカジノでは、一般フロアに加えて、VIP会員専用のフロアが存在します。

このマリーナベイサンズカジノのVIPフロアには、30室以上のプライベートルームがあり、特別感を演出する環境でバカラ、ブラックジャック、ポーカーなどのテーブルゲームなどのギャンブルが楽しめます。

ただし、VIPカジノのルビールームは一般フロアと異なり、入場にはマリーナベイサンズのサンズリワード・クラブ会員である必要があります。

サンズリワード・クラブ会員とはいわゆるVIP制度のことで、全5段階のランクに分かれます。

会員ランク 昇格サンズポイント数 ルビールームの利用
プレミア 条件なし 招待制
ゴールド 68pt 招待制
プラチナ 388pt 可能
ダイヤモンド 1,288pt 可能
パイザゴールド 3,888pt 可能

マリーナベイサンズの会員カードとして、プレミアはパスポートの提示のみで作成可能な基本レベルの会員資格です。このランクからゴールドへ昇格するには、サンズポイントを68pt獲得する必要があります。

サンズポイントは、シンガポールドルのS$50(日本円で約5,300円)をゲームにベットするごとに、1pt獲得できるシステムです。そのため、ゴールドへの昇格には、12ヶ月以内に合計でS$3,400(約36万円)以上をベットし、必要なポイントを集める必要があります。

ただし、プレミアおよびゴールド会員の場合、ルビールームの利用は招待制です。ルビールームでのVIPカジノ体験を確実に楽しみたい場合は、最低でもプラチナランク以上を維持することが必要です。

マリーナベイサンズでのVIPカジノ体験を満喫するには、まずプレミア会員、その後12ヶ月をかけてゴールドやプラチナへの昇格を目指しましょう!

マリーナベイサンズカジノの営業時間と入場料

マリーナベイサンズカジノの営業時間と入場料のバナー
マリーナベイサンズカジノは、年中無休で24時間営業しており、海外からの観光客はパスポートを提示するだけで無料で入場できます。

一方で、シンガポール市民や永住権を持つ外国人には、ギャンブル依存症対策の一環として入場料が課されます。この料金は100シンガポールドル(日本円で約11,400円)と設定されており、地元住民のカジノ利用を抑制するための重要な政策です。

このシンガポールにおけるギャンブル規制は、他国のカジノ政策にも影響を与えています。

例えば、日本でもカジノ法案が議論されており、大阪IRのカジノでは、日本人の入場にも同様のルールが適用される予定です。具体的には、日本人の入場には料金の徴収や、入場回数の制限などが設けられることが予測されており、これによりギャンブル依存症の防止を図ると同時に、健全なエンターテイメントとしての機能を保つことが目指されています。

マリーナベイサンズカジノの両替レートと換金方法

マリーナベイサンズカジノの両替レートと換金方法のバナー
マリーナベイサンズカジノの両替レートは悪く、また取り扱い紙幣はシンガポールドルのみです。日本円を両替したい場合には、ラッフルズプレイスがおすすめです。

ラッフルズプレイスはマーライオンの裏手、シンガポール金融街の中心部にあり、両替手数料は0%台なので、とってもお得にシンガポールドルへの両替ができます。

またチップの換金方法はカジノフロアにあるキャッシャーで行います。ここでもシンガポールドルで受け取るため、帰国時に日本円に両替する場合はラッフルズプレイスを利用しましょう。

マリーナベイサンズカジノでのチップの購入法

マリーナベイサンズカジノでのチップの購入法のバナー
マリーナベイサンズカジノでは、シンガポールドルを持っていなくてもクレジットカードを使用してチップを購入できます。

ただし、マリーナベイサンズカジノでは利用できるカードブランドが限られているため、事前にチェックしておきましょう。

 

