更新日:2025年01月17日
ゲーミングは、中毒者が存在することにより、危険なものとしてメディアに紹介されることがしばしばあります。
しかし、ゲーミング事業が存在することにより、社会に適度な刺激が供給され、活力の源となることも事実です。今回は、ゲーミングの事業を推進する白石氏にゲーミング事業の社会的な役割について、ご説明頂きました。
本回は、以下の3点にまとめて解説頂きました。以降で詳細を紹介していきます。
– ゲーミングの社会的な意義について、どのような考えを持っていますか?
白石氏:
そもそも、人は歳を重ねるにつれて、新しいものと触れ合う機会が少なくなり、徐々に日々が単調になっていくものです。もちろん、人によっては、年齢に関係なく、新たなチャレンジを繰り返していく人もいますが、時間や場所、ライフスタイルなどの制約により、誰しもがそうはできません。
単調の日々を過ごす人の心の中では、「わっ!」と心が踊るような刺激が求められるようになります。
ゲーミングの存在は、このような平凡な日常の中に、結果を待ちわびる際のドキドキ感、的中した時の高揚感など、刺激を供給する役割を担っているのです。
特に、昨今の高齢社会の中では、手軽に日々に刺激を生じさせてあげるような新しい仕組みを作ってあげることは、より一層必要とされるはずです。起業家である私としては、このような社会の課題を解決することは、使命だとも考えています。
白石氏:
専門家ではないので、医科学的な根拠は専門論文にて確認頂きたいと前提を踏まえた上で、ある研究結果を例に挙げます。
ある研究によると、ギャンブルをしている際に、慎重にならなければならないといった思考が働くと分泌される伝達物質が、アルツハイマー病や統合失調症、うつ病といった脳の病気に作用するという見解があります。
これは上で述べた感覚的な話とは違い、ある種、人が生物としてこのような刺激を必要としていると解釈できます。あらゆることが便利になり、非効率さや危険な場面が少なくなっていく一方で、人が生物として元々必要としていたドキドキ感が、供給されづらい世の中になっているのかもしれません。
従って、このような世の中になったからこそ、ゲーミング事業の存在は、より一層意義のあるものと言えるでしょう。
もちろん、過度な利用は、個人そして社会全体にもよくありません。これは、ゲーミングに限ったことではなく、酒飲や喫煙などあらゆることにも当てはまることですが、一定の制御能力を備えていることは前提とします。
(参考:京都大学より https://www.kyoto-u.ac.jp/ja/archive/prev/news_data/h/h1/news6/2011/120221_1_1)
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白石氏:
ゲーミング事業は、経済的な観点だけでなく、人の内面にも活力をみなぎらせる可能性があります。
今後、日本を元気にしていくためにも、ゲーミング事業が早急に日本社会に受け入れられていくことを望んでいます。私は今できることは何かと考えた末、欧州に拠点を移し活動する運びとなりました。将来、日本経済の成長、そしてゲーミング産業でトップになること等、同様なビジョンを掲げ、切磋琢磨できる同志が増えていくことを期待しています!
全5回「連続起業家|白石憲正が語る欧州でのスタートアップ挑戦」:
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小山道也
カジマル編集長担当、オンカジ業界専門家
オンカジ業界経験10年超。コンサルタントとして就業した後に、欧州でビジネス修士号を取得。そして、海外マーケテシング企業にて、オンラインカジノのメディア立ち上げに携わり、今に至る。 論理思考や分析思考をもとに、入金不要ボーナスをさまざまな観点で解析し、読者に分かりやすく解説するのが得意。独自のレーダーチャートは、その他メディアでも参考にされ業界の標準化にも貢献した。当メディアの運営以外では、オンカジサイト立ち上げ時の外部アドバイザーとしても活動している。
西尾昇
コンテンツ制作担当
ディーラーとしてゲーミング業界に携わる。その後、表舞台からは身を引き、コンテンツ制作に回り、ルーレットやバカラのゲーム解説や攻略記事をはじめ、オンカジ比較評価記事やボーナスの解説コンテンツの制作に従事。業界での人脈が広く、各社のキーパーソンと繋がっているので裏情報にも精通。カジマル.comでは、業界の隅々を分かりやすく解説し定評を得る。エディトリアルメンバーの中ではエキスパートとして立ち回っている。