更新日:2023-05-10
大型ホテルやショッピングモール、劇場など、世界中に様々なエンターテインメント施設を展開する大手カジノ運営会社「MGM」が、1億5千万ユーロを出し、プッシュゲーミング(Push Gaming)の買収が報じられました。
MGMと言えば大阪夢洲に建設されるカジノ付きリゾート施設(IR)の運営会社であるため、プッシュゲーミングの買収が日本初のカジノに何かしらの良い影響を与える可能性があります。
この買収劇の仲介に入ったのがレオベガスです。日本市場から徹底(現在はカジノレオとして別会社が運営)したレオベガスは2022年にMGMによって買収されており、現在はMGMの子会社として世界中に向けてオンラインカジノを運営しています。
買収の交渉はMGMではなくレオベガスによって進められていたとされ、その背景にはゲーミングにおけるポートフォリオマネジメントとB2B全体の強化を目的としています。
そもそも、MGMがレオベガスを買収した理由はオンラインカジノ部門の多様化であり、欧州を中心として自国(米国)以外の世界市場への参入が背景にありました。
プッシュゲーミングはロンドンとマルタ共和国にメインオフィスを置くゲームプロバイダーのため、今回のMGMによる買収で欧州市場でのさらなる事業拡大へ繋がってくると予測します。
そして、気になるのが、この買収による大阪夢洲カジノへの影響です。多くのオンラインカジノファン待望の展開になるかもしれません。
日本初のカジノが大阪夢洲に決定したことと、同施設を運営するMGMによるプッシュゲーミングの買収が成立したことで、もしかしたら夢洲カジノで同社のゲームが遊べるようになる可能性が出てきました。
プッシュゲーミングと言えば独創性の高いボーナスラウンドと美しいグラフィックス、迫力あるサウンドなど、エンターテインメント性の高いスロットを数多くリリースしています。
大手オンラインカジノの多くがプッシュゲーミングと提携しており、人気ゲームランキング上位には必ずと言っていいほどプッシュゲーミングのスロットがランクインしています。
そんなプッシュゲーミングの代表的なスロットとして「ジャミンジャーズ」「レイザーシャーク」が挙げられ、どちらも世界中のオンラインカジノファンから支持を集めています。
特にジャミンジャーズは2018年9月にリリースされて以降、その圧倒的な爆発力と独創的なゲーム性で大ヒットを記録しています。一撃最大20,000倍という驚異の爆発力と高いボラティリティは、現行機の中でもトップクラスです。
初心者からハイローラーまで幅広い層から支持と人気を集め、プッシュゲーミングを代表するスロットと言っても過言ではありません。
これまでオンラインカジノでしか遊べなかったこれら人気スロットの世界観をテーマにしたランドカジノ用スロットが夢洲カジノでリリースされるかもしれません。
そう考えるだけで多くのオンラインカジノファンは期待感でいっぱいになることでしょう。
現段階では夢洲カジノにどこのゲームを導入するのかはまだ発表されていませんが、プッシュゲーミングのスロットで遊べるようになれば多くのオンラインカジノファンを引き寄せ、国内カジノの活性化に繋がること間違いありません。
MGMのプッシュゲーミング買収が日本初のカジノにどのような良い影響を与えるのか、今後の動向に目が離せません。
今回は、大手カジノ運営会社「MGM」によるプッシュゲーミング社の買収、そしてこの買収によって大阪・夢洲カジノに与える良い影響について詳しく解説させていただきました。
MGMの子会社「レオベガス」によって交渉が進んだとされるプッシュゲーミングの買収劇は、すでに法的手続きまで進んでおり、あとは正式発表を待つだけという段階です。
プッシュゲーミングが大阪・夢洲カジノの運営会社であるMGMの傘下に入れば、ジャミンジャーズやレイザーシャークなどの人気スロットをランドカジノで楽しめるようになるかもしれません。
ただ大阪・夢洲カジノの開業予定は2029年とまだまだ先です。その記念すべき日を迎える前に、オンラインカジノでプッシュゲーミングのゲームを体験してみてはいかがでしょうか?
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