利用 カードブランド
可能 VISA, マスターカード
NG JCB, アメックス, Diners Club

また、クレジットカードでチップを購入する際、取引金額の2.3%が手数料として差し引かれます。

この手数料は、特に高額のチップ購入をする場合には費用がかさむため、使用する際はその追加コストを考慮に入れることが大切です。手数料を避けたい場合は、他の支払い方法も検討すると良いでしょう。

マリーナベイサンズのカジノでは、ATMや両替サービスも利用可能ですが、こちらもそれぞれに手数料がかかることが多いので、どの方法が最も効率的か事前に確認しておくと安心です。

マリーナベイサンズカジノへの入り方やアクセス方法

マリーナベイサンズカジノへの入り方やアクセス方法のバナー

シンガポールのマリーナベイサンズは、独特な船形のデザインを持つ3つのタワーで有名なカジノ付き総合型リゾート施設です。

2010年に8,000億円以上を投じて開業したこの施設は、シンガポールのカジノとギャンブルの象徴として知られています。開業当時、SMAPが出演するソフトバンクのCMに起用されたことで、日本での知名度も一気にアップしました。

そんなマリーナベイサンズカジノへの入り方ですが、世界的な基準においても非常に厳格なセキュリティレベルで知られています。

まず、カジノフロアに入る際、詳細なセキュリティチェックが行われます。

特に混雑する時間帯では、セキュリティチェックの前に行列ができることがあり、待ち時間が10分程度になることもあります。さらに、年齢確認のためのパスポートのチェックは、列の最初と入場直前の2回実施されます。

一方で、マリーナベイサンズカジノへのアクセスは非常に明確で、リゾート内の各所に設置された案内板が道案内をしてくれるため、迷う心配はほとんどありません。

海外旅行慣れしていない人や、英語が不得意な場合でも、問題なくスムーズに辿り着けるでしょう。

マリーナベイサンズの2024年新着情報

マリーナベイサンズの2024年新着情報のバナー
2024年4月、シンガポールのマリーナベイサンズは、2029年までに4つ目のホテルタワーを建設する計画を発表しました。

この3.3億ドルを投資するマリーナベイサンズの拡張プロジェクトは、元々2025年に完成予定でしたが、パンデミックにより遅延しました。

マリーナベイサンズに完成する新しいタワーは、現存する3つのタワー複合施設に隣接して建設され、2025年7月に本格的な建設が開始される予定です。

この拡張には、スカイルーフを備えた高級ホテルタワー、15,000席のエンターテイメントアリーナ、改善されたMICE施設、新たな飲食およびナイトライフ体験が含まれます。

この計画はシンガポールのレジャーおよびビジネス観光の魅力をさらに高めることを目指しており、また、新たなエンターテイメントアリーナは、世界的なアーティストの公演誘致に利用されます。

4つ目のホテルタワーができることで、ますますマリーナベイサンズの国際的人気が高まることは間違いないでしょう。

まとめ

今回はシンガポール最大のカジノ「マリーナベイサンズカジノ」の概要と、マリーナベイサンズIR施設の紹介などをまとめてみました。

マリーナベイサンズカジノは世界最大級の巨大カジノで、合計3,000台近くのスロットとテーブルゲームで遊べます。広々とした空間と吹き抜けの天井、色とりどりの豪華な装飾で、非日常的な雰囲気の中、様々なギャンブルを楽しめます。

また施設内も豊富なアトラクションやエンターテインメントが併設され、カジノ以外にも楽しめる要素がいっぱいです。

アジアの他のIR施設では、韓国のカジノの中でも最近出来たインスパイアカジノや、最新設備を搭載したパラダイスシティが話題です。

さらに、シンガポールは、温暖な気候と治安の良さ、クリーンな都市環境で、長年にわたり日本人旅行客にも人気です。

マリーナベイサンズは、シンガポールの魅力と世界クラスのエンターテインメントが融合した施設として、訪れる価値があります。

海外で本格ギャンブル体験してみたい方は、シンガポールのマリーナベイサンズカジノをぜひ訪れ、非日常な時間を楽しんでみてください。

© 2024